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2008年10月の日記


(08/Oct/2008)
世の中おかしい
 正しいことを言った中山議員が引退に追い込まれ、そこに何故か知事が入り込もうとするという歪んだ構図。確かに中山はTPOを誤ったと言うべきでしょう。日教組に潰されてしまったのだから。それにしても、その穴埋めに東国原が入り込もうとするとは思いませんでした。どうやら国政に入り込んで道路の資金を手に入れようと考えていたようですが、これでは官僚と同じですし、奴の活動に合致する道州制に相反することです。そもそも、本当に道路は必要なの? 道路ありきの発想はどうなの? 重要なのはその先、道路を造って何をしたいのか、何が出来て何がどうなるのかです。試算したものを提示し、議論を尽くすべきでしょう。
 あいつ、調子に乗っちゃったんだろうな…。

(09/Oct/2008)
ノーベル賞に思う
 今年は日本人4人がノーベル賞を受賞するということでマスゴミは手放しで盛り上がっているようですが、何かの意図を感じずにはいられません。財団の意図がいまいち分からないので気持ち悪いんですよね。受賞理由を聞けば、物理については素粒子であるとされるクォークが6種類あるということを論じたわずか6枚のペーパーのようです。私の好きな分野なので知っているのですが、私が子供の頃からクォークはアップ/ダウン,チャーム/ストレンジ,トップ/ボトムの6種類です。どうやらこの量子色力学は1970年に考えられたようですので、38年前の仕事です。化学も1960年に蛍光タンパク質をクラゲから発見した「だけ」というもの。こちらは古い上に、行為だけを取り出すと大変なことではありません。化学賞受賞者自身も考えているように、その結果が有用なものであると分かったから表彰されたのでしょう。つまり、40年間に渡って応用しようと努力してきた人たちの仕事が大きいんじゃないかと思うんですよ。クォークについてはなぜ今更なのか説明困難ですが、同じような理由なんでしょう。これは貰っても実感ないだろうなあ。
 ここから分かるのは、「俺の仕事はこういうことに応用できるんだぜ」という発表の仕方が必要だということですね。大概医療か軍事なんですが。そう、科学は人を生かし、人を殺します。結果的に殺す道具でもいいんです。自分を生かすためのものなら。それが動物。
 どうやらイタリアの新聞紙がクォークの件で「日本人にノーベル賞を奪われた」という見出しになっているようです。根本的な発見・発想をしたイタリア人の博士が授賞されないためです。これについてやたら拒否反応を示すブログが多数。大人気ないだの、受賞者に罪は無いだの。あのね、イタリアはこういう表現するのが常なの。ま、F1のニュースを見てないと分からんでしょうな。

(09/Oct/2008)
無定見がまかり通る
 マンナンライフの蒟蒻畑が生産凍結となったようです。これは恐ろしいことですよ。福島瑞穂と野田聖子の腐りきった思想のおかげで普通の製品が製造凍結。民主主義、資本主義国家において政府が政治家の個人的感情から不当にビジネスチャンスを奪うという、中国越えを果たしたわけです。
 喉に詰まると言えば餅。これは年間死亡者数が蒟蒻ゼリーの50〜100倍だそうです。これに対して「流通量を無視するな」という声もあるでしょう。重要なのは飲み込む回数です。つまり、蒟蒻畑はその個数、餅は個数×(かじる回数+1)です。これはどうやら重さで比較すれば良さそうですね。餅の流通重量は蒟蒻畑(蒟蒻ゼリー全体じゃない)の16倍という計算をした人がいるようです。ってことは、餅の方がヤバイ。餅の流通重量が100倍以下である限りは即刻販売差し止めを命じるべきでしょうね。ちなみに、ここでは餅の加工食品は計算に含めていません。加工食品まで比較対象として含めるなら蒟蒻全体を考えるべきでしょうから。
 車の場合は免許制度であるにもかかわらず、死者の出る事故(死亡まで24時間以上かかるものを含む)は年間1万件どころの騒ぎじゃありません。こんな危険なもの、売っちゃいけませんよ。走らせちゃいけませんよ。ねえ、オ・バ・サ・ン♪

(12/Oct/2008)
グリーンエゴ
 F1日本GPにてブリヂストンがエコドライブを訴えるためとして、タイヤの4本の溝に緑色のラインを入れました。…ならレースやめればいいじゃねえのか? 普段ならソフトタイヤの1本の溝に白いラインが引かれるだけだというのに、これではインク使用量が8倍になります。どこがエコなのか…。ついでに、ソフトタイヤとハードタイヤの区別がつきにくいんだよ!!

