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(04/Mar/2019)

うん、落ちるわ

 電車でポールを挟んで私の隣に座った奴が、腕を明らかにポールをはみ出した状態で本を読んでいます。今まさにこの瞬間。奴は肩をすぼめるべきなのですが、肩を思い切り開いてるんですよね。チラッと見えた本の内容は就職面接のコツらしいんですが、まずお前の腕のせいで痛い思いをしている隣席に気付けないようじゃ落ちるぞ。押し返すようにゴリゴリやっても無反応。感心するわ。


(06/Mar/2019)

小田急電鉄の糞っぷり

 最近、都心部では各所で鉄道の運転見合わせが発生しています。期末とは言え、まだ自殺するタイミングではないと思うのですがどうなのでしょう。ここでふと思ったことがあります。

 所謂バイトテロでは企業側がバイトのバカを提訴する動きがありますが、汚染物を食わされたであろう顧客への還元はされません。ただのイメージダウンではなく、教育も監視も怠って客を裏切ったのだということを理解していないようです。そもそもの企業のマインドが腐っているのでしょう。バイトに食品を作らせるというのがふざけた話なんですよ。大戸屋とかくら寿司とかね。正社員だけに作らせて価格を維持できないなら上げればいい。これって、鉄道にも同じようなことが言えると思うんです。

 やはり今日もどこぞの鉄道で運転見送りがあるようですが、鉄道において、自殺による人身事故ではその遺族に賠償請求が行きます。しかし巻き込まれた乗客には何の補償もありません。致し方ないものではありますが、ホームから簡単に身投げできる状況を作っている鉄道会社にも責任の一端はあるでしょう。交通インフラとして倒産するはずのない地位を得ている以上、輸送の責任は追うものです。トラブルがあれば国交省に届け出なければいけない立場です。その一つである小田急電鉄はその施策が遅れています。ケチっているだけでしょう。付随事業でその弩ケチ根性を見せつけられていますからね。スーパーの糞っぷり、介護事業の閉鎖っぷりと素敵なものがありますよ。下北沢の工事を延々とする金があるなら、他にもホームフェンスを作れ。借金してでも作れ。国が命じろ。


(06/Mar/2019)

タブレットって何だろう

 PCで作業する際の補助資料表示やサブディスプレイとして購入したNexus7 (2012)の電池容量が半分くらいになってしまったようです。充放電なんてどう考えても100回もしていないのにこれですよ。Nexus7はASUSが作っていることと本体の安さを考えると、支那製のリチウムイオン二次電池を使っていると思われます。所詮そんなものですね。この性能はちょっと酷すぎると思うけど。

 試しにOSのアップデートをしましたが改善せず。それどころか評判通りに動きが鈍ってしまいました。ハードウェア的に悪くないタブレットだと思っていましたが、ダメですね。そこで新しいタブレットを購入することにしました。今となっては、画面に表示したものを高精細な画像として残したいという新たなニーズも生じています。それは概ねPCで実現できるのですが、スクリーンショットを撮り、それを画像エディタにペーストして保存するという手間があります。従ってボタンを押すだけで済むAndroidが必須です。そして、電子書籍用途も考えられます。タブレットとは別に専用リーダーを持っているので、それでは表示しきれないような雑誌系を読めるのがいいと考えると8インチ以上、出来れば10インチ欲しいところです。

 調べて初めて知りましたが、タブレット市場って崩壊してるんですね。主要なメーカーはHuaweiとLenovoだけです。NECがLAVIEと称して売っているものはLenovoのODMすなわち名前だけLAVIEのYogaなので、本当に支那の2社しかありません。タブレットの括りで残るはApple。つまり、情報ぶっこ抜きの実績がある糞企業というかスパイ組織しかないということですよ。買うものじゃありませんね。仕方がないので古いものをAmazonで探すしかなくなってしまいました。

 国産の富士通とソニー、他は台湾のASUS。調べた結果、Nexus7(2012)と同じくらい古いはずのXperia Tablet Zが今でも使えるということでした。ゴニョゴニョすればAndroid8にすらできるそうです。Xperiaは基本的に文鎮化しませんので、OSをゴニョゴニョするのに躊躇う理由はありません。買いましょう。どこで? …未使用品はAmazonにしかないのです。脱税企業から買うしかないんです。もう…。

