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(04/Oct/2016)

タカラの持ち腐れ

 とあるイベントでゲーマーたちによるStreet Fighter Vの公開対戦が行われていました。ストII時代からのキャラクターって基本的に同じ動きのままなんだなと思って漠然と見ていたのですが、司会の一言が全く別のゲームを思い出させました。

「移動端に行くとそれ以上後ろに下がれず、引くという戦術が使えなくなります」
 えっ、あ、そうか。「闘神伝」みたいに横に逃げられないんだ。闘神伝というPlayStation時代のゲームは3次元的に闘えるので横に逃げて形勢逆転することができます。シリーズはPlayStationだけなら大雑把に1, 2, 2plus, 3となるのかな。闘神伝2plusはグラフィック、動きともに素晴らしいものでした。四角い戦いの場から落ちると問答無用の負けです。縁を背にしたときに相手が飛びかかってきたなら横に逃げれば(正確には斜め前に飛び込んで前転)相手を落とせる可能性が出てきます。

 ところが闘神伝3では周囲が全て壁という謎仕様になってしまいました。登場キャラクターは減り、グラフィックも汚くなったと記憶しています。ゲーム性が変わってしまい、売れなかったのでしょう。シリーズの最後になってしまいました。いいシリーズを活かせずに終わるとは勿体ない。タカラって今はゾイドを全く活かせていないトミーと一体なんですよねえ。


(08/Oct/2016)

プラモデル着色

 「メカ生体ゾイド」ブレードライガーのプラモデルを購入しました。デフォルメされた物で、壽屋のD-スタイルというシリーズです。
Package of D-Style Blade Liger
 部品点数が少ないのでお手軽ですが、既に生産終了になっているらしく南米熱帯雨林で2,900円もしました。私が買った途端に最安値は7,900円に暴騰(笑)。色数は4で、それなりに色分けされていますが顔の髭に相当する部分と脚の付け根が青一色という欠点があります。パッケージに無塗装の例がちゃんと示されていました。
Plane Color
 本物は白と青のツートンカラーですから、印象がずいぶん変わります。白く塗りましょう。塗ろうじゃありませんか。プラモデルの塗装なんて30年くらいやっていません。ビンに入った塗料を買う気は起きないんですよねえ。ペンで済ませまるべく調べて買いました。最終的に揃ったのが以下のものです。

Painting Pens
左端から

です。消しペンはエタノールですね。油性ペンでミスした箇所を溶かして消せるというもの。マッキーペイントマーカーが油性で、Do! POSCAとPOSCAは水性でございます。

 私が最初に試したのはマッキーペイントマーカー白です。これはガラスや金属にもしっかりと書けて「隠蔽力」も高いものです。金色に関しては布にも使えて便利だと言う声が見受けられます。しかし、これ、粘性が高すぎて極細側のペン先から殆ど出てきませんね。ペン先を押し付けると横からドロッと漏れてきます。その漏れてきたインクを爪楊枝ですくって塗ることにしました。
Makky White 01
Makky White 02
 剥がれ難さはいいのですがデコボコになっちゃいますね。これは気に入らないので消しペンで全部消して、他に使えそうなDo! POSCA白を買ってきました。ペン先が0.7mmと細くていいですよ。隠蔽力はマッキーペイントマーカーよりも高いようですが、水性ペンなので強度に不安があります。実際触ってみるとザラツキがあって剥がれそうな感じがしました。Do! POSCAを買ったときには並べて売られていたPOSCA極細との差異が分からず、ペン太さが同じこともあって無視していましたが、どうやら強度が違うようなので買ってきて試しました。
POSCA White 01
POSCA White 02
 表面が綺麗ですし、比較的サラサラしています。Do! POSCAと明らかに違いますね。紙に書くにはDo! POSCAのほうが楽かも知れません。ということで、白に関してはPOSCA極細がお勧めです。食み出た場合にはすぐに拭き取るか、乾燥後に削り取ればOK。

 マッキーペイントマーカー金は爪、牙、ブレードに使いました。綺麗ですよ。これは白と違って粘性は高くありません。そのせいか、強度が低い! シリコーンコーティング剤を塗ってもあまり強くありません。困ったものですが、仕方ない。我慢ならなくなったらPOSCA極細の金でも使ってみることにします。

