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(01/Nov/2011)
起動せず
 先週Android機が起動しなくなりました。バックグラウンドで定期的に通信をするソフトを走らせた状態で画面をOffにしました。朝見ると、起動せず。またフリーズしたなと電源ボタンを押すも再起動せず。電池を入れ直しても駄目。え…?
 国内メーカーですが、海外商品となるとマニュアルなんて無いに等しいレベルです。保証書って無いのか? warrantyのところをまだ熟読してないけど、そういうものなの? 海外でも同じ症状があるみたいですが、解決してないようで不気味です。何とかしたいところ。
 電池パックの電圧を見ると3.4V。恐らく、一旦3V程度の下限電圧に達しています。ああ、放電しきってしまったのかと充電してみます。うん、充電できない(爆)。充電管理もできないレベル? じゃあ、電池パック単体で充電するための汎用充電器を買いに行きましょう。充電器の存在とその在庫があることはwebで分かっていましたから、すぐに買えるはず…店員に聞いても見つからん! 結局電話ではなくカメラ売場で、そこの店員も「初めて見た」という始末。
 ま、結局はこれで充電しても動かねえんだなあ。本体の充電機能も相変わらず働きません。電源ボタン長押しに対してはブルッと反応するものの、画面は真っ暗。電池を入れておくと見事に発熱してます。え? 電圧を測ると、減ってる。何もしていないのに電力消費してるではないですか。どういうことじゃ。ハードウェアリセットってないの?
 しょうがないから、海外の法人に問い合わせてますよ。果たして私の英語でこの一連の状況が伝わるかなあ。こういうトラブルにもニヤニヤし始めてるんですけどね。やりたいことが滞るので非常に困るんですが、慌てて追加購入する程のことでもありませんし、そんな金もない。

(02/Nov/2011)
FF13-2=0d(255×256+16+3-2)=0d65297
 Final Fantasy 13-2が12月に発売されるようですが、ライトニングは主人公じゃないそうですね。使う場面もある、って。そんなあ。単純に格好良くて、その性格に同調できないところを含めて、まさに女クラウドで好きだったんですが。
 今回、甲冑姿は妙に色気あるし、顔も可愛くなってるのが気になりますね。結局そうなっちゃうのかと。明らかに女性だけどそんなことはどうでもいい、という感じがいいのに。色気の欠片も無いけれど、センスあるコスチュームも良かったのに。世間的にはそうじゃないんでしょうね。また俺がズレてるのか。

(02/Nov/2011)
落合vs小川
 中日とヤクルトのどちらが勝っても、日本シリーズではホークスか西武にあっさり負けるでしょう。だから、クライマックスシリーズファイナルステージが重要なのです。それも知将同士の対決ですよ。囲碁将棋の世界。どう動くかを予想しながら見る、これはマニアックで良いですねえ。相手が巨人だったらそんな楽しみ方はできません。戦力が違いすぎる。監督はバカですけど。
 さあ、どんな試合になるんだろう。…えっ、地上波の放送無いの!? こういう面白いカードを、野球を解ってない他球団ファンに強制的に見せることで見る側のレベルを上げることができるというのに。

(03/Nov/2011)
祝日の罠
 祝日でも、通勤なのです。電車は空いているだろうなと夢が広がっていたのですが、とんでもない。休日ダイヤだし、爺婆だらけで普段より混んでる。しかもこの連中、私よりも遠くに行くのが見え見えの登山スタイルです。だから荷物が大きい。それを網棚に載せず、座っている自分の前に置くものだから迷惑。それどころか、移動の際に強引に人を押しのけて進みます。何考えてるんだ。若干体調の悪い身としては、座らせて欲しかった。お前らの年金を肩代わりしてるのは俺たちだぞ。どうも老人はそこを解っていない。

