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(06/Sep/2019)

公式マルウェア

 Android及びiOS向けのアプリCam Scannerがマルウェアを内蔵していたとして、Google Playから削除されました。それに伴い私のスマートフォンにも通知が来ました。早速削除。これは本や看板などを斜めから撮影しても長方形に補正してくれるソフトです。無料版では広告が入るのですが、そのモジュールにマルウェアが仕込まれていたそうです。他のアプリをインストールさせたり有料サービスに勝手に登録したりできてしまうそうです。皆様もご注意を。

 この仕掛け、開発元も承知の上で広告モジュール提供会社と組んでいたとか。酷い話です。有料版ではこの問題がないとされていますが、実は無料版+有料版の組合せで動く仕組みなので、安全とは言えないのです。無料版はダウンロードできなくなっているので、お金を払っているのに使えない人も出てきます。いやあ、とことん悪質ですよこれ。


(10/Sep/2019)

キャッシュレスレス

 国家経済を死に導くのがキャッシュレス政策です。既にクレジットカードというものが存在するので、こんなものを欲するのはポイントに釣られた貧乏人だけ。消費税増税に合わせて国がポイントを発行するわけです。このポイントが誰を利するかと言えば、件の貧乏人ではなく、キャッシュレスシステムを運用している民間企業です。その原資はゼロ。消費税を利用しているので国は損をしません。全員の資産を数値化しやすい方向に向ける最高のやり方です。特に貧乏人は全体の動きではなく自分の損得だけで動きますから。そして登録手続きは個人事業主に押し付けていますので、工数もゼロ。その上キャッシュレスシステム運営会社に手数料を支払わないといけません。この負荷は競争の原理に何も寄与しません。誰一人得をしないのに、各種メディアは挙って祭りにしようとしています。キャッシュレス普及率1割の日本は遅れていると揶揄していますが、偽札がないというのは最先端なんですけどね。現金がなくなったらちょっとした操作ミスで大インフレを起こせますが、そういう議論は絶対にしませんよね。政府と官僚は私利私欲で、メディアは反日で日本を死に導いている、そういう構図が見えてきます。


(13/Sep/2019)

我が人生の浅さよ

 気になっている女性と音楽を聴きに行きました。しかし曲は想定外でバラード一切なし。GranTurismo感がたっぷりで私はノリノリ。そう私はね。彼女は楽しめたのか…実に心配ですが、ちょっとは仲良くなれたかな。いや、退屈だったんじゃないか? んー、話で盛り上げるなんて全然出来ねえし、すげー迷惑だったろうなあ。あーあ、貴重な時間を奪ってしまった。どうすれば良かったのか分からない我が人生の浅さよ。


(18/Sep/2019)

タイヤのヒビ

 車のタイヤのトレッド面にヒビが入ってきました。交換してから11年のヨコハマタイヤDNA S.Drive。購入時から柔軟性が期待を持たせてくれただけあって、青空駐車にも関わらず本当に頑張ってくれました。車購入時の標準装備だったブリヂストンPotenza RE040はウエット性能が酷い上に3年でひびだらけになったんですよ。標準装備タイヤはメーカーに関係なくこんな感じのようですね。

 今回もS.Driveを買おうと思ったのですが、時の流れは残酷なもので、バージョンアップと片落ちを経ておりました。後継であるADVAN FLEVAはバージョンアップ後のS.Driveより結構性能が良くなっているようですが、お値段も3,000円くらい高くなっていました。これより評価の高いミシュランPilot Sport 4やPrimacy 4の方が2,000円ほど安いという事実。果たしてミシュランはひび割れしにくいのか。

 ひび割れについてメーカー別の特徴を調べると、人によって言うことが違います。銘柄によって使う材料が異なっても傾向はあるはずです。しかし、ヨコハマタイヤは硬化しやすいという書き込みがありました。ミシュランに関しても両論あります。ただ、ダンロップとトーヨータイヤは殆どが「硬化が早い」との評価ですね。ブリヂストンは標準装備品は悪評だらけです。証拠写真も豊富。母数が多いのでしょう。尚、ピレリはかつてF1で露呈した駄目っぷりが強烈で候補に入れていません。