さあ、組み立てますよ。
Parts Of Blade Liger

 はいできました。塗装に何日もかけたのに、組み立ては30分くらいでしたよ。
Before InkingAfter Inking
墨入れ前と墨入れ後です。

Posing Of Blade Liger 01 Posing Of Blade Liger 02 Posing Of Blade Liger 03
コクピットに乗っているのはアニメの主人公、バン・フライハイトです。コマンドウルフとグスタフも買おうかなあ。


(09/Oct/2016)

うたわれるもの完結

 PS3のソフト「うたわれるもの 二人の白皇」をクリアしました。
Package Of Utawareru Mono
 65時間くらいかかりました。戦記もの、SF、オカルト、ファンタジーを合体させたストーリーも、意外と頭を使う戦略シミュレーションも楽しかったけど、長い! キャッチコピーに「予想を裏切る 期待は裏切らない」というものがありましたが、そこまで驚くほどの内容ではありませんでした。「ああ、なるほどね」という感じ。ラスボスだって第一作「うたわれるもの 散り行く者への子守唄」から推測できます。しかしながら一人だけ行動が意味不明の人物がいまして、それだけが納得いきません。おい、エントゥア! 何故敵を助けた? そして何故味方の一人をさらった? そしてその敵の形見である仮面を拾ったよな? それ、力のある奴が使ったら化け物になるよな? ここら辺のシナリオがおかしい。ライターがどうしたらいいか分からなくなっちゃった感満載でしたよ。ここに関しては完全に予想を裏切りましたね。期待も裏切りましたが。

 私が一番驚いたのはクリア後の特典であるアクターズボイスですね。役者さんたちが個別に数分のコメントを寄せたものですが、この人数が半端じゃない。50人くらいいますよ。聴くだけで疲れます(笑)。それにしても「ハク役でブレイクした藤原啓治です」ってベテランが毎度毎度何を言っているんだ(笑)。ブレイクしたのは体でしょ。全台詞の半分くらいはハクだったんじゃないかと思うくらいに喋ってますからね。

 もう一つ驚いたのはソフトウェアと同梱されて配達された予約特典と思しきクリアファイルです。
Munechika Clear File
 何故パッケージにいる人物ではないのでしょうか。この方、ムネチカさんは味方の武士なんですけど、絵を見る限りとてもそうは見えませんね。んー、要らねえなあ(笑)。絵の描き方を学ぶ参考にさせていただきますかね。


(11/Oct/2016)

猥褻vs無知

 トランプの楽屋裏発言が女性蔑視だとして批難を浴びています。しかし、あれって女性蔑視なんですかね? 「有名人相手なら何でもしてくれる」って奴の経験談でしょ? 一般的にその傾向はあるだろうなと思いますよ。蔑視というより下品且つ女性軽視でしょう。ヒラリーはあれを以てトランプに大統領の資質がないとしましたが、ビルのやらかしたことを考えるとビルにも大統領の資質はなかったと言っているに等しくなります。それでいいの?

 重用機密に私用メールを使っていた件は何故か不起訴となっていますが、機密の取り扱いが分かっていないということで、これこそ大統領の資質なしと言えませんかね?


(11/Oct/2016)

寒い

 昨日から急に冷え込みましたね。自転車に乗ったら、こめかみが痛いこと痛いこと。耳当てが必須になっちゃいました。ちょっと休んでから走り出すと冷えた汗で寒い! ああああああ体壊すじゃねえか。


(14/Oct/2016)

Spotifyを使ってみたけど…

 音楽聴き放題のサービスは多々あります。撤退したものも多々あります。ソニーのMusic Unlimitedなんて急でしたよね。それじゃLimitedじゃねえかと突っ込んだ人も多いのでは? そういう世界で規模が最大と言われるスウェーデン発のSpotify(スポティファイ)が先月末日本でもサービスを開始しました。