 ということで購入しました。16,400円。docomo版の32GBです。ああ、docomoロゴが糞ダサい。長らく倉庫にいたのでしょう、箱の中身が若干劣化して繊維質が埃のように側面にしつこくまとわりついています。このタブレットはmicroUSB端子にはカバーがあるんですね。確かに当時はそんなものでした。邪魔です。SIMスロットに保護シートが入っていると起動できないそうですが、難なく起動したので保護シートはなかったようです。ホントに新品なの? MicroSDスロットを見てみると何かが入っています。えっ、16GBのMicroSDが入っているじゃありませんか。薄気味悪くなって調べたら、docomo版には付属しているとのことでした。でも初めから刺さってるってのが、新品じゃない雰囲気満々ですねえ。動作には問題がないので受領しますが、新品じゃないとしたらバッテリー劣化が気になりますね。諸々の情報から考えると、どうやらSIMロック解除作業で一度開梱されているようです。まあそうならいいんですけど、じっさいはどうなのかなあ。

 OSはAndroid4.1。4.4ですらないのね。本当は4.2までアップデートできるようですが、docomoのSIMが刺さっていないせいかOTAが来ません。さすがに対応していないアプリも多いので、ここはひとまずAndroid5.1にしましょう。当然docomo関連のアプリは消滅しますが、そもそもSIMが無くて使えないので、一向に構いません。むしろ記録容量に余裕ができます。海外ではAndroid5.1が最終的な対応バージョンなのでroot化せずにFlashtoolでアップデート出来ました。これで当面は使えそうです。動作はスムーズ。Android8を入れてもスムーズに動くそうなので、まだまだ使えることでしょう。


(14/Mar/2019)

子会社

 私の所属部署がまるごと子会社に出向することが決まりました。この発表直前まで立てていた事業計画は茶番だったということです。なぜこういう無駄な仕事をさせるのでしょう。私自身は部署内の開発マインドを変えるべく特殊な業務を行っていますので、出向先では無用の長物になります。さあ、どうする? また部署探しか転職活動かよ…。居場所が1年持たなくなってきたぞ。この会社、本当に何をしたいんだ? 何も新しい手が打ててないのに(やるべきことを削って)利益出ちゃってるからバカ役員が「適当でいいや」ってノリになってるのがよく分かります。経営って企画と経理が基本の筈なのですが、どっちも勉強してないだろって感じなんですよね。サラリーマン社長が駄目という見方もありますが、それだけでは片付けられない問題があるように思います。

 プロジェクトリーダーというのは仲間の意識と業務の進め方を同じ方向に向けて事物遂行するという困難と重責を担う役職ですが、それを率先してやる奴はその事実と手前の無能ぶりを分かっていないことが多いように見受けられます。自己主張の機会くらいにしか思っていない軽さ。それで形だけでも成果が得られたように見えれば、出世に近づきます。それは仲間のフォローあってのものであって、影のリーダーがいることも多いでしょう。そんなことを繰り返した奴が社長になるわけです。それはまともに運営されるはずもありません。そもそも会社をどうしたいのか、社会にどう作用したいのか、ビジョンがありませんから。これをしっかりと打ち立てている人もいるでしょうが、社員・顧客・株主の事情を踏まえているでしょうか。株主に関しては他の二者について考えれば自ずと踏まえるとになりますね。換言すれば、優秀な社員を迎え入れることができるか、そしてその能力をどのように社会にもたらすことで顧客と繋げて、金に変えるか。経営者はそのことだけ考えるべきではないでしょうか。これ、とてつもなく大変なことですよ。


(18/Mar/2019)

音楽に生きる

 音楽に生きると言っても私はミュージシャンじゃないので、聴く方の話です。外ではカナル型のXBA-N1で満足していますが、屋内で人の呼びかけ等に反応するにはこれではいけません。家ではオーディオテクニカの耳掛けタイプのイヤーパッドを使っていて、本体をフリップさせて耳から離すと耳に掛けたまま外音を取り込めるので便利です。しかし配線の被覆が切れて断線しそうになりました。レジンで固めるという応急処置を繰り返していますが、もう厳しい。そこで既に持っている骨伝導型を使おうという発想に至ります。私が持っているのは、振動子を耳の前に当てるネックバンド型と耳の中に近い部分に振動子を当てるEarsopen。
boco earsopen
 前者は自転車で使っていて、後者はたまに仕事中に使っています。これらを家でPCやタブレットやVR機器で使えるといいなと。ですが、前者は圧迫で頭が痛くなります。後者は音が小さいのとクリップで挟む耳たぶが痛くなるのとで快適とは言えません。

 ということで、電器店に行って最近の外音取り込みタイプの事情を見てきました。ambieとSTH40Dくらいですね。
ambie
ambie
STH40D
STH40D
 ambieは音質がスカスカ厳しいですね。STH40Dならいいかなという感じ。事実上これしか選択肢はないようです。


(24/Mar/2019)

