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2010年12月の日記


(01/Dec/2010)
クソゲーかも知れん
 GT5は、完全にGT5 prologueはおろか、GT4にも劣る内容であると言わざるを得ません。トランスミッションを改造してギア比をいじれるようにしようとしたら、ギア比がいじれません。最高速度を選ぶと勝手に均等にギアが割り振られます。サルテサーキットのような最高速度重視のコースに非力な車で出なければいけない場合、低いギアはクロスにして高いギアをワイドにしたいんです。でも出来ない。GT5 prologueでは出来たのに。
 始めに遊べるのはビギナークラス。その中にピックアップトラックだけのレースがありますが、ピックアップトラックは中古市場にしかありません。その市場に出てくるのを待たないと買えない=出場できない。で、それがなかなか出てこない。このシステム考えた奴、バカじゃねえの?
 そしてCOM車のマナーが悪い。通常は数珠繋ぎの無味乾燥な走りをしている中、プレイヤーがアウトからオーバーテイクしようものなら、曲がりきれないのかこちらのリアを斜めから小突きます。すると、序盤の車が装着しているコンフォートタイヤはいとも簡単にグリップを失ってスピン。カウンターなんて当てる間もありません。COMにペナルティはなし。こちらが同じ事をしてもペナルティはありませんが、そもそもCOM車はスピンモードに入りません。プレイヤーの車と物理が違うように感じます。また、直線でも速いCOM車が斜め後ろからぶつかってくることがあります。スペースを空けているのに。これでもスピン。アホです。
 スピンと言えば、後輪駆動車のリアがブレイクしているのかそうでないのかも分かりにくいと感じます。コーナーの立ち上がりで、グリップしているものと思ってアクセルを開けるとツーっとインに巻き込むことがあります。尻でインフォメーションを得ることは出来ないので、ハンドルから過剰な情報を伝えて欲しいものです。もしくは音。エンスージアみたいに摩擦円を超えたら常に同じ音を出すというのも嫌なのですが、その方がまだマシかな。いや、これはGT5の演出が実際に近いのだと思いますが、ゲームとしては厳しい。
 よく、シミュレータだからゲームではないという言い方もされますが、そもそも奇妙な車種制限以外にろくにレギュレーションも設定されていないレースで勝つというシステムがシミュレータとして成り立っていません。実にゲーム的。もう、山内が何をしたいのか分からない。

(04/Dec/2010)
エビちゃん
 歌舞伎のエビちゃん、本当に大怪我だったのか? 元気そうじゃないか。あと、他の人の血痕もあるそうだが。こいつが一方的にやってたって話もあるようで。マスゴミも出鱈目を適当に報じてるんだろうなあ。
 そして、泥酔して奴の証言だけで逮捕状が出るってのは本当ですか?

(08/Dec/2010)
言い訳は出来ない状態にある
 自称人間国宝、警察に証言したのと真逆のことを記者会見で言ってますね。弁護士は被害者であることを強調して、被疑者を加害者と言い切ってますが、いやいや相手も被害届出すみたいですよ。報じられている現場の状態を状況証拠とするなら、あいつアウトです。
 それにしても笑っちゃいました。酩酊状態だったのに、てめえに都合の良いことは肯定して、都合の悪いことは「記憶にありません」。リクルート事件の国会参考人招致かよ(笑)。
 「族」と「俗」という糞同士の揉め事。どっちも嘘をついてるとしか思えませんが、果たして。

(10/Dec/2010)
何年も前から
 電車の中吊りに「最近ではスポーツを見ながらTwitterで多くの人とリアルタイムに試合を楽しむ人が多い」という話が。いや、何年も前から某匿名巨大掲示板でそれは成されてきたかと。私もF1はそれですよ。フジテレビは「生で見たければ金を出せ」というスタンスなので、BBCの放送をゴニョゴニョしつつ、公式ライブタイミング(全員のラップタイムが分かる、モータースポーツで重要なツール)を起動し、掲示板で情報を共有。英語の放送を見ながら、ラップタイムを把握し、日本語で情報交換。2時間近くこれをやると疲れます。だから、年間19戦もやらんで欲しいのです。ほんと迷惑。