 こうした調査で分かったことがあります。それは画像検索するのが一番早いということです。「[銘柄] ひび」でOK。ミシュランのPilot Sportでは結構ひび画像が出てきます。長距離を乗る人でないと勿体ないことになりそうです。一方、ヨコハマタイヤのFLEVAはそんな画像一切なし。発売から3年なので、3年は確実に何の問題も起きないということですね。

 私はあまり乗らないのでFLEVAにすべきですが、価格がネックでした。ここでも分かったことがあります。それは「タイヤは価格.comではなく楽天市場で探せ」です。そういえば11年前もそうでした。これで一本あたり2,000円の節約。4本買うだけにシビアになりますよ。直送OKの取り付け店が今は近隣にあってしかも安いことが分かり、何とか最適解に辿り着けたようです。205/50R17で合計6万円台に収まりました。


(22/Sep/2019)

Ys8 Lacrimosa of Dana読了

 今更ながらPlayStation4用のゲーム、イース8 ラクリモサ オブ ダーナをクリアしました。このシリーズは主人公アドル・クリスティンの著書という設定で彼の冒険を追体験するもので、舞台は世界ではなく一地方です。今回は無人島ながら太古の昔と話が繋がるということでスケールの大きさが分かりませんでしたが、プレイ時間78時間と実に長い話でした。以下、完全にネタバレです。2年前のゲームですからね。

 話はアドルが乗船していた豪華客船の沈没とその遭難者の救出に始まり、恐竜の出現、島にかつて存在したエタニア王国を体験する夢、遭難の原因であり無人島脱出を阻む海竜との戦い、海竜出現の原因である謎の天変地異「ラクリモサ」による人類の危機、エタニア王国の秘密と過去のラクリモサによる崩壊の歴史、ラクリモサ阻止作戦、そしてすべての真相の把握と、イースシリーズとしては壮大すぎるくらいでした。毎度、アドルが何とかしないとそのうち世界が滅亡するというくらいの出来事が起きてはいるんですが、描写の妙なのか危機感が強い話でした。アドルが見たエタニア王国の夢は、未来予知の出来る最上位の巫女ダーナに自分がなっているというもの。ダーナは実在しており、アドルは夢で、ダーナは未来予知で相手の行動を認識して行動します。プレイヤーは2つの時代を行き交って新たな道を作ったりしていくので、因果律なんて何処にもありません。ここまで大胆な時代間の交錯は思いもよりませんでした。恐らく矛盾だらけになっている筈ですが、それが気にならないのがまた凄い。遂には、ダーナが現代(作中は中世時代)に現れます。アドルとダーナが互いに分身のような、秘密を共有した恋人のような、無二の仲間のような不思議な感情で初対面するのが感慨深かったりします。

 作品紹介を見たときには、ダブル主人公システムということで、一作限りのキャラクターとアドルに深い繋がりを作っても陳腐になるだけではないかと思っていました。しかしそれは杞憂でしたね。ダーナの生い立ちや絶望的な経験をプレイヤーにしっかり植え付けるだけでなく、彼女の熱さとアドルに似た無鉄砲さが魅力的で、シリーズ屈指の愛されキャラクターになったと思います。PS4版で追加された、ダーナ一人のダンジョンもボリュームがあって楽しめました。これをやると、以前のようなアドル一人のシステムに戻してもいいんじゃないかと思わされます。やはり奴は一人で化け物を倒してナンボじゃないでしょうか。

 その他のキャラクターも性格付けが秀逸で、遭難仲間と楽しい時間を過ごせました。過去作に出てきた、仕事が出来る上に優しくて腰の低い女総督グリゼルダも一緒に遭難していました。序盤で船の中を歩き回っても彼女には会えません。どこにいたのかと思えば、唯一入れなかった貴賓室にいたんですね。こうして終盤に知り合いが出てくるというのもなかなかいい演出です。これなら次回作の怪物仲間とも楽しく過ごせるんだろうなと期待できます。原点である孤独な闘いもいいんですけどね。