(05/Nov/2011)
客のレベル
 落合博満は嫌われている。野球を理解していない野球ファンやマスゴミに嫌われているようだ。言動の意図を懇切丁寧に説明せず、見る者に考えさせるから嫌われる。考えることをしたくない人は見下されていると思うようだ。しかし、何事に於いても考えることをしないで済むはずがない。むしろ考える方が面白いではないか。しかし世の中そうでもないようだ。考えない奴が増えるから、分かりやすいものだらけになる。そしてますます考えなくなるバカ中心社会。
 仕事の指導をするとき、私はわざと言葉足らずで済ませることがある。私の言葉を理解しようとして租借することで、初めて自分の感覚に出来るからだ。本来は経験をしないと自分のモノにはならないが、経験させる時間など無い。それであれば思考実験で経験して貰わなければならない。そのために言葉足らずにする。考えようとしない者はもちろん、理解できないモノも見捨てる。
 しかし、落合「監督」はそうではなかった。それは選手に対する姿勢に表れている。個々の能力の中で最大限出来ることだけを望み、それ以上は望まない。本人が超人であったが故に、選手の能力を諦めすぎている感もあるが、驚かされる割り切りだ。その結果、選手達は考えて動くようになったというではないか。どういうプロセスなのか分からないが、そこがプロたる所以か。
 マスゴミと似非ファンはホームランの嵐、乱れ打ちの試合こそがいい試合であり、投手戦はつまらないと言う。考えない故の発想だ。確かに乱打戦は盛り上がるので、ファンを増やす切っ掛けではある。しかし多くの先人がそこから先に進まなかったため、球界は高反発球を導入し、くだらないエンターテインメントに成り下がる道を選んだ。乱打戦であれ、投手戦であれ、何故そうなったのかを考えて、次の選手の動きを予想しなければ、真に楽しめるものではない。選手達が予想通りに動けば楽しいし、予想も越えていれば驚くことが出来る。選手がミスをすれば、監督がどう動くか考えたくなる。それをしない客だけを相手にすれば、勝負とは関係ないところでの商売になり、その競技は衰退する。
 落合監督はリップサービスがないと言われる。それは試合後の短いコメントを指しているようで、「野球はエンタテインメントなのだからファンにサービスしろ」という風潮のようだ。勝ち星を挙げるために全力を尽くすのがエンターテインメントなのではないか? 面白いことをやるのはマスコットの仕事だろう。落合はドアラではない(森野はドアラみたいな顔だが)。個人的には落合とて喋りすぎだと思う。それはさておき、落合が責められるべきは、優勝のために試合を捨てなければならない場面が多々生じるという点だろう。捨て試合はエンターテインメントではない。ゴミだ。これはチームが弱すぎるのが原因だ。補強は絶対必要だろう。
 何事に於いてもそうだが、客を育てることを怠ってはいけない。客は神ではない。サービスの提供者から見れば、その世界に於ける凡人に過ぎないのだ。彼らはサービスの享受者なのだから、そのサービスを深く楽しむことが出来るように知識を与えてあげるべきだ。F1も同じだ。世界的には学ぶためのツールが散りばめられているが、日本には無い。英語を解せれば問題ないのだが、多くはそうではないので「何が楽しいの?」となる。F1の場合は見るべき要素が多すぎるので説明するのもウンザリするのだが。
 スポーツだけではない。製造業も客のレベルを上げるべき時だ。高度な技術を少しでも理解しないことにはサービスを享受できない。今でも遅いくらいだ。経営者よ、いいかげんに目覚めなさい。

(06/Nov/2011)
綱渡り失敗
 プロ野球のクライマックスシリーズが終わりました。パ・リーグはホークスが期待を裏切る全勝。セ・リーグは中日がヤクルト相手に若干苦戦しつつも勝利。落合の試合も残り4つとなりました。
 ヤクルトはその前の巨人との試合で投手を使っています。従って、無理な登板スケジュールが生じていました。初戦先発で使った館山を3戦目にもリリーフで使い、5戦目も先発。実は4戦目でバーネットに無理させていればヤクルトは5戦目で館山を早めに切り上げる継投が出来、勝っていたでしょう。しかし、焦っていた小川監督はそうはしなかった。それ故、5戦目はどうにもならなくなったわけです。小川と落合、大きなミスがそれぞれ3個と2個。この一個の違いだけで5戦目は圧倒的に中日が楽になっています。双方酷い貧打でしたが、なかなか面白い将棋だったと思います。日本シリーズは飛車角金銀抜きの落合が勝てるわけありません。桂馬と香車だけでどうするか。成金、すなわちシリーズ男を多く作れるか?

