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2010年02月の日記


(04/Feb/2010)
消えてなくなれ
 政治屋、大相撲、豊田自動車。共通するのは「自浄能力の欠如」そういう組織は "Do harm than good" という他ありません。
 政治屋の場合は有権者にも問題があります。犯罪者辻本が普通に復帰しているのがいい事例です。そりゃ小沢がはびこるのも当然です。検察にはごり押しでも良いから動いてもらいたいものです。
 大相撲は腐れモンゴル野郎を解雇しないことを裏付けるように、既得権益の固まりだということが明らかになりました。一門内で理事の立候補者を決め、票を振り分ける。選挙になってもその意味がまるで分かっていない、造反者探し。造反者の廃業・撤回騒動。これをたった一人の親方が改革できるか。個人的には九重が大人しすぎるのが気に入りません。曙が廃業したのも頷けます。
 そして豊田自動車。まだ暴走の原因がペダルだとか言っていますね。世間じゃ、ブレーキを踏んだのに回転数が上がってそのまま落ちないという恐怖の報告がチラホラあるのに。それにブレーキとアクセルを踏み間違えたなんていう怪しげな事故が多発しています。殆どがトヨタ。確かに、トヨタなんかを選んじゃうくらいだからまともに操作できないんだという考え方もありますが、異常ですよ。どうやったら踏み間違うの?

(06/Feb/2010)
走る曲がる止まる
 ついにトヨタが上がりました。上がり。ゴール。走りが制御できない・曲がらない・止まらないの3重苦達成です。何かの拍子にエンジン回転数が上がって暴走するとブレーキを踏んでもスロットルが戻らないどころか、更に加速して一家を葬ったレクサス。リレーロッドが折れてハンドルが効かなくなり、事故を起こしてもリコール隠しになったハイラックスサーフ。そして、ブレーキ抜けが起こるプリウス。全部コストカットで強度や安全機構・制御が排除された結果です。そんなことを昔からやってる会社です。伊達に世界最高峰モータースポーツのWRCとF1で重大違反を犯していません。F1のほうでは産業スパイで逮捕者が出ています。素晴らしい。
 アメリカによる日本企業叩きだと思いこんでいる人がいるようですが、地方の雇用を創出している存在なのでそれはありません。トヨタ=品質という意味の分からない構図が、マスゴミによる印象操作の盛んな日本だけでなく、アメリカでも出来上がっているのには驚きました。あんなチープな作りと走りでねえ。レクサスですらチープですからね。部分によっては我が愛車以下。
 常務の記者会見には驚きました。あの情けない社長が出てこなかったのもそうですが、ニヤついて「一瞬ブレーキの効きが悪くなっただけのことで、フィーリングの問題」だと発言したことです。回生ブレーキから機械式ブレーキに切り替える際に1秒程度ブレーキが一切効かなくなるのが異常ではないと。ブレーキをコンピュータ制御するブレーキバイワイヤという、怖いシステムなんです。今回みたいにプログラムにバグや設定異常があれば、歩行者の死が約束されます。本来ならあるはずのフェイルセーフ機構もない。自動車のシステムを舐め腐ってるこの会社、潰しなさいな。  日本経済に打撃を与える? なるほど。ではトヨタの存在で潤っているのは誰? 部品メーカー? いやあ、長期的に考えたら、原価3割削減なんて平気で言い出すトヨタから他社に解放された方がいいでしょ。じゃあ客? いや、品質に比して決して安くありませんよ。弱小マツダの方が遙かに安い。他には…国? 確かに約40%もの法人税を課す国ですからね。でもなあ、脱税してた会社ですよ。それに、直近では赤字続きになりますし、そもそも有利子負債が巨大だから、税収への貢献度は売り上げからは想像できない低さでしょ。うーん、装置メーカー? 日本でそんなに設備投資してたっけ? そんなことより、トヨタがなくなったぶんのシェアを各社で分け合った方が、部品メーカーも国も助かるでしょうね。
 危険を引き起こす車を多々生産してきたメーカーです。リコールねたのみならず、足まわりの貧弱さも大きな問題。AT限定免許なんてものを導入させたその姿勢も問題。トヨタ禁止にするだけで、渋滞緩和。事故も極端に減るので経済損失が減ります。そういうことなんですよ。JALと一緒に消しましょうよ。

