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2008年4月の日記


(01/Apr/2008)
GT5P更新
 PS3のGran Turismo 5 prologueが無料でバージョンアップされました。SpecIIとなり、車種が増えて(数も車種も詳しく知らない)、GTファンには昔懐かしいコースであるハイスピードリンクが追加されています。オフラインのゲームはClass Sがリニューアルされていますし、オンラインもレースの種類が異様に増えています。これは凄い。
 更に、英国BBCの自動車番組Top Gearも期間限定とは言え無料配信されています。Top Gearは相変わらずのバカ企画満載。車でサッカーやってるし。クラッシュさせまくり。…エアバッグを殺してるっぽい。
 いやあ、オンライン対戦のサーバー使用料も無料だし、これで5,000円というのはこっちが心配になるくらい。わたしゃヨドバシポイントで1,000円も払わずに済んでいたりします。いやーすげぇ。

(02/Apr/2008)
ファームウェア
 最近の電子機器はファームウェアのアップデートが出来て便利です。PS3はwebを介して何度も機能向上されてきましたし、BDレコーダーは地上デジタル放送を利用してアップデートすることでバグ潰しされています。そして、私のPHS W-ZERO3 advanced [es]もそう。本体もしくはPCでcabファイルをダウンロードすればいい。今日初めてアップデートしましたが、そんなに複雑な作業ではありませんでした。結果、動作が機敏になりました。windows mobileのアップデートじゃないんだけど、ソフトの起動も速くなっています。
 ソフトと違ってハードウェアの根幹を叩いて動作させている、組み込みソフトをハードではなくファームと称するわけですが、この言葉も近いうちに世間に浸透するのかも知れません。メーカーとしてはバグ検証をそんなにしないでいても、アップデートで商品価値をそんなに貶めないで済むというメリットがありますし、ユーザーも自分の声が次期商品ではなく、今自分が使っている機種に反映される(可能性がある)というメリットがあります。ただ、これはその動作の多くをソフトウェア的に実現していないと効果が薄く、逆に言うならば、効果を得る設計だと動作が遅めになってしまうというデメリットもあります。
 webの環境が進歩していけば、動作が遅くてもいい機器、洗濯機や冷蔵庫といった白物家電製品にこそファームウェアアップデートは力を発揮するかも知れません。最適炊飯メニューや電力を押さえた冷却アルゴリズム、高効率の洗濯パターンなどがシームレスに更新されれば面白い。

(06/Apr/2008)
PCが入院
 私のPCのヒンジが破損したため、約一ヶ月の入院と相成りました。VAIO A50は今でもあまり存在しないSXGA+(1400dots×1050dots)の画面を誇るPC故に、プログラミングや作曲、いろんなウインドウを開いたF1観戦など私にとって唯一無二の機能を果たしてきました。それだけに、旧PCを久々に起動させてその不便さに愕然としております。XGAじゃ画面が狭いよ! 死にかけWindows2000マシンじゃ新しいソフトはまともに動かないし。しかもこれ、ACアダプタと繋ぐ端子が接触不良気味で、ちょっと動かすだけで外れて、バッテリーが死んでいることと相まって、落ちてしまいます。そのせいかHDが起動時に時々エラーを訴えます。恐ろしい!
 試行錯誤して今の私に適した環境に近づけたら、いつの間にかバッテリーが生き返り、HDも文句を言わなくなり、えー、普通に使えるかも(笑)。

(06/Apr/2008)
ちなみに日通
 PCはソフマップで購入したもので、購入時のポイントを使ってワランティに加入していました。額面を見ると15,000円です。今回のようなヒンジ修理はメーカー問わず21,000円をぼったくるそうなので、額面上はソフマップが6,000円の損ですね。でも4年間の貨幣価値変動を考えたら、損はしていないような気もしますね…。福田、死ねっ。
 ちなみに日通が期待を裏切りませんでした。ソフマップワランティでは無料で家に引き取りに来てくれるのですが、それが日通なんですね。4/6の12:00〜15:00の約束だったのに4/5の12:00に来やがりました。バックアップも取り終えていないので追い返しますが、4/6もぶちかまします。15:00を過ぎても来ない。ソフマップに連絡を取って確認していくと、日通の方で勝手に15:00〜18:00に変えられているとのこと。腐ってます。日通の集配所かサポセンか判りませんが、
「その時間では駄目でしょうか」
というアホ極まりない電話を寄越します。当然、
「駄目です。今すぐ取りに来てください。約束の時間は過ぎています。」
 疲れ果てて遅く起きた休日は時間を失いたくないんですよね。結果的に元々の予定ではないドライバーが来ましたが、
「ご迷惑をおかけしたようですねー」
で終わり。こっちは文句を垂れましたが、俺じゃねーし的な雰囲気プンプン。さすが日通です。この世から消え去れ。
 会社の職場引っ越しでは「精密機器につき取り扱い注意」と記載したパソコンを放り投げられましたし、家の引っ越しでは壁に傷を付けた上に冷蔵庫のドアを破壊していきました。無論修理させましたが、その電話対応から慣れきっていることが分かります。破壊は日常茶飯事なんでしょう。 この世から消えて無くなれ。