(20/Dec/2010)
愛車確保
 体調不良とガッカリでしばらく封印していたダメゲームGT5を久々にやりました。そこでやっと中古市場に愛車アクセラを発見し、購入しました。色は選べず、黒です。しかしそこは塗装機能というものがございまして、入手した車の色が一回だけ他の車にコピーできます。何故一回だけなのかはさっぱり分かりません。私は新車で用意されているアテンザを購入して、そのベロシティレッドマイカをコピーしました。どこからどう見ても全然マイカカラーじゃないけど、このゲームには何も期待しません。
 中古なのでオイルは汚れ、エンジンはへたり、ボディもやれてます。レースの作りはいいかげんなのに、こういう面倒なところだけはやたら現実性に拘る。高い金を使ってリフレッシュします。
 さあ走らせてみよう! 鈴鹿でシェイクダウン。ん? 遅い。いやいやこんなに遅くないよ。高速道路でいつも2速で90km/hくらいまで一気に加速してるから分かる。これはおかしい。と思ったらこの車には4速までしかありません。これではAT仕様じゃないか。MTを選択してもそこは固定のようで。はい、ギア改造決定。エンジン音は…音色は近いけど、こんなに穏やかじゃないなあ。実際は一気に回すと暴力的です。あと、ロードノイズがないと気持ち悪いということが分かりました。ハンドリングは…さすがに高速域でここまで旋回したことが無いからハッキリ言えませんが、40km/hで思い切り旋回してる感覚から言うと、然もありなん。アンダーが出にくい特徴が一応出てます。停止状態からハンドルを切って加速すると、トルクステアっぽい感触は得られます。一応、パワーを反映しているようです。サスの効きもこんな感じでしょう。まあ、ゲームでこれならいいかな。
 しかし不満は外見にあり。何故作り込んでいない? 内装がないのはダメだし、テクスチャがガタガタ。そのくせ、ボディ側面の微妙な湾曲やラインがしっかり表現されていたり。モデリングは完璧です。もしかして収録予定に無かったものを、スタッフがごり押しして入れた? だから初登場なのにプレミアムカーじゃないとか?

(20/Dec/2010)
ニュルニュル
 GT5がアップデートしました。そのサイズover600MB。呆れます。で、何が新しくなったのか。いろいろあるようですが、アクセラをゲットした私にとっては殆どがどうでもいい。ただ、無条件でニュルブルクリンク北コースを走れるようになったのが大きい!
 あとはF430を手に入れたら取っ替え引っ替えしてニュルを走りまくるのみ。私はGT4でも同じような末路を辿っております。ある程度まで進むとレーシングカーで走ることになるんですが、レギュレーションもヘったくれもないからつまらんのです。
 とにかくニュルだ! 最近の体調不良も若干回復してきたので、裏家業を復活させながら、遊ぶぞ。

(21/Dec/2010)
働かずに稼ぐ
 働かずに稼ぐというと、聞こえが悪いですが、明菜の事ね。アマゾンでDVD→ミュージックで辿ると、まもなく発売される明菜in夜ヒットDVDが上の方に来てます。すげー。まだ発売されてないのにアホみたいにレビューが書き込まれてます。FFとかGTのようなゲームと違って、喜びの声だらけ。中年も節操がありませんねえ。それはともかく、過去の資産をうまく行かして客を喜ばせることが出来てるわけです。日本の製造業もそういうところを目指せないものかなと考えさせられるわけです。価格を含めて売り方一つで売れ行きが劇的に変わってしまう世界なので、機能や品質で売るのは無理なのかも知れません。でも、経団連の連中を始め、ケーエーシャはそういうことを考えるべき。考えろ。まずは消費者を教育すること。これは音楽業界も同じ。下手糞が巧い扱いされてたり、カスみたいな歌詞やメロディがはびこってます。
 あのDVDでいくら稼ぐのか、乱暴にも想像だけで試算してみます。DVD6枚で定価26,000円とキてますが、実売は20,000円くらいのようですね。私はもっと安く買ってますが、まあこれで計算しましょう。ケース等々の費用は多めに見積もって2,000円としてみましょうか。DVDのカッティングが6枚で1,000円? 輸送費は500円もしないかなあ。そして小売りの取り分が全く読めません。2,000円にしてみますか。多分、安く売ってるところは中間マージンが無いのでしょう。なので中間マージンは平均的に1,000円としてしまいましょう。これで残り13,500円。フジと明菜の取り分を勝手にほぼ半々と決めつけて、明菜を6,500円としましょう。前例である山口百恵DVDが初週だけで1.6万本らしいので、仮に同じ数としましょう。約1億円。すげーっ! ワタクシ、仕事で300万円を無駄にしたことや、自作の数億円の装置を捨てさせられたことはありますが、稼いだことはありません。何であのスペシャルな世界最強スペックの装置を使わずに組織解散するかなあ。役員の決断力の無さ。まことに情けない。…ん、何の話だったっけ。