(07/Nov/2011)
TPP慎重派
 TPP賛成派と反対派が騒いでいます。明治維新のようなアホさ加減ですね。何故か報道では「TPP断固阻止」という鉢巻きを着けた連中を慎重派と表現しています。あれは既得権益にしがみつくエゴでしょう。
 私は概ね賛成派でした。こんなじり貧の市場だけで閉じていては、どの業界も萎むだけです。それなら競争力を付けるいい機会として参加すべきでしょう。特に製造業。え、殆ど海外に進出しているから関係ないと? 進出先の国で納税されても何の旨みもありませんよ。雇用も創出されませんし。ならばこれ以上の流出を阻止しなきゃ。
 反対派の中に「雇用が奪われる」と妄言する奴がいますが、奪われる雇用が何処にある? 自分が失業するという意味なら、それは無能なのが悪いだけです。有能ならむしろ侵略できるんですよ。単に競争を嫌って反対する奴は死んでくれ。そんなんだから競争力が低下しているんだ。
 「何が起きるか分からないから反対」というのには同調できます。というのも、政府が「締結する項目はアメリカが決めること」と言い出したから。何について締結しないのかを議論する場に出るか出ないか、そういう話だったはずが、議論はないと。それなら様子見に徹するべきです。その間、何をすべきか。農協解体を初めとした農業改革と医療改革です。これらの質が上がったらFTAをガンガン進めるという方針を打ち出すのです。これで膿出し・市場拡大・アメリカの罠回避が同時に出来ます。
 ま、売国民主党にそんなもの望んでも無駄ですがね。野田のバカは国内で何も決まっていないのに、外で消費税増税を言い切りましたからね。海外としてはどうでも良いことだけど、爆弾発言。こいつは危険です。鳩山や菅と違う方向で。

(18/Nov/2011)
働けクソ打線
 もちろん、中日ドラゴンズのこと。日本シリーズ第3戦から第5戦まで、一切打線が仕事せず。それどころかエラー連発。2連勝で気が緩んだか? ホークス打線だって酷いものだというのに、それを遙かに上回る草野球レベル。第4戦のノーアウト満塁から無得点。代打落合を出した方が打てるぞ絶対に。まともなチームだったら、第3戦は4-3で負け(実際は4-2で負け)、第4戦は1-5で勝ち(実際は2-1で負け)、第5戦は4-3で負け(実際は5-1で負け)ですよ。現時点で3勝2敗だったはず。それもホークスの投手陣が疲れ切った状態で。真逆じゃないか。
 まあ、一勝も出来ないと思っていたので、御の字なんですけどね。初めの2連勝で夢見ちまった。落合の胴上げはないな。

(20/Nov/2011)
貧打戦
 驚くべきことに、日本シリーズは第7戦目までもつれ込みました。結果的に当然の如くホークスが勝ちましたが、選手層の違いを見れば、落合の遣り繰りが凄かったと言うしかないでしょう。今回ばかりは何が凄かったのかさっぱり分からないんですが、谷繁という自動アウトがいたことを考えると、凄かったのでしょう。中日はシーズン中を凌駕する貧打でしたが、ホークスもそれほど変わらない貧打でした。投手戦もありましたが、半分くらいは貧打戦でしたね。ノーアウト満塁から無得点のドラゴンズと、同条件で押し出しのみのホークス。両軍ともアップアップだったのでしょう。でも、最後まで落合を見られたので良しとします。
 さ、これで8年に渡る私の中日ファン歴の幕が閉じました。落合監督には悪いけど、来年からドラゴンズを応援する気はありません。来年は野球、見ないだろうな。

