日本の夜明け

　集団的自衛権に関する、日米安保関連法案が参議院で可決されました。今までは例えば在外の日本人を救助した同盟国軍が第三国に襲撃されても自衛隊は何もできませんでした。これは異常でしょう。また、PKO活動の際に同盟国軍が攻撃を受けても、自軍が攻撃されない限り何もできませんでした。つまり、攻撃する立場では、まず同盟国軍を攻撃し、それから自衛隊を葬ればいいわけです。逆の順序では両方の反撃を食らってしまいますからね。

　これを是正することに反対するのは何者なんでしょうか。

　といったところでしょうか。憲法改正派というのは、憲法解釈で対応するのは無理があるから先に憲法を改正しようよという層です。恐らく彼らが一番rational（理性のある、合理的な）だと思いますが、そんなに時間的余裕はあるのでしょうか。日教組の70年に渡る活動の結果、憲法原理主義が蔓延しています。国民の3分の2が賛成するとは思えません。改正するには時間がかかって仕方がない。１０年で済まないでしょう？ 敵国が日本侵略を進めている現状、悠長なことは言っていられません。米国を利用しつつしっかり自衛できるようにならなくては。敵国というのは、竹島を盗んだ南朝鮮、北方四島を盗んだ露助、尖閣諸島を狙っている支那です。日本を占領している米国も敵ですけどね。しかしそれはもっと後になってからぶっ潰せばいい話です。米国と南朝鮮は表面上同盟国ですが、それは別の話。

　もちろん、国民が賛成しないなら解釈変更も駄目だという論法もあるでしょう。それはごもっともなご意見だと思いますが、それが国益になるのかと言ったら実に怪しい。そもそも何故憲法を絶対視するのでしょうか。その必要は一切無いはずです。あれは米国に無理矢理押し付けられたものであって、9条は日本が独立国として力をつけないようにするためのものです。軍を持たずして独立国であるなんて不可能なんです。時々スイスを平和の例にあげるバカがいますが、永世中立国は同盟関係を持たないというだけのことで、それ故にしっかりとした軍を持たないといけません。ですから、徴兵制があります。左翼の忌み嫌う徴兵制がね。独立国というのはそういうものです。すなわち、9条は日本を米国の属国足らしめるための道具でした。そこまでできるようになったのは、東京裁判があったからです。あれは国際法違反ですよね。つまり、日本国憲法は、国際協調のために一番守るべきものである国際法に反した成り立ちを持つんです。そんなもの糞食らえというのが私の考えです。

　もう安保関連法案とは関係ない話になりますが、憲法そのものの良し悪しに疑問を持ってみてもいいのではありませんか。基本的人権の尊重なんて素晴らしいかのように教えられますが、本当ですか？　大なり小なりあらゆるところで利権の前に霞んでいるではないですか。特に教育の現場。いじめなんて消えないでしょ。ならば別の方法を考えなければならない。例えば身分で分けるとかね。これは投票権についても同様です。思考能力の無い者と有識者で同じ一票というのは本当に国のためになるのでしょうか。現に、愚者が扇動されているではありませんか。戦争法案だとか出鱈目を言って。

　現行の憲法を無視・破棄して似て非なる新たな枠組みを作っていくのが、独立国として歩むための第一歩です。それを良しとしないのは、日本のことを考えたら有り得ないのでは？

　尚、安保関連法案に暴力を以て反対していた民主党ですが、岡田と野田はかつて集団的自衛権は必要であると述べています。おかしな話ですねえ。どういうことなんでしょうかねえ。ねえ？

タブレット用キーボード

　PCのサブディスプレイとして購入したNexus7(2012)ですが、PDFを読む場合にはAndroidのAcrobat Readerを使った方が便利なので、タブレットとしての地位を維持しております。近頃、PCで入力作業をしつつ大量のPDFを読む必要があり、検索も多用することになりました。そうなると、いちいちタブレットを手にして文字入力するのは賢くありません。ということで、タブレット用の安物Bluetoothキーボードを探すことにしました。

　タブレット用キーボードは色々な種類がありますが、私は次のように分類しました。

1. タブレットを立てる溝があるもの
2. ただの板状のもの
3. 手に持って使うもの（親指入力）

　1番はノートPCのような外観が実現できます。私はタブレットスタンドにもなるカバーを使っているので、溝に乗せようと思うとカバーを諦める必要がありますし、煽り角度を調節できないという問題もあります。