(23/Dec/2010)
ニュルを駆け抜けろ
 ニュルブルクリンク北コース、正式にはNurburgring Nordschleife。この全長20.8kmの難コースを何分で走るのか、それがスポーツカーの性能の指標になっています。速いだけの車では一瞬にして壁に激突して死ねる狭いコースですから、操縦性や安定感が必要です。つまり交通安全性の指標ともなるわけです。このラップタイムをwikipediaで調べてみると、我が愛車はありませんがターボモデルのMazdaspeedがあり、8分39秒とのこと。やっぱりマツダは遅いなあ。それはともかく、GT5で愛車を使って走ります。ノーマルだと4速しかなく、私の5速とは異なるので、いじります。ギア比を出来るだけ現実に近づけて、走ります。
 体調が万全じゃないので遊ぶなという話もあるのですが、楽しむことも必要じゃないですか。ミスをする度にリスタートして10回目でしょうか、やっとパーフェクトラップを刻めました。8分53.3秒。サーキットというより、ターマックラリーのようなもので、全コーナーを攻めきるのは不可能です。その取りこぼし分を足しても1秒は行かないだろうと思えるラップなのでこれで終了。ちょっと速すぎないか? やっぱ、端折った物理計算じゃこんなものか。東京R246で60km/hで車線変更したり、停止状態からの右左折をやってみると、動きがおかしい。このゲームの車は機敏すぎるんですね。そうじゃないと素人が攻めきれないということなのか?

(30/Dec/2010)
来年は復活を
 仕事で激しい温度変化に晒され続けたせいか、3:00くらいにならないと寝られず、慢性の寝不足になって休日は死んでました。それなのに苛立ちながらGT5をやるから宜しくない。そこでオーバーホールということでマッサージに行ってきました。最後に言われたのが「冷え性じゃないですか?」でした。冷え性じゃないんですが、寒い部屋に一日中いたときは、指先が冷え切ってました。手袋をして配線やPC操作をするわけにはいきません。確かに冷え性と同じ状況下にあったわけです。思わず「冷え性ではないですね…」と答えてしまいましたが、マッサージ師、お見事です。
 来年からはその状況もなくなるので、復活することでしょう。首筋を暖めろとのこと。来年は諸々の事物を片づけるぞ。

(31/Dec/2010)
乗り換えというわけではないが
 CDTVで島谷を見るのが元旦早朝の過ごし方でしたが、島谷のお天気お姉さんコーナーもなくなったのでさっさと寝ることにします。夕方は予定通りに明菜in夜ヒットを堪能。夜ヒット終了後のスペシャル番組もいくつか収録されていましたが、そこで散々今までの出演映像が流されていたんですね。ってことはこのDVDを作るに当たって、編集作業に要する工数は随分安いと思われます。ジャニーズの連中にぼかしかけるだけですよ。古舘が司会になってからはトークもばっさり。奴がNGだったんでしょう。編集は良心的で、古舘が映っていない状態でもう一人の司会と明菜の会話が成り立っている部分は生かしています。でも手間はたかが知れてる。うーん、いい商売だな。
 フジ、地上波向けのF1総集編を作る手間は惜しむんだなあ。パドック裏の情報や映像も絡めてドラマティックなナレーションを窪田等に語らせる必要がありますから、大変でしょう。しかし、だからやらないという姿勢が気に入らん。F1に対する愛がない。
 やっぱり製造業は明菜になれ。ただ、その解が見つからない。クオリティを追求した商品とサービス(歌と踊り)を一部無料で(テレビ番組やwebの動画)提供し、更に深いサービスを受けたいと思わせることで、ちょっとお高いサービス(ディナーショー)も受けてもらう。うまく回れば過去のサービス(DVD)もその場で提供して…やっぱ無理か? iPhoneは…何か違うなあ。クオリティはカスだし、ノリだけだし、サービスに難あり。これではavexのあいつのようです。過去のものを提供するという部分はWiiやPS3でやってますね。前者はわざわざ作り直してるんでしょうか? 後者はPSのチップがそもそも内蔵されているから安価に行けます。若干明菜モデルしてますね。しかしゲームビジネスは厳密には製造業じゃないからなあ。


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