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2010年10月の日記


(06/Oct/2010)
酷いCEATEC
 エレクトロニクスショーCEATEC JAPAN 2010が開幕したので、行ってきました。内容は惨憺たるものです。規模が事実上縮小しており、家電メーカーも無理矢理出展している感じ。パナソニックは元気。ソニーは他にやること無いと潔く3Dオンリー…。東芝の裸で見る…裸眼3Dは会場直後に2時間待ちになり、駆けつけた私の「えっ!?」に呼応するように入場規制になりました。どれだけ出来が悪いか見てやろうと思ったのにい。
 デバイス関係は今も元気ですが、技術屋じゃないと楽しめない内容。docomoはおもしろいネタを提供し続けてくれますが、いまいち弱いですね。ということで、土曜日に出かけようと思っている方は踏み留まるべし。

(07/Oct/2010)
明菜にはまる
 来生たかおの作った曲をYoutubeで聞いていたのですが、その中にやたら譜割が独特で難しい曲がありました。セカンド・ラブ。これは中森明菜の曲でして、その動画も多数。見ると、顔がまだぽっちゃりしている小娘が、ちゃんと歌ってるんですねえ。さすがに来生氏の巧さには全く及びませんが、音程は安定している。で、そこからいろいろ聴いてみるわけです。おお、Desireなんてあったなあと聴くと、カッコいい! この人をガキんちょの頃に見たときは、声が小さくて何歌ってるか分からんという印象しかなかったのですが、演奏との音量バランスが取れているといいことが判明。声が出ないわけではなく、声量は結構凄い。ダイナミックレンジがでかいんだけど、音響機器がよろしくないような感じ。PCで解析すると、J-POPにありがちな常に振幅最大ではなく、クラシックみたいな振幅変化です。それにしても、ファッションといい、セットといい、昔の歌番組は凄い。そして演じるように歌う明菜。憑依と言ってもいいかも。こりゃアートです。
 だから、パチンコのネタにしないでください。

(09/Oct/2010)
CRT消滅
 遂に、ブラウン管とサヨナラしました。所謂4倍速の液晶に買い換えです。プラズマと迷ったんですが、本体大きさと黒の締まりで液晶に。プラズマが500万:1なんて謳っていますが、ありゃ酷い。有機ELのデモを見たときがありますが、そのの足下にも及ばないですよ。有機ELが測定限界を超えた100万:1以上という表現をしていたのに、どうやって500万なんて数字を出せるんだか。
 我が家の旧機は29インチだったはずなのに、7月からの放送側の嫌がらせ強化によって実質24インチ扱いになっていました。だから今度の40インチは大きい! インターネットにも繋がっちゃいますが、画面表示を自由に拡大縮小出来るわけではないので、ちょっと厳しい。PS3をイメージしちゃいけません。しかし、Youtubeには専用のメニューから行けて、楽しめます。
 最近のトレンドとして、スピーカーは本体背面についていて、音は下に向かって出すようです。アホ設計ですが、共鳴スペースを確保するための苦肉の策だそうで。下に出た音を前に向けるような反射板くらい用意すればいいのに。スピーカー本体はそんな状態ですが、デジタルアンプのおかげで、音楽を聴くのに耐えるレベルには仕上がっています。
 4倍速の威力は絶大。気持ち悪くなることが全くありません。まだ改善の余地はありますが、完成度は高く素晴らしい。そして、コントラストの高さがいいんです。縁に並べたLEDの明るさ制御程度で意味はないだろうと思っていましたが、そうでもなさそう。黒がとことん黒です。しかし、黒潰れはしてません。今の液晶ってどこもこんなに凄いの?

(10/Oct/2010)
酷いものです
 テレビに、露出歌手倖田が出てきたので消そうと思ったら、TATTOOの文字と独特の音楽が流れてきました。え、明菜の? ってことで見るわけです。そう、確かに明菜が脚をさらけ出してかっこよく歌っていた、あれです。が、しかああああああっし! 何という下手さ。拍の取り方がおかしいし、所々音程がアレだし、声が続かないのかぶつ切り。崩壊してました。あれで金が貰えるってのは羨ましいものです。こんなんなら、明菜を呼べよ。それか、カバー歌手島谷。

