某nasレコーダーを買いました。手持ちのレコーダーは起動に2分以上かかる化石レベルで不便ですし、他方WindowsPCとAndroid機の間やAndroid機間でデータ交換するにはNASがないと不便だと痛感したためです。この某nasレコーダーなら家の外から予約できるし、DTCP-IP対応の機器からなら遠隔操作で再生できちゃいます。これは便利ですよ。本体と無線LANコンバータで21,000円程度。安いものです。
付属されているPS3用のソフトから予約が可能ですが、この動作の異様な速さと検索機能の充実ぶりに慣れると、他の機器を扱えなくなる危険性を持っています。ブラウザ(chromeというのが嫌ですが)やAndroidアプリからの予約も可能ですが、こんなに快適じゃありません。ま、不便ではないんですけどね。
この某nasは有線LANで使うことが前提とされています。でも、我が家は昔から無線LANですから、その環境に対応させなければいけません。そこで、2ポートの無線LANコンバータを買って、某nasとFullHDモニター1をそのコンバータに接続しました。別室にあるFullHDモニター2と某Tablet Pは無線LANに繋がっていますので、これで某nasはすべての再生機器と繋がったことになります。不安は、無線LANのアクセスポイントが古くてIEEE802.11g/bにしか対応していない点です。最低でも送信距離延長技術を盛り込んだIEEE802.11nは欲しいところ。欲を言えば5MHz帯を使えるIEEE802.11aもあれば最高です。そもそも、某nasからアクセスポイントまで曲がりくねった道のりで通信速度が得られにくいのが問題です。ちなみに、FullHDモニターはDTCP-IPというファイル転送規格に対応している必要があります。
とにかく、まずは某Tablet Pで再生してみましょう。うーん、若干カクつくかな。3倍モードのファイルなら何とか再生できると言って良いでしょう。標準モードはダメですね。読み込み途中で止まっちゃいます。続いてリビングのFullHDモニター2で再生してみます。3倍モードでも見るに耐えない状態。んー、標準モードに至っては再生が始まらないこともあります。ええ、何で? 実はこの某nasは、某Tablet向けの低解像度ファイルと通常のFullHDファイルを同時に生成しています。従って、某Tablet Pで再生できてもFullHDモニターじゃ再生できないというのは変なことではないんですね。いやあ、ここまで通信速度が遅いと困ってしまいます。では、某nasと同じ無線LANコンバータに繋がっているFullHDモニター1はどうでしょう。…標準モードでも何の問題もなく快適に再生できます。えっ、無線LANコンバータ内で閉じたデータ通信になるようにルーティングされるの? こは嬉しい驚きです。でも、FullHDモニター2でも再生できるようにしたいんだよなあ。
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