(13/Feb/2010)
後手
 後手という言葉に違和感を覚えます。日経ビジネスの特集はトヨタ。腐った企業風土の一部にふれたのは良かったものの、他は中身のない記事でした。結局は「品質が良かったのに、他社に先駆けて複雑化したシステムに追いつけなかった」「対応が後手に回ったのがまずい」という話ばかり。ふざけた設計思想と下請けいじめが招いた経済的打撃に触れるのかと期待したんですがね。対応が後手というのも凄い話。昔からリコール隠ししていたじゃないの。レクサス暴走事故がきっかけで、溜まっていたものが一気に出てきましたが、普段ならブレーキ異常のプリウスもハンドル暴れのカローラも無視されていたことでしょう。それが露見しただけ。それを知ってか知らずか、会社の肥大化で急に品質が悪化したかのような表現をしていますが、ユーザーの声を集めれば昔からの体質であることはすぐに分かります。それをやらない日経ビジネスも顧客視点で事象を追えていないということです。
 ホンダとの比較で動きの鈍さを指摘していますが、F1撤退までそこに含めるという愚を犯しています。ホンダの撤退は大失敗(後継チームが翌年チャンピオン)。トヨタの撤退は大損(信用を失っただけでなく、3年参戦した方が違約金より安い)。それも分からんで記事を書かないでもらいたいものです。
 トヨタ倒産後の予想もしてもらいたかったのですが、「倒産はない」「ホンダもリコールに怯えているはずだ」というバカ丸出しの有様。ホンダも最近結構な規模のリコールをしています。死にはしないし、隠蔽もしていません。そういうリコールは責める性質のものではないはず。繰り返しますが、トヨタはリコール隠しを昔からやってきました。三菱ふそうの比ではないんですよ。
 その三菱は不買の風潮で弱りましたが、ランエボXという制御の塊を見事に仕上げています。モビルスーツなんて言われ方をしますが、ホント、ガチガチに制御されてるのが実感できます。その結果、自在に動かせるという素晴らしいものです。ああいうものなら「フィーリングの違いに文句を言わないで」となるでしょうね。電気自動車iMiEVもあります。マツダは弱小メーカーですが、ロータリーエンジンと自然なアイドリングストップ機構i-Stopを持っています。しかしトヨタはレクサスを含めて、凄い車はない。IS-FもGT-Rと比べると…。LF-Aはニュルで惨敗しまくり。黒字なら経営としてはいいでしょう。でも自動車メーカーではありませんね。ただのアッセンブリ屋。制御が出来ないのも頷けます。

(14/Feb/2010)
Broken president
 豊田章男氏の会見における英語をyoutubeで見ました。酷い。本当にMBA(経営学修士)をアメリカで取得したのでしょうか。確かに日本語を話すとダメダメな中国人が私の会社にも結構いますが…。理解はするんだけど、話すのがダメ。
 嘘で固めているから、内容が滅茶苦茶なのは仕方がないとしても、まず Toyota's car is safety. って何だよ。お前のところは一台しか作っていないのかよ。車は安全じゃなくて、安全性なのかよ。
 他にも We will try to increace our product better. という傑作が。「製品より良いを増やしてみるつもり」これは凄い。文章の体を為していないのに、意味が分かるもん。will とか try to って、全然切羽詰まっていないのが見え見え。increaceじゃなくてimproveだろうし。
 記者の質問も理解できないようで、通訳頼み。あり得ん。本当にメリケンに住んでいたのか疑問。向こうの新聞には broken English (滅茶苦茶な英語)と書かれていますが、broken president(壊れた社長)でしょう。

(16/Feb/2010)
車線変更にご注意
 とある女優が追突事故を起こしたと、新幹線の毎日新聞ニュースで見ました。うーん、毎度思うが、これはわざわざ報じることなのか? しかしながら、今回は私の教訓になりそうです。
 都内で車線変更時に、後方に気を取られて追突。この字面だけ見ると、ちゃんと後方を確認して車線変更しようとしたその時に、前の車が減速したと考えられます。つまり、車間距離不足ということになるでしょう。都内じゃ車間距離なんて無いようなものだから、私もやりかねない。気を付けねば。皆さんもご注意あれ。

(18/Feb/2010)
×招待 ○召喚
 今月はトヨタ月間になっております。こども社長、章男がアメリカの公聴会に出ないなどとゴネていましたが、結局名指しで召喚されて行くことになりましたね。それに関しての彼の会見での言葉が凄い。「正式に召喚が参りました。喜んで伺うことに決定しました」との不謹慎発言。「人が死んでんねんで!」という馬鹿記者の言葉を思い出してしまいました。
 さて、彼の言葉は更にクエスチョンマークを生み出します。「あくまでも委員長からのインビテーションがあって、初めて行けるというステップです」淫靡…invitation? 招待だと? 何? 召喚だよな…。summonsじゃないのかい? 招待と勘違いしてるから、喜んで伺うんだな。いやー、すげえや。

(21/Feb/2010)
碌な鞄がない
 酷い。出張用の鞄を探しに新宿に行ったのですが、碌な物がない。欲しいのは大きな鞄じゃなくて、片手で持つ普通の鞄です。精々2泊程度用。着替えはそんなに入らなくてもいいんですが、PCを入れることを考えないといけない、そういう状態です。電気かみそりとスマートフォンとウォークマンと財布は絶対に入れます。極論、それ以外は入らなくてもいい。でも、売られているのは非常に使い勝手の悪い鞄ばかりで困りました。デザイン重視なんですね。
 まず、前面には電話や財布の入るようなスペースが必要。取っ手をホールドしたまま開けることが出来ないとダメです。これを守れない物が多い! あと、背面には雑誌程度のものが入る薄いスペースが必須。それも、マグネットで開閉するようにすべき。何故マジックテープにするんだ! そして、取っ手は必要以上の長さを持たず、太くなくてはいけません。細いと手が痛くなる! 更に、足が付いているべき。自立させなきゃ! これ以降はwant。ジッパーでマチを広げられるといいですね。そしてPC保護があると嬉しい。書類をポンと出せるように、薄めの部屋を一つ設けて、それが完全に開ききる形であると素晴らしい。開ききったときにはマチというかアコーディオンがあって、こぼれないようになっているなら最高。
 SAMSONITEやZERO HALLIBURTONやTUMIなんか、失格。奇抜なデザインだらけで使い物になりません。そのせいで小田急・京王・ヨドバシ・三越アルコット・鞄専門店と歩き回る羽目に。結局、ACEの型落ち品を買いましたが、背面はマグネットじゃなくてボタン。足もない。PC保護とマチはいいんだけど、惜しいなあ。これで安くなって15,000円か…。酷いな。