(18/Oct/2010)
F1 instead of GT5
 リアルさを売りにしているレースゲームシリーズであるGranTurismoの第5弾、GranTurismo5(以後GT5)の発売延期が発表されました。今まで何度延期してきたのか。GT3の頃からクセになってますね。完全に信用を失っており、11/3発売と発表された際にも「どうせまた直前で延期する」という論調も見られました。そう唱えていた方々、おめでとうございます。10/14に晴れて無期延期となりました。年内発売とのことですが、未定となっておりますね。
 これにより、10月に発売されながらも購入を見送っていたF1 2010を購入いたしました。F1はそのスピードとセッティングの面倒さ故に、苦痛でしかありません。それでもチャンピオンを目指しちゃうんです。今回から開発元がCode Mastersというところになったため、グラフィックは及第点。車体への風景の写り込みが変ですが、まあいい。雨の描写は凄い。挙動は特に今までと変わっていないので違和感ありません。いや、雨でちゃんと速く走れるという意味ではF1 05やF1 06とは大違いかな。ただ、コースの全体マップがないみたいで…やりにくい。おかげで、コースが覚えにくい。バーレーンは改修前のレイアウトしか知らないので、改修後のそれを覚えるのは苦痛でした。把握したとたんにセッティングの方向性が決まり、異様に速く走れるようになってしまいましたが。ロータスで5グリッド降格しておきながら11位って、あり得ん(笑)。
 ところで、どうやら私と同じような理由でF1 2010に手を出した人が多いようです。…ん? まさかGT5延期の狙いはこれ? 政治的理由? え、えええっ?

(18/Oct/2010)
まだ飽きないぞ
 今やパチンコのネタになってしまっておりますが、明菜様は凄い。年齢とともに声質は変わってしまいましたが、表現力が前とまた違うので、楽しめますね。ちょっと痩せ過ぎなんですが、筋肉質になっているみたいで動きは昔よりキレがあります。そこら辺の男と闘っても勝てるんじゃないかと。何じゃこの人(笑)。ただ、20代前半のあの色気もいいですなあ。特別美人ってわけでもないのに、綺麗で惹かれます。TANGO NOIR、いい。曲だけ取り出してもcoolだというのに、あのドレスと踊りは芸術的。
 webでは昔のトーク番組なんかも多数見られますね。我が儘だとか奇行だとか報じられていた記憶がありますが、どうやら実際のところは生き方の下手な糞真面目のようです。そして気づかされるのが、若いのに話し方等がしっかりとしていたことです。インタビューへの受け答えを含め、20代前半であの雰囲気を出すなんて今じゃ考えられません。そうあるべきなんですけどね。松田聖子もそうでした。そういや、あの人も上手いのに、最近急に声が駄目になってきたなあ。
 尚、昔ファミコンでドラゴンクエストIIをやったときのムーンブルクの王女の名前が「あきな」でした。突然思い出した(笑)。「もょもと」とか、懐かしいなあ。ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺ…。

(25/Oct/2010)
明かりのないナイトレース
 F1は基本的に昼間に行うものです。近年では一部で大量のライトを使ったナイトレースも行われていますが、明るくして行うという意味では、昼間のようなものです。ところが、今回の韓国GPは違いました。サーキットが未完成という体たらくにも関わらず無理矢理開催したものだから、水はけが悪く、雨の影響が甚大になったのです。それによってレース開始が1時間以上遅れました。まあ、滑る奴が多いこと。そんな中、ミハエルが速さを見せました。雨のレースは体力要らずなので、上手ければ速いという奴です。それはともかく、残り10周程度で、ほぼ日没になったのにレースが続けられました。本来は日没終了なのに、続く。結局最後までやり、そのころには真っ暗になっていました。照明などないところでナイトレース。最低。
 ミハエルは最終的に4位になりましたが、滑った奴が何人かいた結果でもあります。その滑った奴らというのは、だいたいクラッシュしてるわけです。なのに、韓国人のコースマーシャルがグダグダ。車両撤去用の重機がコースを土まみれにするし、エンジンブローでリタイアしたベッテルにおいては、火災が発生しているのにおろおろ。ベッテルはそのマーシャルから消火器を奪って消火してました。本来、ピットから離れたところでリタイアしたドライバーは、マーシャルの運転するスクーターに乗ってピットに戻ります。ところが、今回はベッテルがマーシャルを乗せてスクーターを運転してます。マーシャルがピットへの道が分からないだとかで…。おい、韓国人はレースって何なのか知らないんじゃないのか?
 もう、アジアでレースするのやめてくれないか。昼間に開催されると、外出できなくなるし。
 今回の糞GPで話題になったのは以下の通り。
  1. 金がなくてサーキット工事に時間がかかり、FIAによる検査を何度も延期。
  2. 検査に合格するも、舗装が済んだばかりの状態で油が染み出していた。
  3. コース以外の設備が全然出来ておらず、工事現場そのもの。よってコースは砂埃まみれ。セーフティーカーが試走でコースアウト。
  4. 路面は歪んでいて、車は跳ねまくる。一目瞭然。
  5. 縁石がただのペイントになっている部分がある。
  6. 陥没した縁石がある。一目瞭然。
  7. 湿地帯に無理に造ったため、水はけが悪く、普通の雨なのにスタート後に赤旗中断で1時間延期。
  8. 照明のないサーキット工事現場で日没になってもレースが続いた。そもそも秋に15:00スタートというのがおかしい。
  9. 延期の影響でレース時間は2時間48分。
  10. マーシャルが仕事をしない。
  11. 開催地は未開の地なので、一番近い街にホテルはなく(少ないということか?)、F1関係者はラブホテルに宿泊。
  12. チケットが売れず、多くを無料でばらまいたので、正規に購入した人が暴れる。そりゃ当然だ。
 こんな国での開催は禁止だろ。30年前の富士での死亡事故は見る側のマナーの問題でしたが、主催者がこれじゃあねえ。

