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2006年07月の衰弱日記


(03/Jul/2006)
琢磨すごいよ
 F1はUSGPでした。昨年はフランスの糞タイヤメーカーミシュランが、車によっては1周持たずにバーストする危険タイヤを用意したがために、ブリヂストンユーザーだった6台だけのレース、それも2強4弱になってしまいました。今年について結論から言うと、今年もいいタイヤではなかったようですがレースは出来ました。
 ここで光ったのが佐藤琢磨。お話にならない車で予選では、奇跡的タイムでポールポジションを取ったミハエルから僅か3秒落ちのタイムを叩き出して22台中18位になりました。決勝でも1周目で7台が一瞬にしていなくなった多重クラッシュをかいくぐって11位に。このまま行けば決勝最高位になります。セーフティーカーが導入されましたが、それがいなくなった直後のホームストレートでモンテイロ(私は下手でバカだと思っている)のスリップストリームに入り、1コーナーでインに入りました。琢磨の無理がある進入とモンテイロのアホとしか言えない通常ライン走行が相まってクラッシュ。琢磨ここにあり。
 そういうことは挙動の安定した、もっと速い車を手に入れてからにしてくれ…。

(03/Jul/2006)
Web2.0?
 どうやらネット上の地域社会…Social Community関連サイトの盛り上がりがネットの新しい機能をもたらすという発想の基に、それらのサイトを総称してWeb2.0と呼ぶようです。日経新聞社のとある冊子によれば、企業のイメージはこういうところで良きに付け悪しきに付け決まってくると。だから企業は変なイメージ戦略を打つよりも質実剛健たれと。いや、言わんとすることは分かるが、じゃあ、何故Smapが売れて島谷ひとみが売れない? 何故iPodが売れてHi-MD機が売れない? 何故トヨタが売れてスバルが売れない?
 ここに、そのWeb2.0の落とし穴があります。いいものなんてそれを上手にアピールしないと分かってもらえんのですよ。最近の消費者は賢くて、情報収集をして自分で判断をするなんて言われていますが、この文は曲解しないといけません。収集するのは価格と人気についての情報のみ。問題はこの人気で、確かに技術オリエンテッドではダメなんですがイメージ戦略については今までにも増して効果てきめんとなるのです。それでちょっとでも人気になれば口コミのカオスの海で異様なまでの成長を遂げます。今のところそれを生かせていないから「いいものを提供して人気を得よう」と、いい方向を向いていますが、解が見つかればバブル期よりもひどいことになりそうです。
 しかし、企業が「死の谷」だ「ダーウィンの海」だと言って必死に開発をしているかと思うと哀れです。

(04/Jul/2006)
打ちすぎ
 職場の人に誘われてゴルフの打ちっぱなしに行ってきました。打ち放題だったので調子に乗って打ちまくり、1時間半で400球。自分は歯止めが効かないバカだと改めて認識しました。これで2回目ですが、1回目よりひどく下手になっていて愕然としたところ、コーチしてくれた人が一言。
「実はあれ中級以上用でミートさせるのが難しいんだよ」
 まあ、打ちまくったのでほぼ思ったようには打てるようになりました。明日、仕事できるかなぁ。

(11/Jul/2006)
整形っつうか形成な
 形成外科で所謂「整形」をした人たちを扱ったドキュメント番組を見ましたが、あれをやると皆自信がついちゃうんですね。何の裏打ちもない自信にぶら下がっているのは実に不自然な顔。上顎を引っ込めた人がいますが、あんたそれは俺と変わらん程度だろう。いや、俺の方が出ているという声もちらほら…。どっちにしろ、上戸なにがしよりましだし(奴は歯を全ていじって直しちゃいましたが)。もうね、キモい。
 ただ、皮肉にも最後に出てきた人は加齢による多めのしわを取ったんですが、それを勧めた娘さんは美人でした。

