私の予想より早く桜が開花してしまったので急遽友人を花見に誘うも、時期が時期だけに都合が付かず、とりあえず一人で桜巡りをしてきました。
まずは駒込の六義園。枝垂れ桜を見るともう緑色になり始めています。
ああ、時期が他の桜より早いのね…。庭園は綺麗。ツツジや紅葉の時期がオススメとか。
続いて九段下の靖國神社。

以前一緒に行った某氏が「プレッシャーを感じる」とガンヲタ振りを発揮する発言をした、霊だらけ(?)の場所ですが、今日は私もプレッシャーを感じました。
何だ、このプレッシャーは。

何だ、この不愉快感は。

落ちろ、蚊トンボ!

でも、正門をくぐればいい感じ。
伴都美子の「鵺の鳴く夜」(江戸時代をモチーフにした曲)を聴いて悦に入ったり。いやあ、それにしても携帯電話ごときで写真を撮る人の多いこと。空が暗くなり始めていることもあって寄らなきゃ撮れないんでしょう。私のフレームに入ってなかなかいなくならない。逆に、歩行者が慌てて避けてくれちゃうと恐縮しきり。だって、そのまま通っても平気な角度で撮影してるんだもん。ここで雨が降ってきました。でも無視! 人が多いから傘を差すのも迷惑行為になります。
最後に靖国通りを挟んだ向かいにある千鳥ヶ淵に急ぐも、警官が誘導するほどの行列です。

並ぶのは嫌なので、北の丸公園で外側だけを楽しみます。

すでに外は真っ暗なので一眼レフを使う人は強力なフラッシュで難なく撮るも、コンパクトデジカメの私は露光時間で勝負するしかありません。つまり固定しないといけない。これが大変。なおかつ、照明と暗部の折り合いを付けなくてもいけません。昼は桜が空に溶けてしまうし夜は撮影困難で、人間の眼のダイナミックレンジの広さと画像処理の速さ、そして画素間の感度均一性には驚かされます。画素数は30万程度で、中央部以外は色識別できないそうですが、それでも凄い。
固定できればフラッシュ無しでこんな写真も撮れます。

対岸の靖國の桜が光っているように見えます。4時間くらい歩き回ったところで花見終了!
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