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(07/Apr/2014)
Nexus7(2012)
 今更、2012年のAndroidタブレット「Nexus7」を購入しました。目的は、PCのサブモニターにするためです。Android端末をサブモニターにするアプリ/Windowsソフトはいくつかあるようです。概ね無線LAN経由でPCと接続することになりますので、喫茶店やコワーキングスペースで使用する場合は無線LAN環境を要チェックですね。
 設置場所や持ち運びを考えて10インチ以下の小型サブモニターを探してみると、いいものが見当たりません。解像度が800x600とイマイチだったり、視野角が狭すぎたり、13インチと大きかったり、ケーブル接続に難があったり。ほぼ一万円台だけあって、中華クオリティ全開です。それなら古めのAndroidタブレット端末の方がいいだろうと、調べました。これなら電子書籍やPDFを表示させながら作業することもできますね。しかし、いや、やはりこの世界も中華クオリティ全開。そんな中、目に留まったのがNexus7(2012)です。製造元が台湾のASUSで販売がGoogleというものですね。Nexus7って、2012年版と2013年版があるんですね。2014年版も噂されています。これらは名前の通り7インチサイズですが、2012と2013の大きな違いは解像度。2012は1280x800で、2013は1920x1200です。凄いものですねえ。2013だと、Windows7にとっては細かすぎて、ウインドウが見づらく操作もしづらくなってしまいます。更には、私のノートPCの方が解像度が低い(1600x900)という間抜けなことになります。そこで、2012を購入しました。ヨドバシカメラで32GBモデルが15,000円程です。なんと安いことか! 昨晩webで発注したばかりなのに、もう到着しました。
 これ、外部ストレージは装着できません。32GBから増やせないということです。サブモニタor電子書籍表示器としてはこれで何の不満もありません。むしろ持て余すことでしょう。OSはAndroid4.3.2です。無線LANに接続するとAndroid4.3.3へのアップデートを促されますので、アップデートします。それからしばらくしたら、Android4.4.2へのアップデートも促されました。KitKatというやつですよ! これは予想外。Androidアプリ開発のデバッグ環境にも文句なしじゃないですか。
 ワタクシ、Sony Tablet Pを持っているんですが、こやつの役目が全部奪われそうです。親との共用だったから、あげてしまおうか。

(08/Apr/2014)
技術は魔法じゃない
 技術者の悲哀を描いたコメディが記事で紹介されていました。こちら(新しいページを開きます)です。この記事では誤解を招いちゃいそうですが、客が無知なのはいいんですよ。そんなのは当たり前のことです。無知じゃなかったら自分たちで解決してるでしょ。問題はプロジェクトマネージャやその上司がバカであること。出来ない仕事を取ろうとしているわけです。そして、その責任は全部技術者に降りかかります。"You are an expert"(お前は専門家だろ)という言葉で押し付けるのは、技術と魔法の区別がついていないから。いや、ゲームの世界では魔法だってそのスキルが無ければ使えませんよね。本来なら「お前は専門家だから、その意見を最大限尊重する」という姿勢でないといけないんですが、まあ、そうはなりませんね。
 私の経験で言えば、こちらが客で相手が営業マンと技術者という状況があります。こちらは既存の製品にはない性能を出してもらいたいと要望します。無茶だろうなと思いながらも、何か策を練ってくれるかなと考えているわけです。すると営業が技術者に「どう? できそう?」と聞きます。技術者はその場で必死に考えて「難しいですね」と答えます。「え、でも前の案件でできたじゃない」「いや、あれとは規模が違います」「参考にして考える余地はあるでしょ」「…まあ、確かに」ここまでは悪くない議論だと思います。ですが、最後に営業が私に向かって「できると思いますので、検討します」っておい! 技術者が困ってしまうのです。客に「できませんでした」と言えなくなるわけです。それはこちらも困るので、私は「どの条件を緩めれば実現できそうですか?」と営業を無視して技術者に聞きます。「あ、○○の許容幅を2倍にしていただければできると思います」「じゃ、それで検討していただいて、それから○○の許容幅をどこまで狭められるか検討してください」これで技術者は安堵します。あとは「実現出来なくても気にしないでください。でも、実現すると××の分野でも有効ですから他社を出し抜けると思いますよ」でやる気にさせてます。そして私は○○の許容幅を2倍すなわち両側50%ずつ広げてしまってもうまくいく方法がないか検討するわけです。
 上司が技術領域について詳しくない場合もつらいですね。「何故できないんだ?」って奴です。技術の基礎から説明しないといけないんですが、そんな時間はありません。その分野についてある程度知っていれば当然のことなので、「おい、お前、その質問は『私は無知です』って言っているのと同じだぞ。管理したいなら少しくらい勉強しろ」と答えるのが正解です。いや、やめましょう。「残念ながら原理的に不可能なんです。他の手法で実現するなら、けっこうな時間と予算をかけて開発することになりますが、やります? ちょっと試算してみましょうか」が私流です。
 「自分は詳しくない」なんてほざくマネージャーよ、今すぐに職位を辞すか勉強せよ! あたしゃ管理する際には勉強してましたよ。

