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2007年5月の劇的日記


(10/May/2007)
抜群のトヨタ
 トヨタの営業利益が2兆円突破とのことで、それって数年前のほぼ倍ではないでしょうか。凄いですね。某番組での経済評論家のコメントがまた凄い。「ここまで儲かる理由は性能が抜群にいいから」と。それはプリウスだけでしょ。これですら燃費はホンダのインサイト(販売終了)に負けているわけです。ま、プリウスは4人乗りでインサイトは2人乗りなので直接比較は良くないかも知れません。それはともかく、他の現行車種はタイヤが付いているだけで、車と呼んじゃいけない代物ですよ。乗り心地がいいって、単にフニャフニャなだけで、ロールが半端じゃないからちょっとしたコーナーでもバカみたいにブレーキを踏む人だらけです。日産もその傾向ありますね。コーナリング中に不安定さを覚えるのは危険です。制御できていない(少なくともドライバーはそう感じる)ってことは危険回避が遅れるわけです。運転したくありません。エンジンだってスポーティモデルでもどちらかというと非力なので抜群じゃない。リコールは隠すくらいなので、設計もどうかと。ミサイルタイヤ、リレーロッド破損で操縦不能、プリウスの急失速なんてのもありました。結構重大なものが多いんですよ。リレーロッド欠陥隠ぺいは三菱ふそうレベル。でもテレビは絶対報道しません。最大顧客だから。じゃ、何で売れるか。安物をばらまいてシェアを上げて車の善し悪しの分からない消費者を増やしながらブランドを浸透させる。これがはまったんですよ。iPodと同じですな。
 そんなトヨタ、レースの世界ではクソっぷりを発揮し続けています。WRCではルール違反で追放されていますし、F1では未だ勝利なし。F1はホンダも似たようなものですが一応1勝してますし、エンジン供給時代は常勝でしたからね。ル・マンに出るも、イマイチの結果。ダメダメっぷりがハッキリと分かります。
 2000GTやセリカGTFourやスープラは好きなんだけどなぁ。

(11/May/2007)
どういう了見している?
 DoCoMoがMNPで629,800件の純減だそう(新規加入はそれよりも多い)で、「さて、そろそろ反撃してもいいですか」なんていうフレーズで宣伝を始めました。多数のタレントを使おうという「そうじゃねぇだろう」と言いたくなる方法ですが、それよりも気になったのが妻夫木の存在です。奴、そもそもauの宣伝をしていたんですけどね…。どっちがいいとお思いなんでしょうかと突っ込まれたらどうするの? と思うんですよね。宣伝行為に重大な責任があるということを分かっていないタレントや事務所が殆どなのでしょう、詐欺商品の広告塔になっていたなんて騒ぎもたまにありますよね。どう考えてもマルチ商法としか思えないものでも「分からなかった。騙された」なんて言うバカもいますし。
 DoCoMoの純減分を殆どそのまま手に入れたauの宣伝をしている我が嫁仲間由紀恵ですが、彼女も実は矛盾宣伝をしてます。缶コーヒーのジョージアでおまけ的存在ながらも登場していたのに今はワンダの宣伝をやっています。それもつまらんCMで、何かねぇ。コカコーラからアサヒ飲料にスイッチですが、で、「どっちがおいしいと思うの?」 と。
 私が言われてみたいのは、「あの女と私どっちがいいのよ?」と。