　2番は邪魔になりませんが、使いやすさに疑問があります。板状で打ちやすいものってあるのかな？ と思ってしまいました。

　3番は使える場面が多そうです。例えば旅先。狭い乗り物の中でも快適に使えるのではないでしょうか。PS3でも使えるでしょう。ガジェットとしては一番面白い物ですがPCで作業しつつ使うとなると、いちいち持ったり置いたりすることになって邪魔ですね。その上、どの機器を見てもFキーとJキーに突起がありません。親指ブラインドタッチで突起は必須です。また、キー配置もQAZが縦にまっすぐ並ぶものばかりで気に入りません。WSZが一列になっている方が自然だと思うんです。私のXperia Proはそうなってますよ。

　どの商品も価格は異様に下がっていて、殆どが3,000円未満ですね。コレクションする方もいるのではないでしょうか。私の場合は、PCの横で斜めになってこちらを向いたタブレットの前に置くわけです。でもブラインドタッチのしやすさも無視できません。大きさのバランスが重要ですね。そうなると、2番の板状が適切という判断になりました。しかし、真っ平らで使えるのかという不安がありました。よく考えたらノートPCだって同じようなものなんですよね。だから気にせずGO!

　Amazonでしか選びようがないので、Amazonのレビューを見ます。打鍵感についてはどの機種でも問題ないようです。打鍵時の音は機種による差が大きい模様。これは要注意。あとは重さ。私は気にならないので、金属板を使っているものにします。キー配置は記号のことを考えると日本語配列の方がいいのですが、ブラインドタッチをするので、それほど重視しなくてもいいかと思っています。

　そして私が選んだのが、Golden Bluetooth3.0キーボードです。3,599円と他の機種より高めでしたが、これでも十分お得です。寸法はWDH=237x129x4[mm]で重量は0.25kg。7インチタブレットの幅より大きいのですが、奥行きが控えめなので邪魔になりません。また、この程度の厚みであればパームレスト要らずだということもわかりました。重さは持ち運びにはちょっと厳しいかも知れませんね。

　対応しているOSはAndroid, Windows, iOSです。ありがちなのがiOSのみ対応している機種。これは気を付けないといけません。まだAndroidでしか試していませんが、些末な問題がある程度。ただ、日本語入力で全角スペースが打てないのは不便です。日本語辞書で「s」（全角小文字のs）に割り当てて対応しています。完璧ではありませんが、この文章のような長い入力では便利です。まあ、PCでやれって話でもあるんですけどね。

Office for Androidは仕事に使えるか？

　Palm OSが流行した時代から、Windows以外のOSでもMicrosoft Officeシリーズのファイルを扱うというのが当たり前の考え方になってきたように思います。それでも本家のような表示・編集は不可能でした。それはAndroidでも同じ。私はSmart Officeというソフトを購入して持っていますが、編集には程遠い使い勝手です。内容確認程度にしか使えません。

　しかし、今は本家MicrosoftがAndroid向けのアプリを提供しています。時代は変わりました。それも無料とは！ タブレット用キーボードも買ったことですし、SOHO的なことをやりたいという意思もあるのでOfficeを使えればいいなと考えました。ダウンロードしてみます。...え？ 編集するにはサインインしろって？ それなら購入させてよ。...え？ Office365は月額1,062円？ 高いわ！

　仕事に使うならケチるなって？ ソフトが2年の寿命だとして、25,488円。使うのはExcel, PowerPoint, Wordの3つ。つまり1本あたり8,496円。アプリとしては高額ですね。それでも使い勝手次第では検討の余地があるでしょう。試しに自分のプレゼン資料を開いてみました。うん。ちょっと挙動がおかしい。マルチメディア関連は全く使えません。これではお話になりませんね。所詮マイクソソフトでしたか。ちなみに、AndroidにはOpenOfficeのアプリもあるんですが、これは異様に重い。

　結論；仕事をするならPCで。

レシプロでGO

　戦闘機のシューティングゲームAce Combat Infinityの内容が刷新されて、今までのジェット戦闘機に加えてプロペラ機が登場しました。レシプロエンジン（ピストンエンジン）を使っているのでレシプロ機（Piston Fighter）と呼ばれています。大英帝国のSupermarine Spitfire, ナチスドイツのMesserschmitt Bf109, 大日本帝国の零式艦上戦闘機, アメリカのP-38 lightningの4機が使えます。