(17/Oct/2008)
○○は文化
 不倫は文化と言った男がいますが、八百長だって文化じゃないの? 大相撲の八百長疑惑に関する週刊誌記事の裁判で、テレビじゃ相撲好きが「八百長があるはずがない」なんて異口同音に言っていますが、あれって相撲の文化だと思っていましたよ。ガチの横綱は貴乃花だけというのが通説でしょ。もっとも、今回は横綱が故意に負けたという話も含まれているようで、ちょっと違和感がありますけどね。
 ただ、ちょっと考えれば一人の人間が勝ち続けるなんてそうそうできることじゃありませんよ。自動車競技みたいに道具の差が顕著に表れるものなら可能ですが、相撲なんてマワシしかないじゃないですか。そもそも神事で勝敗が決しているものが起源なんだから、八百長いいじゃないですか。
 プロレスを八百長だという人がいるようですが、それは間違い。あれはガチかショーかで区別されるべき、魅せる必殺技を使って観客を楽しませる、そういう性質であり、弱くても闘えるなんてことはありません。少なくとも体が強くなきゃあんなの出来ませんから。

(17/Oct/2008)
いいぞ中野
 二輪車世界最高峰レースのMotoGPで現在は日本人不遇の時代ですが、ただ一人頑張る中野が魅せてくれました。ちょっと前になりますが、オーストラリアGPで決してトップに追いつける性能ではないバイクを駆って5位フィニッシュ。彼はずっと7位を走行していました。4位以下は上位に全く追いつけるペースではないという状況で、4人が4位争いをしていました。特に元気で速いルーキー達(別カテゴリのチャンピオン含む)3人が面白い攻防を繰り返して目まぐるしく順位が変わります。そんな中、7位の中野は他の3台との間を維持して置いて行かれることも仕掛けることもなく淡々と走ります。ほぼ最後まで。ところが最終ラップで(恐らく最終コーナーで)2台をズバッと抜いて5位でゴールしました。3位に挑むペースはないので、最高4位狙いだったでしょう。前では3人がバトルをしているという状況で自分が仕掛けてもまた抜かれるのは明白。そこで3人にバトルさせてタイヤを消耗するのを待っていたのではないでしょうか。そして最後に一気に仕掛けると。実にいい判断だったと思います。来年のシートは決まっていないようですが、どこか彼を使ってくれないものかと思いますね。

(21/Oct/2008)
ミニバン消滅待望論
 レースも走りも忘れた糞ミニバンメーカーホンダがオデッセイをリニューアルしました。CMに出てくるその姿は、同社の水素自動車でセダン扱いになるFCXクラリティに似て見えます。つまり、結構小さく見え、ノーズも長く見えます。写真で見る限り、車内は広々としていないように見えます。これはミニバンじゃありませんね。スバルのエクシーガ同様、多人数乗れる何か、別のジャンルの車です。これなら道路にいても許容範囲ですよ。まず、信号待ちで視界を遮らない。運動性能も悪くはないはずなので、その後ろを走っていても恐怖を感じることは少ないと考えられます。座席が低めなので前を走っていても、背後から妙に接近されることもないでしょう。
 もうね、エルグランドとかヴェルファイアとか、気色悪いのよ。あの奇形のスタイルが。コーナーですらパカパカブレーキ。いつ倒れるか横滑りするか分からず近寄りたくありません。後ろに付けばやたら接近してきます。そんな無駄に重い車のフニャフニャブレーキで危険回避できるのかと。追突するのが関の山じゃないのかと。恐ろしいので敢えて信号停止中に一瞬バックギアに入れてみたり(クラッチを切ってる)、坂道でわずかに落ちてみたり(これもクラッチ切ってるだけ)して車間距離を開けさせますが、怖い怖い。
 道路の耐久性の観点からもミニバンなんて消してしまうべきです。車重1.4t以上は禁止でもいい。海外のやたら重い似非スポーツカーも淘汰していただきたい。スポーツカーっていうのは1.2tもあっちゃいけない。ミニバンはあっちゃいけない。

(20/Oct/2008)
野田の戦略?
 12年で17例の死亡事故を起こした蒟蒻ゼリー。その8〜9割のシェアを持っているとされるマンナンライフの事故は3件だと言われています。もしシェア8割なら、他社の事故は0.75件でないと気持ち悪い。そう、他社の合計はマンナンライフの18.7倍危険だということになります。これをお忘れなきよう。
 本日マツキヨで蒟蒻ゼリーを発見しました。もちろん、蒟蒻畑ではありません。よく考えたら、蒟蒻ゼリー全般ではなくマンナンライフの蒟蒻畑だけが消滅しているんですよね。何で? 上記計算により、マンナンライフ以外の方が危険なはず。それは形状からも納得できる話です。で、何故マンナンライフのみ野田に差し込まれた? ネットで調べると岐阜のメーカーの蒟蒻効果なる商品がシェアを伸ばし始めているようで、岐阜って、野田のお膝元なんですね。ま、状況証拠からいろいろ見えてきますな。マルチ業者から献金を受けて開き直る大臣様、凄いですな。消費者を敵に回す消費者庁。素晴らしい。

(24/Oct/2008)
君って京子?
 ポルノの新藤晴一が結婚と。それだけならどうでもいいんですが、相手が長谷川京子。ダメだ、見知った顔だから直近の晴一の詩の「君」で余計なイメージが生まれてしまう。もうね、そういうのはこっそりやってくれよ。無理か。

(27/Oct/2008)
メモリ増設
 4年前のノートパソコンでソフト開発をするのもストレスが溜りがちです。もっとも、私の場合はCPUの発熱を嫌って1.5GHzのものを600MHzで駆動させているのでトロいというのもあります。でもでも、スワッピングが多いのも事実。ということでPCを買い替え…ずに、メモリを購入しました。512MBを倍増。如何せん古いPCなので店にはBuffaloのものしかありませんでしたが、安いものを捜し歩くのも無駄でしょうから即決。
 当然劇的な変化はありませんが、ここまで速くなるとは思いませんでしたよ。今まで気付きませんでしたが、頻繁にスワッピングしていたせいでパフォーマンスが落ちていたんですね。これでやる気出るぞ!