 正直、この手のサービスは音楽好きには向かないと思っています。ポータブルプレイヤーやオーディオシステムで聴けるわけではありませんからね。勿論ハイレゾ配信でもない。とは言え、売り上げ1,000億円というサービスを無視できません。早速私も使ってみようと10月1日に登録をしたら「招待コードが届くまでお待ちください」とのメッセージを受けとりました。登録してすぐに使えるわけではなく、招待制という方式を採用していたんですね。待つこと約2週間。世間では「登録順に招待コードが送られるのではなく抽選だ」「音楽関係者が中心だから諦めた方がいい」などと言われ始めて私もアプリをアンインストールしていましたが、突然招待コードが送られてきました。単に順番待ちだったと思われます。

 Spotifyは月額980円と無料の2通りのサービスがあります。所謂「フリーミアムモデル」と呼ばれる無料サービスですね。私は今のところ無料サービスを使っています。この場合、何曲かに一回宣伝が入ります。そしてスマートフォン版ではアルバム内の曲やカテゴリ別に用意されているプレイリストの曲をシャッフル再生しかできません。PC版とタブレット版では15時間/月だけ選曲再生ができますが、それ以上使うとスマートフォン版同様になります。有線放送のような感覚ですね。音質は酷くはないものの、「あー、こんなものか」という程度。有料であれば高音質にできるそうですが、ここは通信データ量とのせめぎ合いになるので良い落とし所なのでしょう。1時間で20MB行かないくらいですから、片道1時間通勤であれば1ヶ月で30日×2時間×20M→1.2GBですね。モバイル回線で動画を見ないのであればMVNOの2GBのプランで十分足りますよ。(←何日か測定したところ1時間で50MBでした。通勤で使うなら1ヶ月20日として2GB。MVNOの3GBプランでいい計算ですね。:18/Oct)

 通勤中に聴いていたら、曲間で「この動画を見れば30分間は宣伝なしで音楽を楽しめます」というような案内が聞こえてきたので動画を見てみました。VOLVOの30秒宣伝でした。データ量は25MBとちょっと大きいので、(←確信がなくなりました:18/Oct)通信データ量を節約したい方は避けた方がいいでしょう。音声によるCMはそんなに邪魔じゃありませんからね。短いジングルがあれば頭の切り替えができて嬉しいなとは思います。それにしてもこのソフト使いづらいなあ。メニューが分かりにくくて、自分好みの曲を探す旅に出る気になれません。

 保有曲数は4,000万ということですが、貧弱な印象を受けます。洋楽のthe rasmusを聴いてみましたが、殆ど持ってる曲でしたよ。アルバムを2つしか持ってないんですけどね。Sonata Arcticaも少ない印象。邦楽は論外。Man With A Missionが10曲ちょっとって。ゲームミュージックも殆どありませんね。こんなのに年間11,760円も払う気にはなれないなあ。店舗で垂れ流すのならいいかも知れません。その場合はジャンルやムードによって分類されたプレイリストを使うのが良いでしょう。クラシックはたくさんあるようです。Mozartで検索するとわんさか出てきます。でもクラシックのCDって10枚組みでも2,000円とかでしょ? それにクラシックを聴きたいならCDかSACD、またはハイレゾ配信を利用したほうが堪能できますから…。

 月額サービスでできるようになることは、前述の高音質選択と選曲再生とローカルへの保存です。そして宣伝がなくなります。有料ユーザー数は現時点で4,000万人に達しているそうです。40%の人が月額サービスを利用しているんですね。売り上げが1000億円で半分ちょっとを楽曲提供側に還元しているそうです。それでもCDやMP3による販売の売り上げの100分の1程度にしかならないそうです。全然儲からないので撤退するアーティストも出ているとか。一方で、垂れ流しという先入観のない世界のおかげで有名になれた人もいるようです。私は今スマートフォン、PC、タブレットと3つのデバイスで聴いていますが、この垂れ流しというのは印象に残らないなと感じています。「おっ、この曲は良いな」と思ったらCDを買ってみようかと思うのですが、曲名とアーティストを確認するのが面倒です。MyMusicに保存するというワンタップ、ワンクリックをすれば覚える必要はありませんが、スマートフォンを取り出すのが面倒。PCで他の作業をしているのにウインドウを切り替えるのも面倒。タブレットのときも他の作業してますし…。あとで履歴を簡単に追えれば良いのですが、まあ無理ですね。日本で普及するかは怪しいところです。

