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今、商品化を検討しているオーディオアクセサリーを試作しています。手作り品専門サイトで売るつもりでいますが、商品を見るとその手作りのレベルが高い! 私のアイデアとほぼ同じ目的の商品も存在していて、見事な革製品として仕上がっています。革だから私がやろうとしているほど細かいことは出来ないんですけど、物としての存在感があります。こうなると、一般の製造品レベルを目指しつつ安く済ませるという難題に取り組む必要がありそうです。今後の商品開発にも役立つと思いますし、トライしましょう。
作ろうとしているオーディオアクセサリーの本体外装は軟質塩ビで形成しており、この軟質塩ビを積層した側面に手作り感が出ています。厚み方向もツライチで滑らかにできたらいいんですよねえ。しっかりとした「塊感」が欲しいところ。手作りなので金型を起こして樹脂を成形するなんてことはしません。こんなニッチな物でそんなことしていたら、商品化の勉強をするだけでそれ以外には何の利益にもなりませんから。ちょっとでも小遣いになることでモチベーションが上がり、進歩していくものですよね。では本体をゴムの塊から作ればいいかと言えば、それはそれで手間がかかります。機械で削るのが正道でしょう。駄目ですね。そこで思い至るのが、ゴムコーティング剤です。スプレー式や塗布式そして水性や油性といろいろあります。でも、剥がせるというのがウリなだけにどれも耐久性に難があるみたいですね。Amazonでスプレー式が280円くらいの大特価売られているので試してみたいと思ったものの、温めてから使わないとダマになるというコメントを見て断念。ラバーじゃなくていいから、簡単に塗装する手段ってないものでしょうか。スポンジの反発力をバネとして使っている箇所があるのでジャブ漬けってわけにもいかないんだよなあ…。どうしよう。
AIとはArtificial Intelligenceすなわち人工知能のことを指す言葉ですね。最近、電子レンジやらエアコンやら搭載を謳う商品が増えています。Google HomeやAmazon Echoといったスマートスピーカーなる物もAIと言われています。電子レンジの献立提案はビッグデータ参照、エアコンはパターンマッチングじゃないのかと思いますし、スマートスピーカーも出来ることは自動では増えません。AIだと言うのなら、スマートスピーカーの応答に対して成否のフィードバックが使用者から与えられるべきでしょう。「寛げる音楽をかけて」と言った時にちょっと元気な曲が流れてきたら「もっとスローテンポの曲じゃなきゃ寛げないよ」と答えて教えるという具合です。AppleのSiriが特定の質問に対して面白い返答をするなんていうネタがありますが、あれは手入力したデータだし、何が新しいのという反語的な疑問が湧きます。
MicrosoftのTayというTwitterで会話するAIは会話から物事(実際は単語間の関係なんでしょうけど)を学んでいくようで、「フェミニストは地獄で焼かれろ」「ヒトラーは間違っていない」と、世間的にヤバいことを言うようになってしまったとか。これは利用者に教え込まれているのでAIと言われても納得できます。では、AIとは何なのでしょうか。
Wikipediaを見ると、端的には「人工的に人間同様の知能を実現させる試みや一連の基礎技術」という具合です。2つの学派があるそうで、一つは機械学習(手持ちのデータから規則性や判断基準を見つけ出してアルゴリズムを発展させるもの)を用いるもの。もう一つは計算知能で、学習を繰り返して経験的に学んでいくものです。
AI電子レンジは気候や調理履歴をもとに献立提案をするそうです。気候と献立の関係を自動的に見つけ出しているのならAIと言えるのでしょうが、そこまでやってますかねえ。エアコンは議論の余地がなさそうです。スマートスピーカーも音声認識はAIですが、機能面は怪しいですね。Wikipediaによれば「常語としては非常に曖昧で家電機器の制御システムやソフトの思考ルーチンまでがAIと呼ばれる」という具合です。なるほど。
こんな状態ですが、AIを脅威に感じる人も多いようです。AIに仕事が奪われるという話はその昔のPCと同じですね。図面トレースなんて今やCADのコピー&ペーストで済みますが、CADになったことで実現出来ることが増えた人も多いわけです。AIが自我を持つと敵になるという話もあります。これはAIに関係なく既に起きていることで、装置の暴走が該当します。適当に自走する地雷を作ればそれだって敵です。確かにこれらが機械学習して暴走度合いが増したら更に怖い。でもこれは、機械に自我が無いからこその恐怖なのではありませんか? 自我を持てば、自己犠牲なんてものにも繋がるのではないでしょうか。
手作りのオーディオアクセサリーですが、売ろうと思っているサイトってアクセサリーが多くて女性向けの感が強いんですよね。実際カテゴリに「メンズ」なんてのがあるくらいですから。私のオーディオアクセサリーはシンプルを目指していますが、お洒落からは程遠いと言わざるを得ません。さあどうしたものか
よく調べてみると手作り品を売るサイトってけっこうあるんですね。その中で女性に片寄っていなさそうなサイトを選ぶことにします。概ね年会費無料、手数料1割、審査なしなので気軽に選べそうです。紆余曲折ありつつも商品の設計は概ね完了したので、残るは製造方法の確立と在庫の確保です。いよいよ週末起業の第一歩です。
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