(25/Feb/2010)
ACEGENE
 上記鞄にて他社に訪問したのですが、昼はあまりにも暑くて、マフラー、手袋を鞄にしまいました。それでも駄目でコートのインナーを取り外して…難なく入りました。マチを広げる必要も無く、帰りにいただいた資料を痛めることなく背面に入れることが出来ました。ただ、一番大きな口の小物スペースに入れた紙は若干フニャけてしまいました。やはり惜しむらくは、もう一つ背面にジッパーのある薄目のスペースがないことですね。頑丈なので見た目より重いというのも残念ですが、まあ悪くないので宣伝しちゃいましょう。
 ACEのACEGENEというシリーズです。色気無く訳すと、ACEの遺伝子。ただし、型落ち品です。今のラインアップは、安っぽいものと高そうなものに大別されちゃうので、後継に当たりそうなものは見つかりません。取っ手形状ですら全然違うので今のものを評論することは出来ませんが、まあ見ておいて損はないかと思います。

(25/Feb/2010)
売れるわけだ
 ちょっとカローラの助手席に乗ったのですが、車に何の愛もなければ喜んで買ってしまうだろうなと思いました。やはり内装がパッと見、いい。実際は木目調のプラスティッキー素材なんですが、我が愛車のシボ加工より見栄えが良いですね。そして、足まわり。昔のトヨタと言ったらいやな低周波振動や瞬時の突き上げがあったものですが、何もない。道路がもの凄く滑らかなのかと勘違いしましたが、路面を見れば若干粒の粗い作りでした。すなわち、路面情報が一切無いと言って良いくらいの足です。助手席にいる限りは乗り心地がいい。シートにホールド感があまりないので、長時間だとどうなるか分かりませんが、まあ、良いですね。でも、あれで安全に走れるのか? 路面状態が分からないのに、危機回避できるのかな?
 以前乗ったレクサスISはそんなこと無かったんですが、あれはあれでエンジン回転数等のインフォメーションが希薄でしたね。設計思想がおかしい。昨今のリコールの件で「品質問題」なんて言われ方がされ、「技術や品質は素晴らしいはずだ」なんて論じる人もいますが、そうじゃないんです。奴らが凄いのは無駄を省いた組立技術で、カイゼンなんてのはそのアッセンブリの話であって、設計は圧倒的に間抜けです。今回の件を抜きにしても安全性を犠牲にしているのがよく分かるコストの削り方。これが問題なんです。それとは別に、下請けいじめの原価低減やカンバン方式も問題だと思いますが、とにかく設計が変。おかしい。

(26/Feb/2010)
悔しいっ
 昼頃、けっこう皆ソワソワしたんじゃないでしょうか。そう、浅田真央のフリープログラムが13:30頃行われました。でも負けてしまいました。実に悔しい。4年前が恨めしくもあります。
 完璧であったとしても勝てたとは思えない点差ですよ。ロシェットも高すぎる。不当採点ですな。しかし、あの内容なら正当な配点でも順位は変わりませんね。確かに、金を取った金が完璧であって、天晴れだったと言うべきなんでしょう。従って、これはタラソワに問題があると言えましょう。難易度を下げつつ、苦手なルッツやサルコウを極めさせるべきだった。トリプルアクセルを全部で3回成功させて、自己最高得点なのに敗北。厳しいですなあ。

(28/Feb/2010)
やっとまともな形に
 私は痩せて以来、それなりに細く見えるんですが、肩幅があります。そのせいで肩幅に合わせてジャケットのサイズを選ぶとL以上になるので、デカい。袖が長いし、丈も変。あんなMを着られるなんて、細い男が多過ぎるんじゃねえか?
 ところがですよ、肩に余裕のあるものが増えていますね。いやあ、よかったあ。肩周りが楽なのに、すっきりします。ボタンを取ってもすっきり。ん? でもサイズはLだな…。えっ、肩を広げたんじゃなくてこれ、胴を絞ったの? あのMを着られるのは女性だけじゃないかと思うんですが。ま、それでも形はOKですよ。いいんです。いいんですが、肩パッドいらねえんだよなあ。惜しい。


2010/Jan          In my opinion          H-SHIN's rooms          2010/Mar

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