(09/Apr/2008)
 トヨタのRAV4を見かけましたが、何? あのデブ。コンパクトで軽快な4輪駆動車じゃなかったのか? 確かトヨタで一番小さいのがパッソだったと思いますが、そんなの用意するならRAV4をあのクラスにすればいいのに。でかいのはハリアーでいいじゃん。今の日本自動車業界は、何でもかんでも大きくする傾向にありますね。方や欧州ではアホみたいな大型化の一方で、小型も多数登場してます。Fiatの500(チンクエチェント)、AlfaのMi.Toなんていいですね。腐れトヨタだってaygoという、パッソがでかく見えるにもかかわらず格好良く、安い部品の塊なのにLEXUS ISのようにうんざりするような安っぽさが無い魅力的なMT車が存在します。ここまでスリムだと最高でしょ、というくらい。
 軽自動車なんて枠をなくせば日本でもこういうのが出てくるんじゃないかと思うんだけどなあ。今はマツダのデミオだけですからね。スバルのR1も軽自動車の枠を抜け出ればいい感じ。

(09/Apr/2008)
BD購入
 Blu-ray discを購入しました。4倍速のBD-Rが5枚で4,800円。1枚960円と言ったところで、ずいぶん安くなりましたね。パッケージを開けてみると、なんとまあ、凝ったマイカカラー(雲母のようにラメが入ったような塗装)でメディアの黎明期であることを感じさせてくれます。1層ディスクなので容量は25GBですが、システムで1GB食うらしく実際に記録に使えるのは24GBです。地上デジタルなら最高画質のDRという規格で3時間録画出来ることになります。F1の開幕戦と第2戦を記録しますが、さすがに予選・決勝を全部記録しようとすると4時間20分程度になってしまいますので、ここで最新機種に与えられた特権である低ビットレートダビングを試してみます。予選だけSRというソニーの言うところの標準画質に変換。これだけはダビングに実時間が必要になります。折角4倍速のディスクを買ったのに、とは思いますが仕方ありません。
 F1なので余りに低ビットレートにすると破綻してしまうという恐怖がありましたが、SRでもこれと言った問題はありません。ちょっと色情報が欠落しているように見えるのと、インタビュー中の人の肌がちょっとモヤモヤしているかな、という具合でそれ以外は私の32インチWXGAでは気になりません。地デジ自体、フルHDではないので高級テレビで見てもそんなに印象は変わらないと思います。いや、そもそもF1自体が解像感のない画質での放送なので平気なのかも。これなら4時間記録のXSRモードでもいいかも。予選を捨てれば3戦分保存できるから、年間でたったの6枚で済んじゃいます。
 別のコンテンツを今度はDVD-Rにダビングしてみましょう。…あ、手持ちのディスクはCPRM非対応だったみたい。なんてこったい。試すには買わないといけないのか。

(12/Apr/2008)
自転車ヘルメット
 自転車でさすがに平均20km/h以上で走ると危険を感じます。その場で死ぬならいいんですが、若いうちに頭に障害を持っちゃうと家族にとってはカス以下の害になってしまうのでヘルメットを買うことに。今は流線型で格好いい物が多いので迷うところ。私は頭が大きく、面長という最低のパターンなのでなかなか似合うのがないというのもあるんですが。さすがにあの程度の物に数万円出すほどバカじゃないので。9,000円のものにしましたが、無駄に高いな、これ。
 デザインのおかげ随分マシですが、完全にキノコ。勘弁してくれ。