(27/Oct/2010)
え、俺のせいですか?
 「中森明菜ディナーショー中止」…。過労で免疫不全? え、俺が嵌ったので不機嫌になった? 損害額1億円とかいう記事まで。…いちおくえん!? すげー。稼ぐのね。あ、いや、損害賠償?

(29/Oct/2010)
起動時間が5秒?
 我が家のBDレコーダーは起動に2分かかります。おつむのチップがバカなため、動作も早いとは言えません。私の操作が早すぎるとも言えますが。PCですら応答がおかしくなるときがあるから…。とにかく2分ってのは常軌を逸してます。
 それから数年、突然、5秒で起動なんてCMが流れるようになるとは。PS3並じゃないですか。欲しいけど、今のBDレコーダーもただのHDDレコーダーになってしまっているので、ねえ。カーグラフィックTVが溜まってます。見るのめんどい。

(28/Oct/2010)
やっぱりバカに見える
 どうしてもiPhoneを使っている様がバカに見えます。Xperiaも同じ。狭い画面を覗き込んで、それを隠すように指で操作する。どこが使いやすいんだと。操作する箇所を見ないといけないというのは、最低ですよ。キーボードのブラインドタッチやテレビゲーム機のコントローラーのように手元を見ずに、余計なもので隠されていない画面を見ながら操作するのが一番スマートじゃありませんか? ああ、脳波で操作できればそれが最良でしょうね。それはさておき、やっぱりタッチパネルはバカインターフェイスですよ。使う人は、切符売り場のお年寄りみたいな動きにならないようにご注意あれ。ダサいから。

(30/Oct/2010)
島谷とGT、明菜とF1
 以前、島谷を聴きながらGT4をやって、エンジン音が全然聞こえずミス連発ということがありましたが、F1ならハンドルのインジケータでタイミングが分かるだろうと、早速買ってきた明菜のCDを聴きながら。うむ。エンジン音なしで行けます。リアのトラクションを確保しながらもロウズヘアピンを簡単に曲がるためのセッティングに悩みましたが、道は知ってる。5位のタイムまでは出せます。ここから0.5秒詰めるほど暇じゃございません。諦め。
 それはともかく、Youtubeに多数の動画があったのがきっかけで、ガキんちょの頃は嫌いですらあった人のCDを買うに至っております。音楽業界や放送業界はそういうことを考えるべきじゃないのかねえ。ただ、外連味たっぷりだと白けるので、放置するという戦略も考えてはいかがかと。あ、まあ、最近の邦楽は聴く価値がないのばかりですが。

(31/Oct/2010)
羽田混乱?
 羽田空港国際化っておかしな表現ですね。その前に私が羽田から上海に行っているってのに。あ、大陸は日本の領土か。そうかそうか…。とにかく、新しい国際線ターミナルが出来てから周回バスが上手く使えていないみたいですね。以前は国際線ターミナルでは食事がとれなかったので、周回バスで第一ターミナルに行く羽目に遭ったんですが、待ち時間を合わせても5分くらいで着きました。そこから徒歩で登場ゲートに向かうとしても5分追加する程度でしょ? それが、今や国内線から国際線への乗り換えは鉄道を使った方が早いとは。
 当時は、まだ使われていなかった国際線ターミナル駅を恨めしく思いながら通過していましたが、それで良かったのかも。早期に安定して使えるようになるといいですね。成田は要らん。あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのです。なんて「北ウイング」を聴きながら書いてます。


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