(29/Sep/2019)

前作とは似て非なるもの

 Ys IX Monstrum Nox(イース9 モンストルム ノクス)を購入しました。まだイース8のやり込み要素をクリアしてないんですが仕方なし。んー、今作は街中で人から見えない状況で魔物と戦うんですね。昔のプリキュアみたい。さっきまでイース8の無人島にいた私としては、ワクワクしつつも人や建物や店の多さにちょっとうんざりです。セイレン島の漂流村ですらアクセサリや防具を作れる人が複数いて困惑したんですけどね。この都市は異様に広いので閉塞感は全くありません。でもこれは冒険じゃないなあ。

 ネタバレを避けて評論できるのはゲームシステムですね。武器強化、迎撃戦演習、スキル、クエスト、ロケーションポイント等、8を引きずってます。分かりやすいのは安心できますね。一方で大きく異なるところは、高低差を使った移動が多彩になったことです。感覚としてはGravity Dazeに近いものがあります。さすがに壁に張り付いたり空に向かって「落ち」たりは出来ませんけど、移動時の思考過程が似ています。あと、怪人が街から出られないというのはAkiba's tripかよと突っ込みたくなるアホ設定です。

 ここから完全に批判的な内容です。フラッシュガードとフラッシュムーヴは有効時間が分かりにくく改悪されています。効果が切れても気付かず敵に突っ込みかねない。戦闘が良くなっているという意見を目にしますが、敵に囲まれまくるのはどうかと思いますよ。場面によっては狭いところで自分の操作キャラが見えない状態でボコボコにされます。ガードも回避もあったものじゃない。そしてロード時間の長さにイライラします。8と違って一度に広範囲を読み込んでいるからだと思いますが、あの「爆速ロード」に慣れてしまうと厳しいですね。指定地点への瞬間移動が瞬間ではないので苛々。屋内への移動もロードが入ります。パッチで改善するそうですが、どこまで速くできることやら。あとはカメラが直上を見られないのがストレスを溜めてくれますね。壁走りとかするのに上が見えないんじゃ探索プランを練られないんですよ。Gravity Dazeではちゃんと真上が見られます。女の子の股下を見る感じになるけど、別にいいでしょそんなこと。更に、クエストは逃しがちです。変に分かりにくいのが多いし。イース8では逃しにくかったんですけどねえ。音楽も残念。現時点ではサントラは要らないと思ってます。全然耳に残らない。こんなことはシリーズで珍しいのではないでしょうか。そして最後に、当然なのですがダーナに会えない。彼女の形見(元は彼女の母親の形見)がイース8のクリアデータ保有ボーナスで貰えるだけに、無性に会いたくなるんです。あの形見、着けるしかないじゃない。


(30/Sep/2019)

猫は壁を走る?

 どうやら私の感想に反してイース9の評判が良いようです。多くが怪人「白猫」の壁登りが楽しいというもの。なるほど。私はPS4購入時のキャンペーンで入手したGravity Dazeで壁を走る体験をしてしまっているんですよね。そういえばあちらはキトゥン(子猫)という名前でした。猫ってそんなに壁を上るかなとか思っちゃいますけど。

 そういえば、どうもダーナっぽい人物が街にいるんですよね。外見は全く違います。でも発言が怪しい。ダーナは今や女神なので何ができても不思議じゃないんですよね。同じ女神でも石になっちゃったイース1と2のレアとフィーナの二人とは違いますからね。んー、ダーナに会いたいと言ったけどこれは違うだろうよ。やるなら、街中にあの指輪があるとか、彼女が書いたとしか思えないヒントを用意するとかじゃないの? 「あ、いるのかも」と思わせるだけでいいじゃない。ついでに小さい黒真珠か金のネックレスでも置いておけば「え、まさかフィーナも!?」ってなるでしょうに。特徴的すぎるレアの銀のハーモニカを置いちゃうのは駄目。そういう匙加減って重要だと思います。


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