F1イタリアンGPは盛り上がりました。前戦ベルギーにて急に速くなってポールポジションから2位になったフォースインディアが、今回も予選で異様に速い。イタリアのモンツァは回生ブレーキシステム搭載車の独擅場になることが容易に分かるコースなのに、搭載していないフォースインディアが速い。ドライバーに依存せず速い。どう見ても如何様なので、最後のアタックで逆転に賭けた、私の大嫌いなハミルトンを応援してしまいました。ハミルトンは逆転に成功。
決勝では今シーズン無駄に速いブラウンGPの2台がワンツー独走。予選では燃料を大量に積んでいたので5位と6位でしたが、簡単に浮上してます。その後ろがハミルトンで、続くのはスタートダッシュに成功したフェラーリのライコネン。その後ろがフォースインディアのスーティル。終盤、2位のバトンをハミルトンが追いつめ始めます。バトンはバトルに弱い「タクシードライバー」ですが、今年は速いマシンで勝ちまくり。気に入らんのでまたハミルトンを応援ですよ。そしてファイナルラップ。ハミルトン、リアのみが縁石に乗った状態で加速して、グリップを失いスピン! クラッシュして万事休す。ん? ってことは、ライコネンが3位じゃないか! これはもはや優勝みたいなもの。ブラウンGPは元ホンダチームであり、その車は殆どホンダです。エンジンはメルセデスですが、それ以外はホンダなんですよ。ホンダは昨年、シーズンを捨てて早々に開発を始めたため、今年はとてつもなく速い。そんなの、いないものとカウントして良し。ってことでモンツァでフェラーリ優勝!
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