 私はメタルとジャズを作業用BGMとして使うことにします。でもそういう使われ方って音楽の衰退を招くよなあ。


(15/Oct/2016)

餅は餅屋か

 先日のゾイドのプラモデルはスマートフォンで撮影したものですが、久々にデジカメを引っ張り出して比較してみたら全然違うのでびっくりしてしまいました。

スマートフォン(XPERIA ZR)CyberShot W300(デジカメ)
Blade Liger's Picture By Xperia ZR Blade Liger's Picture By CyberShot W300
A Part Of Blade Liger's Picture By Xperia ZR A Part Of Blade Liger's CyberShot W300

 スマートフォンが2013年のもので、デジカメが2008年のものです。5年の差があってもレンズの明るさに起因するノイズや解像感や表現力の差は埋められなかったようです。

 XPERIAってイメージセンサーの雄であるソニーの製品であるにもかかわらず、同じセンサーを使っている他社のスマートフォンに劣っているなんて話もありますよね。デジカメも作っているだけに、論理の自縛化のようなことが起きてるんでしょうか。ということで、比較的安価なSIMフリースマートフォンのカメラ性能を店頭で見てきました。ハイエンドモデルに買い換えるくらいならデジカメを買ったほうが賢いと考えています。店でいろいろと弄っていたら次から次へと店員に声を掛けられました。面倒だわあ。5人とも男だし…。

 結論から言うと、ASUS Zenfone3がスマートフォンとしては高画質と言えそうです。今や画素数は余計なくらいにあるので、そんなものは評価指標になりません。ズームもそんなに使うものではないので無視。見るのはノイズ、解像感、発色ですね。ノイズはどの機種もそんなに変わりません。解像感は低いと油絵のようになります。では、評価結果。

●ASUS Zenfone3(45,000円程度)
 解像感も発色も3万円のコンデジより良いと思います。明らかにXPERIA ZRよりいいですね。これなら仕事でも家でも気持ちよく使えます。
●HTC AXON mini(33,000円程度)
 XPERIA ZR(購入時39,000円)と同等に見えます。解像感はAXON miniで色の自然さはXPERIA ZRというところでしょうか。
●Freetel Samrai Rei(25,000円程度)
 XPERIA ZRよりちょっと劣りますね。加工で綺麗に見えるようにしているようですが、XPERIA ZRの方が自然且つ明るいようです。解像感は同等。

 その他の機種はXPERIA ZRの足元にすら及ばないという有様でした。えっと…腐ってもソニーだったということでしょうか。これじゃ買い換える理由ないですね。Zenfone3を買うなら、もっと安くていろいろ使えるデジカメのDSC-RX100とか、PowerShotG9Xを買います。でも、そういうものを持ち歩きたくないからスマートフォンを探しているわけです。とりあえず、家の中では今持っているデジカメを使うことにします。外出先ではXPERIA ZRに頑張ってもらいましょう。


(16/Oct/2016)

コマンドウルフ

 先日のブレードライガーに続き、デフォルメシリーズD-スタイルのゾイド、コマンドウルフを買いました。壽屋、万歳。何故か1,000円(うち送料500円)で入手できてしまいました。世間じゃ1,500円くらいで、それでも元の販売価格より安いようなんですけどね。「掴まされた」んじゃないかと賭けのような気分でしたが、箱も綺麗な程で大満足です。

 アニメでアーバインという賞金稼ぎが乗っていたコマンドウルフのカラーリングと装備です。私が昔持っていたトミーのコマンドウルフは真っ白でした。そういえばアーバインを演じていたのは「ハク役でブレイクした藤原啓治」氏です。アーバインと言えば、エディ・アーバインというF1の(以下略)

 注文してから配送されるまでの間にガンダムマーカーも買っておきました。

 本当は金と銀だけで良かったのですが、バラ売りはしていないので6本(メタリックカラー5本+墨入れペン1本)セットで買うしかありません。1,100円くらいです。これでブレードライガーを着色しました。金色はマッキーペイントマーカーよりも強度が高いですね。