クラウドゲーミングの是非

 GoogleがクラウドゲームプラットフォームSTADIAを発表しました。Engadgetではその件に関する秀逸な記事が掲載されています。ネットワークを介するということで当然100msを越える遅延が生じるものの、動作の予測などの対策技術がある旨の説明が為されていました。実際、私もAce Combat Infinityで体験していて、概ね問題なく遊べました。従ってハードウェアベースでなければならないとは言えず、それでも第8世代機がビジネスとして成功していることから「しっかり安心してゲームを楽しみたい」層は多いということ、そしてクラウドベースなら安く提供できると言っても「余程安くない限りゲームに手を出さない」層は取り込めないと述べています。

 記事では、クラウドの強みはネットワークサービスとの連携、GoogleならYouTubeとの連携にあると見るべきだと説きます。実況プレイは増えているが、遊ぶ人はなかなか増えないと言われているそうで、そこの導線を作れるのではないかという話です。これには賛同できません。PS4でもそんなことは何年もやっています。動画を見て買ってみようという気になったりもしますが、動画視聴で済ませる大きな理由は「プレイが面倒」にあります。動画なら漫然と体験できますし、いつでも中断できます。あとは苦手なジャンルを垣間見てみるという要素もあります。

 単に安くゲームをする環境だと消費者に見られるようではSTADIAの成功は覚束無いと記事は述べています。しかし、それ以前に形に残らないゲームは使い捨てにされるのではないでしょうか。ダウンロードであればまだ物理的にデータが手元にあって自分のものですから、所有欲を満たす上に昔を懐かしむ要素にもなります。そうでなくなると、消費者も提供者も使い捨て前提で考えることになるでしょう。それはスマートフォンの下らないゲーム乱造と同じ事になってますます衰退を、少なくとも遊びの文化としての衰退を招くでしょう。その行き着く先は射幸心。結局ハードウェアベースが生き残るのだろうと推測できます。スマートフォン用のゲームが駄目というのは、アイデアはいいのにマネタイズ前提でゲームバランスを壊して消えていったゾイドが好例でしょう。

 GoogleはNVIDIAと組むそうです。殿様商売で機械学習で避けられるようになり、乱立した暗号通貨の衰退に伴ってマイニング(決済の正当性を保証するための履歴を残す複雑な計算)用途が期待できなくなったGPGPUですね…。合掌。


(27/Mar/2019)

バカ役員の衝撃

 会社で部の業務について一人の役員に説明する機会がありました。彼は他所で実績があるとの鳴り物入りで来た人物です。その人が私の説明に対し「そういうことをする余裕があるんだ。いいねえ」とのお言葉。たった今、必要性を説明したよね。余裕がないからこそ必要だということくらい、役員なら把握してるはずだよね。それにあんたも前の会社で似たようなことやってたよね。どういうこと?

また、別の部員は顧客がエンターテインメント系なので「弊社製品を使うとこういうことが出来ますよ」と示すのに必要なゲームのようなものを作っているのですが、これについても「いやあ、こうやって遊ばせてもらえるのはいいねえ」と。必要性を理解しないどころか、ゲームを作るのを遊びだと思ってるって…。挙げ句の果てには「この部署の人たちは他の会社に行っても食いっぱぐれないね。○○の人たちは他で食っていけるか心配なんだよね」と言いやがりました。それは人的リストラの意志があるということであって、もしそうなら役員である自分が役割を果たせなかったことの証左です。それを平気で社員の前で言うとは…。マジでヤバイ。オー人事オー人事ですよ。こいつの前職での実績は全部部下の成果なんだなと分かった瞬間でもありました。そしてこいつを呼んだ社長も相当のバカだということも。


(28/Mar/2019)

あれっ?

 出向予定先の社長にも業務説明をすることになり、何を言われるかなと内心で負の方向にニヤニヤしつつ説明しました。時間があまりなく、随分と簡略版の説明になったこともあって、絶対に伝わらないだろうと思っておりました。ところが、「へえ、なるほど。ここまでやってると、このデータには情熱が詰まってるんだね。うん、○○常務のことも使ってくれていいから、是非頑張ってよ。聞かせてくれてありがとう」とのお言葉。

 驚きですよ。表面上は私の業務とは程遠い事業内容なのに、この社長の下にいるほうがやりやすい雰囲気なのです。この業務活動で得る知見を本業に活かしていかないと先々苦しくなることを理解してもらえた感じで、前述の副社長とは大違いです。

 ちなみに、現所属会社の多くの部署で私の業務が必要になり始めているものの、ノウハウがないから助けてほしいという声が出ていることも分かってきました。つまり、現所属会社では社長と副社長だけが状況をまるで把握できていないということになります。うわぁ…。


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