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カメラを収納する際には湿気を避ける必要があります。高級な一眼レフなどを使っている人はデシケーター(防湿庫)を買ってそこにしまいます。高級品はメンテナンスにもお金がかかるというわけですね。高価なレンズを持っていれば尚更です。さすがにミラーレスで購入価格より高価な入れ物を買うのは阿呆なので、密閉容器に乾燥材を入れればいいだろうと考えて調べてみました。デシケーターのように扉式の入れ物があればいいなあと思いつつ。
カメラ用の安価な密閉容器がありました。ハクバやナカバヤシからでています。でも、ホームセンターで見かける収納ボックスにしか見えません、蓋に乾燥剤を入れる場所があったり湿度計がついていたりしますが、それだけのこと。湿度計は持ってるからなあ。そして容器が大きすぎます。レンズを何本も持っている人を想定しているのだとは思いますが、もうちょっと小さいものがあってもいいんじゃないかなと思うくらい大きいので困ります。カメラ一個じゃスッカスカですよ。そこで考えました。ああ、キッチン用の密閉容器だっていいじゃないかと。蓋に乾燥剤を入れるスペースなんてなくてもいいですし、湿度計はあるのですから。ということでW150mm,H100mm,D200mmくらいのものを探しました。…見つからねえ。高さに難のある物ばかり。そんな状況で必死に探してやっと見つけました。それがこれ。
寸法はW156mm,D220mm,H110mmといい具合です。カメラとバッテリーとカメララップと湿度計を入れました。残念ながら大きすぎる充電器は入らず。
容器の次は乾燥剤です。菓子袋に入っている物でいいと思うのですが手元にないので、専用のものをヨドバシカメラで購入しました。1年間使えるものが3つ入って180円。文句なしで購入。容器に入れてみましょう。湿度はもともとが40%。そして数時間後見てみると…40%。ん? 変化なしですか。パッケージにある説明を読むと、湿度を30~40%に保ってそれ以上は乾燥させない作りになっているそうです。これでは容器の密閉性が十分なのか分かりませんね。
後日入手した菓子袋の「たべられません」も容器に入れてみました。1時間程度で湿度計がLLという表示になっております。湿度が低すぎるという印です。容器の密閉性は確たるものになりましたね。専用乾燥材の効果については6月を待って確認しましょう。
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