(14/May/2007)
ターンパイク
 箱根に行ってきました。車で。目的はそう、ターンパイクです。正式名称TOYO TIRESターンパイク。今年からネーミングライツで改名したようです。
 しかし東名ってボッタクリですなあ。1000円って。その先の小田原厚木道路は途中にいくつも料金所が置かれていてチマチマと課金していくんですな。川崎インターから小田原に着くまで1950円だったかな。
 お初のところなので「おかしいな」と思いながらもカーナビに従ってみれば、ターンパイクじゃなくて、行き先は同じところであるものの別の有料道路、箱根新道に入っちゃいました。まあ、予想よりも遥かに早く大観山山頂まで着いたのでターンパイクを下って温泉に行こうと、Do As Infinityを聴きながら…うおおおおおまた箱根新道に入ってしまった! 仕方が無いので温泉「天山」で1時間のんびりと過ごして再出発。小田原まで戻って今度こそ間違わずにターンパイクへ!
 料金250円の箱根新道と違って物凄く空いています。700円だもんなあ。久々に松たか子を聴きながらのんびりと行こうと思っていたのですが、知らぬ間に飛ばしてます。速度は言いませんが、飛ばしてました。コーナーはそれほどタイトではなく、ちょっとアレな速度でも曲がれちゃいます。対向車線を下るバイクの異様な速度には敵いませんが、あっという間に14kmを駆け上がってしまいました。これは往復する価値が見出せません。ということで、まだマシかつ安価な箱根新道を下ることに。箱根新道の入り口まで向かう途中の椿ライン、これが怖い。側溝が開いているんですよ。コーナーは物凄くタイト。でも飛ばします。コーナー手前でバン、とブレーキを踏んで曲がりつつ加速。ここが一番楽しいっていうのはどういうことでしょう。
 箱根新道の下りは途中で前車に追いついてしまい、ずっとエンジンブレーキ(笑)。ちょっと突き放されたらクラッチ切っちゃう。晴天だから平気平気。詰まったらブリッピングして2速に繋ぐと。で、あとは高速道路を…何でナビの予想より10分以上早く着くかな〜。
 私の慣れのせいなのか、新しくつけたリアの整流パーツの効果なのか、今までは怖くなったような速度を出しても終始怖くありませんでした。リアのパーツで空気の乱れが減っているのは間違いないんですよ。素人の味付けで改良できちゃうなんて、マツダは何を思って空力パーツを作ったんだろうか…。レース活動やれ!

(13/May/2007)
管理人さん
 何故か今、めぞん一刻がドラマ化されました。それも単発モノで。一儲けしようという風でもないのが不思議です、なんて言いながら見てしまった(笑)。アニメは昭和61年に放送されたんですね。当時ガキだった私は殆ど見たことがありません。ちょこっと見た程度。それにもかかわらず、管理人さんが未亡人で犬の名前が旦那さんの名前+「さん」であることを知っていました。不思議だ…。
 管理人、音無響子をデミオ女、伊東美咲が演じるってのが実に不自然に思えたのですが、なかなかどうして見かけに依らず可愛らしい管理人を再現していました。年齢が私と同じだけに、尖っている感じが薄らいだというか。私は尖る一方ですが…。ただ、どうしてもデミオが頭に浮かんでしまうんですよね。
 デミオ女について調べてみると…本名が、本名が…全然違うんだけど(笑)。全然違うといえば、デミオ。次のデミオはカッコいいですよ。まだ日本に来ていないのでMazda2の名でしか存在しませんが、あれはいい。あれはいいものだ〜。

(14/May/2007)
初ポイント!
 2007年F1世界選手権第4戦、スペインGPにて弱小プライベーターのSuper Aguri F1 Teamが僅か22戦目にして8位入賞を果たしました。荒れに荒れたレースでしたが、予選でマシントラブルの結果13位スタートだった佐藤琢磨が粘って8位でゴール。残り7周というところで琢磨の前を走っていたルノーのフィジケラが他チームより一回多い3ストップ作戦でピットイン。その差20秒でフィジケラはタイヤ交換のみですからタイミングはギリギリ。僅差で琢磨がかわして8位! パソコンでタイム表示のみを見ていたのですが、これは興奮しました。テレビ放送を見るとチームも琢磨も大喜びでなかなかいい光景でした。予選でマシンが壊れていなければもっといいところに行けただろうなと思えるレース展開でしたから今後も活躍できるでしょう。

(16/May/2007)
事件解析
 母親を殺して首を切り落とし、その頭部を警察まで運んだ17歳の少年。これをどう捕らえるかでその人の洞察力が分かるというもの。いわゆる凡人は残虐性を感じて思考を停止することでしょう。そして犯罪を多く見てきた専門家は「人を殺したかっただけ」「興味本意」などと言っていますが、本当にそうなの? 「テロや戦争がなくなればいい。殺すなら誰でも良かった」という供述の前半を無視しているのですよ。ここで医者が目から鱗の分析を見せてくれました。「生け贄」だろうと。確かにそう考えると一見支離滅裂な供述が意味を成します。もちろん、この手の分析は群盲象を撫でる、であって殆ど外すわけですが、最悪でも目の前の材料を全て説明できる考え方をしなきゃいけません。科学の考え方です。
 私はそれよりも精神科にかかるような人物の犯罪に対する処遇を改善するべく議論すべきと考えます。量刑を軽くするのは言語道断。精神異常でもその犯罪行為は通常と同じく評価されるべきです。精神異常の無罪放免は情状酌量とは意味が違いますからね。あとは予防ですね。隔離基準見直しなどが必須でしょう。