(23/Nov/2011)
Android機復活
 3週間かかりました。電源長押しに対して振動するだけで、それ以外の反応を一切示さなくなったAndroid機が完全復活するまでに。USB給電もできず、PCに接続しても全く認識されない状態。それにも拘わらず、バッテリーは消費し続けると言うトンデモ状態に陥っていました(わざわざ電圧を測りましたよ)。それが今は快適に動いております。
 メーカーの海外法人に問い合わせ、返答を得たのが10日後。本体を確認しないと分からないということで、「日本法人に連絡しておいたから、メールしてみて」との内容。そこで日本法人にメールしますが、なしのつぶて。1週間経ったところで、念のために英語と日本語でつつくも1週間何もなし。もう一度海外法人に助けを乞うたところ、「この方法はどう?」と、具体的手段を教えてもらいました。
 うーん、これは試して無駄だった方法だなあ。PCに接続して、PC用の管理ソフトから修復を行うというもの。PCが認識しないから出来なかったんですよ。でも、メールには重要な一言がありました。「ソフト上でPCと接続の指示が出るまで接続しないでください」と。それに従って試すと「USBケーブルをPCに繋いでください」という指示が出てきました。これは日本語。そして画面上のボタンをクリック。何らかの処理の後に、「スマートフォンを接続してください」という指示。以前試したときには、ここまで辿り着けませんでした。その時は最初からPCとAndroid機を接続していました。この違いが大きく、今回はAndroid機のLEDが点灯しました。給電しています。それからRAMの書き換えが始まったようです。所謂修復です。
 しばらくの後に、Android機が再起動しました! ってことはだ、再起動時に電池切れになって御陀仏してたんだな…。そもそも頻繁に勝手に再起動するようになったのが悪い。復活しても、動かなくなる直前のソフトウェア構成に戻るだけなので、いやあ落ちる落ちる。初期化しましょう。これで完全に安定になりました。つまりハードウェア的には異常はないようです。どのソフトが原因だったんだろう。
 ちょこちょことソフトを入れ直していきます。気がついたときには、勝手に再起動が発生していました。うあー、どれが原因なんだー。今度はソフトを一つ一つアンインストールします。怪しいものを全部消したのに、不安定なまま。えーっ? 試しに電池を抜いてみます。…安定になった。おーい。これじゃ原因追求が大変だよ。
 一つ一つソフトを入れ直してみます。正常。これも正常。…と来て、残るは一つ。天気予報のソフト件ウィジェットでした。え、これ? もしかして通信切っていることが多いとダメなの? 例外処理とか、してないの?
 あのソフトは何かとconflictしてたのかも知れません。だから安易に具体名を挙げるのは止めておきます。そもそもAndroidと言うか、DalvikVMがこういうのをしっかり監視してくれれば、こんなことにはならなかったわけですよ。

(28/Nov/2011)
偽りのギアボックストラブル
 2011年のF1最終戦がブラジルで行われました。相変わらず、今期チャンピオンのベッテルが異様な速さでポールポジションを獲得しました。同じレッドブルチームのヘタクソベテラン、ウェバーは2位スタートです。
 レース開始直後からベッテルは飛ばしに飛ばします。インテルラゴスサーキットもこいつの独走で終わりかと思いきや、チームから「ギアボックスに不調を来しているから、2速と3速ではすぐにギアシフトしろ」という指示が飛びます。今のF1では車にあらゆるセンサーが付いているので、チームが車の状況をすぐに把握できます。すぐにギアシフトするということは、低速域でもっとも加速を得られる回転数を使えないし、減速時にも効率よくエンジンブレーキを使えないということで、特にこのコースでは遅くなります。
 「それじゃウェバーに抜かれる」と従わず抜群のラップタイムを刻むベッテルに対し、チームから何度か注意が入ります。「いいからとにかく車をゴールまでもたせろ」と。まあ、見てる方もここで気づきます。ギアボックストラブルなんて発生していないと。ドライバーズランキング3位を争っているウェバーを優勝させる魂胆ですね。陰険。今年はチームでドライバー間の順位を故意に入れ換える「チームオーダー」が認められているんですが、レッドブルチームオーナーのクリスチャン・ホーナーが「うちはそんなことやらない」なんて言い切っちゃったから、堂々と出来ないんです。
 方や、本当にギアボックストラブルが発生したマクラーレンのハミルトンにはチームから「ギアがおかしいが、出来ることは何もない。走り続けてくれ」という連絡が入ります。それから数周の後に、突然ニュートラルに入ったハミルトンの車は止まりました。これが普通かと。
 結局はウェバーが前に出ます。レッドブルでファイナルラップ恒例の「後ろとの間隔は十分だから全力で走るな(=リスクを負うな)」→ 逆らってレース全車中の最速ラップを叩き出すという構図がここでも発生。まさかウェバーまでもが逆らうとは。これでチームとドライバーの関係が再確認できました。
 レーサーをチームがコントロールしようとしても無駄。今までの歴史がそれを示しています。早晩レッドブルは瓦解するでしょう。ま、その方が面白いからいいや。


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