　このゲームはリアル志向ではないので、レシプロ機でどのような表現がされるのか心配でしたが、いい落としどころになったとおもいます。当然、機関砲しか使えませんが弾数は実質無制限ですし、照準を含めた計器類がHUDのような表示です。無茶な旋回をしても機体が損傷することはありません。それでいてエンジンパワーに乏しいため上昇時に失速しやすいという点は気を付ける必要があります。また、戦闘機を「成長」させたり強化できるという要素があります。

　これらのレシプロ機で対人戦をやるのが楽しい！ 機関砲に慣れていない人は辛いでしょうが、私は格上の性能相手にいい勝負ができているようです。

月光に冴える一輪の花

　何？ プリキュアが小説になっただと？ それはつまり、サブターゲットの成人男性向けってことか？ ってことで買ってみました。「ハートキャッチプリキュア！」。ストーリーはそれなりに把握しております。登場するのはブロッサム、マリン、サンシャイン、ムーンライトの4人。小説はアニメで一番最後に加勢したムーンライトが主役になっています。ムーンライトは他の3人の先輩なんですが、敵に敗北し二度と変身できない状態になっており、そこから力を取り戻して加勢するために4人目となります。小説ではその遥か前、彼女がどのようにして伝説の戦士になったのかという所から始まります。

　内容は女児向けアニメの派生商品とは思えないくらいに暗めです。そうじゃなきゃ私は買いませんが。「死」「殺」という字が何度か出てくるのがいいですね。主役がそもそも大人びているので、普通の小説という感じのノリです。2日で読み終えてしまいました。読みやすいのは事実なのですが、面白くて。しかし、1冊に押し込んだために、映像で見たことがないとイメージし辛い部分があります。3巻くらいでも良かったのではないかと思います。

　さあ、次は何を読もうか。同時に出版された初代「ふたりはプリキュア」が順当なのでしょうが、あの作品は熱いバトルならではのものなので、文字媒体はどうなんだろう…。単に女子中学生2人の話になってしまうのは勘弁して欲しい。ってことでガンダムUCの電子書籍版（全10巻）に手を出しました。そういや、ガンダムシリーズも主役は中学・高校生か…。

マツダに言いたい

　2012年に倒産の危機に陥ったものの、SKYACTIVで華麗に復活を果たしたマツダ。役員報酬は未だゼロらしいですが、勢いづいていることは確かでしょう。デザインもディーゼルエンジンも群を抜いていると思います。走りの楽しさは以前と変わりません。ですが、そんなマツダが気に入らん！ オーナーとして気に入らん！ ってことで、苦言を呈したいと思います。

1. マツダコネクト

　ナビやエンターテインメント機能を有した端末からなるwebシステムがマツダコネクト。基本的にこれが搭載されますが、採用当初はフリーズなどの問題を色々抱えて「マツダコネクソ」なんて揶揄されていました。しかし、私はそれ以前の問題で気に入らんのです。好きなナビに置き換えできないんですよ。あんなボヤけた低解像度のモニターなんて目が腐るし、GUIのデザインも使い勝手込みで酷い。あれがある限り買うことはないでしょう。DINスペースを確保するオプションを用意しなさい。

2. ドアミラー

　今のマツダ車のドアミラーは妙に横に飛び出ているんです。初代アクセラの時なんか他社よりも幅を取らないことをウリにしていたくせに、「安全性のために飛び出させた」とか。ドアから少し離れた位置にミラーの膨らみがあった方が前方視界がいいと言うのですが、あんなところ見る必要ないでしょ。走行中にあんな角度に位置するものを気にするはずがありません。その位置は、一定時間前に既にフロントガラスの視野内に入っていた「過去」なんですから。むしろ後方確認で視線移動が大きくなって危険だと思いますが、展示車の説明員曰く「走行中は殆ど前を見るので大丈夫です」。こいつには公道に出てもらいたくないですね。後方確認はしょっちゅうするものでしょ。真っ直ぐ走り続けるときだって、後ろからどんな車両が来ているか確認しなければ怖いですよ。あんなミラーは危険だし、邪魔。

3. ディーゼルエンジン

　確かにディーゼルエンジンSKYACTIV-Dはいいものです。3代目アテンザの試乗で体感しました。でもね、ガソリンエンジンを選びたい人もいることを忘れないで欲しい。ガソリンエンジンを選ぼうと思うと途端に選択できるグレードが少なくなります。私はあんな重いエンジン要らんのよ。そんなに乗らないし走ること自体が遊びだから、ハイオクでもいいの。

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