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(19/Jan/2013)
今更デスブログ
 Yahooニュースに「デスブログは虐め」という記事がありました。某タレントのブログで言及されたものは不幸な目に遭う、という迷信に基づいてそのブログはデスブログと呼ばれています。これはいじめだという話です。まあ、いじめの一種でしょうな。しかし、こんなの何年も前からある話です。今になって掘り起こすというのもどうかとは思いますね。
 記事では、不幸な目に遭うというのは科学的根拠がないという論調でしたが、本当に科学的根拠がないのかを考えてみましょう。最近続発しているボーイング787の事故までがデスブログのせいにされているようですが、当然全く根拠がありませんね。しかし、デスブログという呼ばれ方をするに至る「実績」(偶然とコジツケであっても、件数があれば人間は実績と感じてしまうものです)が以前から取り沙汰されてしまっています。ここまでは本当に根拠がないでしょうし、虐めというか嫌がらせですね。しかし、そこから先は別の話になります。例えば応援されたスポーツ選手の心理に影響を与えることは考えられます。ないと言い切れるはずはない。ここに直接の因果関係の可能性が生じてしまうわけです。それもあって実績が増えて、真実味が増していきます。私も自分の作ったものが取り上げられたら、抗議するでしょう。なぜなら、「これも失敗に終わるぞ」という思いが世間に僅かであっても生まれるからです。そうすると商品なら売れなくなり、発明なら粗探しをされて、利点を無視して(場合によっては嘘の)欠点だけが大声で叫ばれるようになるからです。今となっては、物事によっては直接的又は間接的に影響するようになっているのですよ。そういう意味では科学的根拠がないとは言えないのが怖いところ。
 これ 、経済も同じ。マスコミやそれに準ずる連中は、不当な円安で見かけ上の業績不振に陥った輸出企業を「低迷」「凋落」などと評してきました。これとデスブログという呼称に大差ありません。これだけのことで商品は売れなくなる。そして本当の業績不振に陥ります。これが今のデスブログ虐めを越えた状態。ここで多くの経営者が守りに入ってしまい、いいサービスや商品を生み出す環境ではなくなります。結果、倒産。マスコミや格付け会社やアナリストたちはこれを意図的に使っているように見えますね。株価操作とか、日本の体力低下狙いとかね。
 ボーイング787に関してはバッテリーセルを提供しているGSユアサが虐めに遭い始めています。可能性としては、ボーイング、電池の制御システムを作ったフランスのタレス、GSユアサ、航空会社の整備会社が考えられるのにね。
 しかし、デスブログもやめりゃいいのに。それなりに名が知れている立場として、迷惑になることを考慮した方がいいんだけどな。タレントごときに思考を望んじゃダメですかね。

(21/Jan/2013)
罠か調査か
 なぜ国交省とアメリカ連邦航空局がGSユアサに乗り込むのでしょうか。部品を選定し、検収したのはボーイングですよ。しかもこのバッテリーは直納ではなく二次部品だというのに。仮にバッテリーの不備であったとしても対外的な責任はボーイングに発生します。その場合、制御システムを作ったフランスのタレスをボーイングが訴え、タレスは自分のところに納入したGSユアサを訴える。そういう構図です。
 これでGSユアサの責任にされたら異常ですよ。これ、やっぱりボーイングの配線ミスなんじゃないの? メリケンの思惑が見える気がしません?

(22/Jan/2013)
尊厳死
 この国で尊厳死が認められない問題すら、安倍政権攻撃の材料にするマスゴミ。実に不謹慎極まりないではないか。こいつらに商売を認める道理はない。害悪でしかない。
 麻生副総理が終末期医療に関して、
「私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをしてもらう必要はない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことができないと死ねません」
「いいかげん死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、かなわない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」
と発言しました。マスゴミがこれを不適切だと喚き、民主党のモナ男が批判したわけです。しかし、これは至極まっとうな意見ではありませんかね? 人として活きていない状態で、医療機器によって生かされ続けるというのは本人も苦しいし、家族も負担がある。そして、国にも金銭的負担があるわけです。これを「生かすのが当然」というのがどれだけ横暴なことか。
 当然、御法川法男のズバズバな放送でもこれを批判していました。人の苦労を考えもしないから何も考えずに批判できる。嫌ですねえ。救いは、三屋とあの杉尾ですら「発言する場として相応しくないかも知れませんが、個人的な思いですからね」と麻生のコメントを肯定していたことですね。
 テレビメーカーには申し訳ないけど、国内での放送業務をすべて禁止した方がいいのではないでしょうか。


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