(18/May/2007)
1が最高?
 ピンからキリまでという表現に対して、「どっちがピンでどっちがキリなんだ?」という話になりました。ピンはポルトガル語のpintaから1を意味します。キリはカルタの12。それは知っていた、知っていたが、まさか殆どの人がピンを最上だと思っていたなんて。カードゲームは普通、数字が大きいほど強いわけで、キリが最上です。webでキリが上だと紹介しているページは僅か2つ。しかもそのうちの一つは「今は逆の意味で使われる」と。他は皆「ピンは1だから最上」と紹介しています。驚きです。意味が全く逆です。これはラ抜き言葉どころの騒ぎじゃありません。誤用により正反対の意味になっては元も子もありませんぜ旦那。

(19/May/2007)
制限速度とは?
 道路というものは車両の制限速度が必ず決まっています。一般道と自動車専用道路は60km/h、高速自動車国道は100km/hですが、その道路事情次第で上がりも下がりもします。例えば首都高速道路は自動車専用道路なので基本的に60km/hですが80km/hの区間もあります。しかし、流れに乗っているとどこでも100km/hは出ます。高速自動車国道でも同じようなもので、追い越し車線は130km/hでないと追いつかれます。160km/hでやっと追いつく相手なんてのもいます。
 制限速度が何の意味も成していません。そもそも遅すぎるんですよね。高速道路を100km/hで走ると遅いこと極まりありません。今の車って安定しているから見直してもいいんじゃないかと思いますね。

(21/May/2007)
学問
 読売ウィークリーの見出しに「親1万人に聞きました 東大より入れたい大学」なんてのがありましたが、まず東大は入れたくても簡単には入れないから、凡人は。
 東大以外に学ぶ価値があることやってるのって東工大、早稲田、慶応、京都大くらいじゃないの? ちなみに京都大の入試は簡単。出す問題が常識的ですから。

(24/May/2007)
被害
 住民税をふるさとに回せるようにしようという案が出ています。地方がまた努力を怠る知恵を絞り出したなとしか思えません。この案が法として成立したら、東京在住の地方出身者は住民税の支払先を東京か出身地か選択できるようになりますが、どうせ地方は減額するでしょうから殆どの人が出身地に払うことでしょう。これでは福祉が手薄になりますね。その「被害者」は東京に住民税を支払っている人じゃないでしょうか。特に東京出身者。私自身、長らく埼玉に住んでいたものの、そもそも東京出身ですからこれは看過できません。こんな悪法を通すくらいなら二重徴税にでもする覚悟を地方には求めますね。

(25/May/2007)
悪魔以外の何者でもない
 8年前に妻と娘を殺害された男性がまだ裁判でもがいています。犯人の残虐な行為を鑑みれば死刑以外は考えられないという状況において、昨年最高裁は高等裁判所に審議やり直しとして差し戻しをしました。この理由が分かりませんが、裁判を長引かせるという意味では悪でしょう。で、犯人の弁護士は単に死刑反対の目的を達成するためだけに滅茶苦茶な理論で弁護しだす(たぶん最高裁が差し戻したのは弁護士の言うことが大きく変わったからでしょう)。こいつは精神異常であれば死刑にならないという発想の元に攻めていく。20人以上の弁護団を結成して全力で攻撃します。これは被害者の家族が苦しむのを見て楽しんでいるとしか思えません。こいつは犯人同様悪魔です。
 精神異常だろうが何だろうが死刑は死刑だ!! 因果応報。被害者の名前と顔ばかり報道され、犯罪者のプライバシーは守られる。腐った国です。

(28/May/2007)
美人薄命
 今日はこの言葉を思った人が多いのではないでしょうか。ZARDのVo.坂井泉水が亡くなりましたね。謎のバンドながらVo.が美人であることだけは皆知っているという、まあ謎のバンドでした。ドラマ「白鳥麗子でございます!」の主題歌「負けないで」、好きでした。腐れ24時間マラソンに使われたのは実に不愉快でした。私が唯一持っているCDは「異邦人」。何でカバーなんだよ、俺。(まあ、あれはB'z松本のギター目当てだったからなぁ)
 驚いたことが2つ。ガンだったことと40歳だったこと。うーん。
 で、何で同じ時に「何とか還元水」が自害する?


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