(13/Apr/2008)
何が平和の祭典だ
 しかしまあ、聖火リレーの妨害について「悲しい」「意味がない」だとかテレビでコメントする奴が多いですね。特に元スポーツ選手。理性的なつもりなのかも知れませんが、歴史的に見て政治と一体の物であるという事実から目をそらしています。いや、単に知らないだけなのかも知れませんが。それにしてもあの侵略に対する世界中の抗議の行為を「意味がない」なんてよくもまあ言えたもんです。
 オリンピックが平和の祭典? 冗談じゃない。ロスから商業の材料になっていたじゃないか。選手も国によってはメダル獲得で金を貰え、国によってはCM出演で稼げるようになる。あらゆる競技でワールドカップが催されているのにやるってのは商業主義以外に理由が見あたらん。もう歴史的役割を終えたと見るべきでしょ。それでもまだ平和の祭典などというのなら侵略殺戮国家ではやるべきではありませんな。何世紀前の国家形態なんだよ、中国。日本の侵略時代を引き合いに出す人もいますが、あれ、軍部も腐っていますが、しかし攻めに出なかったら日本も列強に侵略されていたであろうことも容易に考えられます。今の中国はそのような状況下にあるでしょうか? むしろ日本の経済を害し、毒物を食品や黄砂の形で送り込む根っからの侵略国家です。しかもだ、侵略された経験があるなら他の国を侵略していいのか? 中華思想、恐ろしや。あの政府は消滅させるべき存在。ちゃんと殲滅しておけば良かったんだ。そして中華民国にお返しすると。台湾はまともだもんなあ。
 ってことで聖火リレーは妨害しなくてはいけないのですが、こういうときに危険な奴らが頑張らないんだよな。善光寺前の道は狭いだけにいろんな方法が採れるはずです。各所に仕掛けが出来るので、それをどう生かすか。警護の中国人をすべて亡き者にすれば最高。まあ、族が一人一殺を心がければいいんじゃないかと。だめ?

(15/Apr/2008)
PC帰還
 修理に出したPCがもう帰ってきました。意外に早かったなあ。ソフマップで直してくれたのかな? と思いきや、メーカー修理だったようです。素晴らしすぎます。vistaがなくなるまで頑張ってもらわねば。起動直後に気づきましたよ、初期化されているって。案の定xpの初期設定画面になるし。初期化が必要な際にはしてもかまわないという同意はしてましたが、ヒンジ修理で何故? 履歴を見ると、HDも異常があるということで交換したそうですが、それは費用負担するソフマップ的に問題なかったのかという心配をしてしまいました。そのHDは破壊してくれたのでしょうか。重要なデータは…あ、俺の作曲データが残ってた。おい勝手に使わないだろうな(笑)。もっともあれはすでにwebで公開しているので仮に商売に使われても潰せるな。そして、60GBなどという時代遅れのHDは在庫がないとのことで80GBになっておりました。結構データ整理に困っていたのでこれはラッキー。
 それにしても、旧PCが日々元気を取り戻しているのには驚きました。HDの回転音が大きいのは気になりますが、それ以外はメモリ欠乏という感じもなく、通常使用の範疇でなら文句ありません。4年前はもっと酷いことになっていたような気がするんだけどなあ。ま、サブノートとして使えるわん。
 そう言えば、液晶テレビがPCモニターになるのでxpならデュアルモニターに出来るんだよなあ。これは便利すぎて家でも休めんな…。

(20/Apr/2008)
世界初の優勝
 アメリカ最高峰のフォーミュラシリーズであるインディが日本の茂木で開催され、何と女性が初優勝しました。時速300km/hを越えるフォーミュラカーでは歴史初の出来事のはずです。今までの女性ドライバーと違ってまともにレースを出来る人なので、それほど驚くには値しないのですが、小柄なのでよく体力が保つなという印象が拭えません。優勝トロフィは高さが1.2mはあろうかという巨大さで、身長157cmの彼女と並ぶと更に大きく見えて爆笑してしまいました。表彰台の真ん中にいるのに全く高く見えないし(笑)。
 優勝したのは金髪をわざわざ黒く染めている日本かぶれですが、日本人の武藤は残念な結果。ピットアウト直後にセーフティカーと他車に挟まれて動きに迷いが生じ、アクセルをラフに踏んでしまった瞬間スピン。フロントノーズを壊して後方に沈みました。確かにF1のように緻密でないため迷いの生じる場面は多いでしょう。これは経験を積んでもらうしかありませんね。