(21/Apr/2014)
実は初めて
 この前、女性とサシで飲んだんですが、よくよく考えたら人生初の出来事でした。大昔の彼女とは飲みに行ったこともなかった。…今まで、命かけて仕事してきたけど、スキルが身に付いた以外は何にも報われていません。もう、これからはやりたいと思えることしかやらないことにします。
 っつうか、あの方、よく俺みたいな訳の分からん奴と飲む気になってくれたな…。

(22/Apr/2014)
息子の入学式で欠席
 埼玉県の高校教師が息子の高校の入学式のために、自身の担任する予定のクラスの入学式を欠席したというニュースがありました。事前に学校側に打診して許可を得た上で、新入生や保護者向けに詫びの言葉を記した紙を配布したそうです。それを県議員が問題視して、話題になったとのこと。
 学校初日って、重要事項の説明とかありますよね? それは代理がやったんでしょう。ちゃんと引き継いでいれば何も問題はないはずですが、保護者は「何だこいつ」とは思うでしょうね。何事も一番初めで印象は決まるものです。対人の業務はそこに気を付けるべきだとは思いますよ。そこをしくじってる営業って結構いますよね。時間に遅れたり、約束なしで突然来たり、事前に聞かされていない同行者がいたり。こういうことがあると、信用できなくなるものです。
 この教師が自分の身内だったら、「高校の入学式なんて親が行くか? いいから仕事しろよ。一番重要な日だぞ」って言いますけどね。

(29/Apr/2014)
kindleアプリ使えん
 電子書籍はSony Readerをつかっているのですが、如何せん対応しているビジネス関連書籍がAmazon kindleに比べて乏しいのです。そうなると「自炊」せざるを得ないのですが、手間と仕上がりと利便性を考えると、できる限り避けたいものです。そこで、今月買ったNexus7(2012)を使って家で読めればいいものは、Amazonで買ってみようと考えました。Android用のkindleアプリをNexus7にインストールし、試しに無料の本をダウンロードして読んでみましたが、本の中身がなかなか表示されませんね。Sony ReaderのAndroidアプリも中身の表示が遅くなって不安になることがあるのですが、こちらは一度表示させたページは白紙にはなりません。kindleはそれよりも遅い上に、一度表示させたページも白紙になってしばらく待たないといけません。そして、落ちますね。恐らく、文字データではなく画像だらけであることが原因なのでしょうが、Readerアプリでもっと重い書籍を読んでもこんなことにはなりません。これは実用レベルじゃないですよ。ということで、kindleは断念。kindle用の書籍をSony Readerで読めるようにしてくれませんかね。


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