ガンダムマーカー前ガンダムマーカー後
 鼻部分と脚部「ポリキャップ」に銀を使いました。尻尾部分にはメタリックブルーとPOSCA極細の白を施しました。ガンダムマーカーは専用品だけあって慣れると使いやすいですね。コマンドウルフも着色しましょう。

 コマンドウルフの未塗装状態はこれ。


 着色したので、組み立てましょう。


 組み立てました。30分もあれば完成します。


 ブレードライガーと対峙。アーバイン「おい、バン! 俺が勝てるわけねえだろ」


 疾走するコマンドウルフ

 あとはグスタフとアイアンコングが欲しいけれど、置き場所がないんだよなあ。


(17/Oct/2016)

Spotifyの使い方

 先日音楽聴き放題サービスSpotifyにゲーム音楽が殆どないと書きましたが、ゲーム名で検索するとある程度はサントラが出てきますね。何でこれでプレイリストを用意してくれないんだろう。

 例えばFinal Fantasyであれば、7,8あたりが引っ掛かります。うたわれるものなら第2作目の偽りの仮面のサントラですね。シリーズの主題歌等を担当しているSuaraで検索するといろいろ出てきます。GranTurismoは見つからず。AceCombatもなし。いや、どちらもその名のプレイリストはあるんですよ。ところがまったく関係ないんです。ふざけんじゃねえよ糞が。やっぱり、このサービス貧弱だな…。洋楽も貧弱な側面はありますねえ。Lostprophetsがないってどういうことよ。

 しっかし、特にPC版の使いづらさと重さとバグがクズだなあ。「Spotifyヤバい」とか書いているサイトがあったけど、本当の意味でヤバいぞ。


(21/Oct/2016)

プログラマーの劣化

 ここ数年プログラマーの劣化を痛感することが多くなりました。webを前提にしているため「何時でもアップデートできるからバグ出ししなくても良いや」というのが見え見えです。今や、設計すらいいかげんで構わないという勢いすら見せています。仕事の外出先を数ヵ所、地図サービスで印をつけたものをPDFにしてスマートフォンに入れておこうと思ったのですが、大変でした。mapion BBで印をつけて、次の場所の住所を入れたら前の印が消えました。已む無く検索せずに全ての行き先を自力で見つけて印をつけて、「印刷用」というところをクリックしたら印が消えました。地図に戻っても印は消えたまま。設計が糞です。また行き先の住所を調べ直して印をつけ直して、今度はそのままブラウザFirefoxの印刷機能でPDF Cubeに「印刷」させたのですが、応答がなくなりました。強制終了させてやり直しても同じ。恐らくFirefoxが悪い。他の部分でも動作が怪しくなってきましたから。エンバグしてるのかねえ。仕方がないので、スクリーンショットをPNGにして済ませましたよ。30分も失った…。

 小学校からプログラミングを必修にするそうですが、論理的思考を養ったところで糞みたいなプログラマーしか育ちません。ユーザに理解しやすく、動作が自然に把握でき、その上で気が利いたソフトを作るには哲学が必須です。人がどう使いたがるか考えて、誤解を招きそうな部分や不便になりそうな部分を潰さないといけません。最近の奴等ってその作業を全然やらないでしょ。納期があるからなんでしょうが、雑すぎるんですよ。発注するほうも受注する方の経営者もそこら辺を考えろよ。


(21/Oct/2016)

東京メトロの糞っ振り

 駅の障害者用トイレで警報が鳴っていました。大勢の往来があるのに誰も駅員に言いに行かない様子。中で誰かが苦しんでいたら大変なので駆けて改札の駅員室に言いに行きました。駅員曰く、
「今、行きました」
 それでも気になって戻ってみたら、丁度駅員が扉の前にゆっくりやって来たところでした。私が往復する時間があったんですがね。しかも、ノックして呑気に「大丈夫ですかあ?」って、大丈夫じゃねえときに鳴らすもんだろ。駅員が扉を開けたときに出てきた人物は若干弱々しいものの、自力で歩いています。障害者じゃないようだけど…まあ健常者が使っても良いんですけど、すぐ隣に普通のトイレあるんですよ。どいつもこいつもどうしようもねえな…。


(25/Oct/2016)

劇的な広角

 デジカメ、特にコンパクトデジカメの世界市場は2010年から急激に縮小しています。一般社団法人カメラ映像機器工業(CPIA)によれば...