(21/Apr/2008)
嘘は良くない
 東洋経済、嘘はいかんよ。自動車保険について「売れている車ほど料率が高い」って。じゃあ、車の知識に乏しい国民性を如実に反映して全く売れていないアクセラBK3P(2.3lのNA及びターボ)の料率は何故高いんだ? え? 事故を起こすバカの比率が高いんだろうな…。
 プリウス+ゴールド免許の料率がアウディ+ブルー免許より高いという見出しもありますが、車種の記載が無いぞ。R8でも安いってわけじゃないだろ? プリウスの料率…静かで歩行者にとって危険だからか、とんでもないバッテリーを積んでいるからか、そんなところじゃないかな。

(22/Apr/2008)
鉄槌
 ポルノグラフィティのアルバムに鉄槌という曲があります。冤罪で投獄されるという内容ですが、生々しいわけではなく、洋ロックのようなダークさを出している曲です。逆に今日は裁判にて正しいと言うべき鉄槌が下されました。光市の事件で犯行当時未成年だった被告に広島最高裁判所は死刑を言い渡しました。
 死刑反対論者には「人が人を裁いて殺めるのは間違っている」という主張が多いようですが、犯人が人を殺めたことに対してはどう決着をつけるんでしょうか。更正など不要です(そもそも更正システムは確立されていない)。殺した事実は消えない。だから、その事実を生んだ存在を消すしかないんです。それは悲しいことですが、外野が事件の根元を残すよう努力する権利はない。
 法に明るい人は、法学を知らぬ世間の声で流れが生まれるのは危険だと思うでしょう。それは法学が時間や事象に寄らず完璧であればこそ。勿論、財産の適用範囲などの考え方の基本やルールは必要です。しかし、足枷となるのが判例です。個々の事象を扱うときに何故、過去の似ている(と裁判官が思っている)事象の結論をそのまま引っ張ってくるんですか。
 大学で法学の講義に期せずして潜り込んだことがありますが、判例の話ばっか。確かに教科書的に「考え方のコツ」を教えるためには過去の例というのは大きな手助けとなりますが、それを学んだ連中はそれがさもルールであるかのように思いこんでいるようです。物理ですら、状況によって考え方が変わる(実際は無視できない要因が環境で異なっているだけで、多くの数式は普遍の物)というのに、マクスウェルの悪魔を論じるときに過去の例に縛られちゃいかん。だから、常に新たな考えを生む材料として世論というのは無視できない。烏合の衆? いやいや、それが時代を示しているんです。大政翼賛会? いやいや、判例を振り回して納得している法曹界こそ密室の大政翼賛会に見えます。素人の声は重要です。プログラムなんて組めもしない素人がソフトウェアを使って文句を言うでしょ。生意気に。でもそれで物事は改善していくわけです。
 ただ、おいらは裁判員制度には大反対。税金と労働の無駄。裁判官の国民審査をやりゃいいだけでしょ。そこでバカを淘汰すればいい。まともなプロだけになればそれこそ素人は介入しない方がいい。そのとき素人は烏合の衆となる。

(24/Apr/2008)
弁護って何だ?
 弁護士の仕事は(刑事裁判の場合)被告の最大利益を追求することだそうです。それって事実を明らかにすることで過度の刑罰にならないようにすることと、被告の主張を合理的に説明することによって裁判官に対して状況の解釈を促すということだと思うのですよ。じゃあ、光市の件は? 仮に被告が途中で訳の分からない主張をしたとしても、心証が悪くなるとして別の策を練るべきでしょう。殺人を犯した事実を無視して却って死刑を招いたとも言えます。被害者の遺族を誹謗したのも異常。真に反省を促すべきでしょうに。
 死刑判決に対しては「疑わしきを罰した」というようなことを言っていましたが、それは被告を事件の犯人ではないとすら言っていることになり、今までの審理を否定する滅茶苦茶ぶりです。こんな弁護士は資格剥奪していいでしょ。

(25/Apr/2008)
I'm not good at English nor Japanese
 仕事で展示会に行ってきました。世の中にあるとは思えない精度のものを探していたんですが、外国人の営業さんに声を掛けられてしまいました。聞き取る分にはいいんですけど、専門的な話をするには流石に心構えが必要でして(笑)。目の前にある機器に欲しい機能があるかどうかと精度を尋ねたんですが、精度の方が要領を得ません。最後には伝わり、保障できないという答えをもらったんですが自信を無くしますね〜。
 別のブースで今度は日本人に日本語で同じ質問をしました。…通じてねぇ。さっきの西洋人より理解してねぇ。機能がないという答えを貰うまでに時間がかかりました。ってことはつまり、日本語もダメってことかい!


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