(29/Oct/2008)
400円発言
 麻生総理に対し、民主党の議員が「カップめんのお値段、分かりますか?」とカップヌードルを持ち出しました。まずさ、商品名を言えよ。それに対して総理、「買わないので分からないが、400円くらい?」と回答。これにより、消費者生活の実態を分かっていないというレッテルを貼りたいようで、マスゴミも取り上げました。
 で、いくらなんだよ。あんなまずいもん食わんから俺も分からんぞ。270円? 正解は170円だそうで。一家の収入ゼロ且つ支出莫大という地獄一歩手前を経験した俺ですらこれだぞ。ってか、人間が食えるレベルの即席麺商品って定価300円からだと思うんだが。麻生の感覚、間違っちゃいないでしょ。正しくもないけど。むしろ「昔安かったものでも今は意外に高いよね」という考えを持っていることを喜ばしく思うべきかと。
 実はこの件、朝日新聞の人間にすら「くだらない。民主党はこの時期にこんなことして政局に走っている場合じゃない。重要事項について与党と議論をするべきだ」とテレビで一蹴されてます。民主党ってホントに利権が欲しいんだな…。

(29/Oct/2008)
格差縮小
 日テレで辛坊氏が勇気ある発言をしていました。OECDの発表で日本の経済格差は減少していると。格差といえばジニ係数(1で一人勝ち、0で共産主義的平等)ですが、これが下がってるんですね。氏、自らの著書ではデータを得ていた2000年までのデータで右肩上がりであることを示したと述べ、ディスプレイにそれを表示し、その先にこの度発表されたデータを追加しました。小泉以降は格差激減。
 さあ、魔法の言葉「格差」を武器にしていた奴ら、どうするよ。氏は「金持ちが減って皆貧乏になってしまった」と結論づけ、「マスコミの言葉を鵜呑みにせず巨視的にものを見たほうが良い」としました。無責任とも言えますが、真実を明確にした勇気ある言葉だと思います。
 収入減の要素もあるでしょうが、『派遣』自由化によって格差が減ったんでしょう。企業が人件費をケチっていた中でワークシェアリングが成功していたと言えなくもない。
 でもさ、格差の小さい社会なんて頑張る気になれないと思いません? 正当な格差ね。何も生み出さない金融業とマスゴミだけがやたら高級取りというのはダメ。クリエイティブな人間が容易に金持ちになる世の中がいいね。

(30/Oct/2008)
財政出動不要の景気対策
 今回の世界恐慌、実体経済のないアイスランドが消滅するのは歓迎こそすれ、報道で喚くことではありません。分不相応の韓国も消滅してくれればいいくらいです。で、こいつらがこうなったのは信用経済が回らなくなったのが原因。そこから時間を置いて実体経済まで冷えだしてきた。このままでは更に信用経済が固まるということで一人当たり38,000円支給するというさっぱり意味の分からん策が出てきました。これに対して街頭インタビューでは「貯金しますね」という最悪の回答もありました。何のための施策か分かっていない模様。そこで確実に消費してもらうための施策を考えてみました。
  1. Edyに入金し、消費期限を切ってしまう
  2. 一定消費をしないと罰則として増税
  3. 消費税減税、一定期間ではむしろ負の値に
  4. 生活保護基準を緩くする
 一番目は、一部のお金を時限爆弾にする機能がEdyになければ不可能。Edyを持っていない人は貰えないけど、そんなのはどうでもいい。わたしゃETCなぞ持っていませんので高速道路1,000円乗り放題の恩恵にはあずかれません。そういうこと。この方法なら多分、コストは低い。大林素子がクーポン券などとバカ発言していましたが、資源も金も無駄になる。何でああいう馬鹿をテレビに出すかね。
 二番目は消費の証明が困難。でも、それがクリアできれば低コストで実現できそう。政局大好きの政治家はやりたくないでしょうな。
 三番目、店に負担がかかりますが、消費税を0にするのは難なく出来るでしょう。負の値は厳しいかな。
 四番目、放っておいても消費してくれるのは生活困窮な低所得者。生活困難者を救うのと一石二鳥。でも、効果はそれほど大きくなさそうだし、公務員が悪用しそう。
 政治屋さんもそろそろ選挙を忘れて手を打たんと。野党は与党に協力しろ。


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