 全体としては出荷台数が4年で3分の1になっています。出荷金額は2008年にアメリカが引き起こしたリーマンショックからそのまま駄々滑りで2014年には6割減。実は2016年に至っては台数も金額も2014年の半分以下になりそうなので、ピーク時の5分の1から6分の1になると考えられます。終わってますな。メーカー別に調べてみるとキヤノン、ニコン、ソニー以外は死んだも同然。ソニーもコンデジは時間の問題かと。

 自分自身のことを考えてみると、既にある程度満足できる性能のコンデジを持っていて、それですら持ち歩くのが面倒でスマートフォンで済ませてしまっています。特に私の場合は展示会などにおいてメモを取りながら写真を撮るという作業になるので、ますますデジカメが邪魔になります。バッテリーには厳しいけど、作業がスマートフォンで閉じていたほうが良いのです。今持っているコンデジに不満が無いわけではありませんが、買い換える程には使用頻度が高くないというわけです。皆さんもそんな感じでは? カメラ好きならコンデジを一眼レフに置き換えると当てはまるのではないでしょうか。それにレンズ交換式の醍醐味って、レンズですしねえ。スマートフォンに市場を食われたというより、ただでさえ低くなっていたデジカメ買い替えのモチベーションがスマートフォンによって更に低くされたということでしょう。

 じゃあ、スマートフォンのカメラに不満が無いかと言えば、むしろ不満だらけ。簡単に狙った設定にできないし、シャッタースピードも遅いので、パパッと風景を撮影できません。撮影した後に設定を弄れるといいんですけどね。撮影範囲すらも弄れるといいですよね。…180度以上の画角があればいいんじゃ? 魚眼だ魚眼レンズ! 外付けでそういうのあるでしょ!

これこれ。後ろのクリップでスマートフォンを挟んで、カメラモジュールの前にこのレンズが来るようにすれば235度の画角が得られちゃうというものです。まあ、CMOSセンサーの短手方向はそこまで画角ありませんけど。これで部屋を撮るとこんな感じ。

一応モザイク処理を掛けてます。実はスマートフォンを持った手すら写ってしまっています。後はここから欲しい部分を切り出せばいいので、適当に撮影してもOKということになります。

 勿論、こんな丸く歪んだ写真じゃ使えないので、画像に歪補正をかけます。スマートフォンにはそのようなアプリはなさそうですね。演算が重いからかな。WindowsとMACにはありました。「uonome」というフリーソフトです。魚の目ですね。作者のkaraageさんに感謝します。使ってみましょ。

おお、パラメータ調整がちょっと面倒だけど変換できそう。その結果がこれ。

広角ならではの「遠いものはより遠くに」見える画になっていますね。素晴らしい。ここから一部分を取り出してみましょう。例えば本棚の上のほう。

写真の中央ではないので角度が不自然に見えますが、この部分だけ欲しいのであれば多少いい加減に撮影しても同じ写真を得られるということになります。素晴らしい。実は、こういった撮影に適しているのはリコーの360°カメラ、Thetaシリーズです。

魚眼レンズが表と裏にあって、一度に360°…というか4πステラジアンを撮影できるというものです。スマートフォンの専用アプリで好きな部分を切り出せます。補正の中心位置を好きに選べるので、今回のような不自然な角度にはなりません。欲しいなあ。

 スマートフォンがそういうレンズ構成になれば、画像処理やソフトの構成しだいで「カメラ」という世界が変わる気がするんですが。どうでしょう。上の物を撮影したいときでも見上げる必要ないんですよ。画面は見やすい角度でOK。画期的じゃありませんか。インカメラという概念も不要。光学ズームはできなくなるけど、画素数を稼げばそれもカバーできます。…外付けユニット作れないかな?


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