(12/Jul/2006)
中韓を攻撃せよ
 北朝鮮のミサイル攻撃に関して中国と韓国がそれぞれ「日本は騒ぎすぎだ」と声明発表をしています。これを以てテレビでは日本が不利であるとの報道をしており、一部では折れるべきではないかなどという声も聞かれます。不利って何だ? ご近所に従えってか? そんなこと言う奴は在日だろう。ここは独立主権国家であり、その主張は一切ぶれてはいけません。中国は北朝鮮への影響力を示せなければ危険国家を支援しているだけになりますから、常任理事国から即刻外すべきであり、韓国…南朝鮮は政治家たちが正日に買収されているはずです。そうでないと内外の批判を無視してまで太陽政策を進める理由がありません。これは空爆対象。日本に軍事国家になれとは言いませんが、邪魔な奴等を排除するくらいにはなってもらわないといけませんね。即、南北朝鮮に攻撃を仕掛けるべきです。南の連中はどさくさに紛れてEEZに進入するし。
 まあ中国は何があってもどんなことでも日本には従いたくないのでしょう。今後奇跡的にも先進国になった場合に世界中で威張るためにアメリカにも反発したい。ピンチである一方、力を示す…虚勢を張るにはちょうどいいネタなのでしょう。でも、既に市場はインド(政府が資本主義をちゃんと理解している)になり始めていますから、バブル崩壊はもうすぐですよ。
 そして腹の立つのが朝日系列。朝日新聞は中国を独占取材して「制裁決議を葬り去る」と大々的に報じています。これは単なる中国のスポークスマンでしょ。日本が不利な状況にあると思いこませて、次の政権を親中小沢に振り向けようとしている。テレ朝も必死。小沢を呼んじゃって、日本を不利な状況に追い込んだとして安倍批判。奴、言うに事欠いて、ミサイルをロケットと言いましたからね。あいつは危険分子ですよ。消えて無くなれ民主党。

(13/Jul/2006)
糞野郎同士
 ジダンが告白? どうせ何も言わないと思っていましたよ。案の定何も言いませんでしたね。そりゃそうさ。英語で言うところの「ふぁっきゅーさのばびっち」って連呼されただけですからね。それで暴力行為に及んだとバレたらMVP剥奪ものです。ありゃただの挑発でしょ。マテラツィにずっと阻まれていたから服を掴まれたときに腹が立ってジダンは「この服が欲しいならあとでやるよ」と吐き捨て、それに腹を立てたマテラツィが退場に追い込むべく挑発してそれが成功した、それだけのことでしょ。「さのばびっち」ってただの挨拶みたいなものじゃないか。
 ジダンは自分の行為には理由があるなどと正当化しようとしていますが、じゃあ今までの踏みつけ、突然の平手打ち、頭突きにはどんな理由があるというのだ。イライラしていただけでしょ。ああいうバカは死んだ方がいい。ちなみにマテラツィも暴力大好き野郎です。同類。
 試合中に相手を亡きものにせんが勢いのタックルをぶちかますのは大いに結構。後ろからのスライディングも私は大好きです。しかしただの暴力はいかんですよ。格闘技じゃないんだから。

(14/Jul/2006)
なぜ敬遠されるのか
 近年、車という壮大な玩具の人気がありません。日本でだけの話ですけどね。ヨーロッパじゃMT使いだらけでATを買うとバカにされるとか。教習所の教官が「倒産する教習所が相次いでいる」とも言っていましたから、車の人気がないのは間違いないでしょう。車の話をすると露骨に嫌な顔をする人が結構いますから、これは少子化だけが原因とは思えません。何が原因なのでしょう。油臭い? 今の車は寂しくなるくらいに、これっぽっちも臭いません。やっぱり学校教育でしょうか。学ばない風潮がメカというものへの興味をそいでいる。ゲームのGranTurismoは結構売れていますが、あれを堪能すれば走りというものにも興味を持ち、セッティングすなわちメカにも興味を持つはずです。しかし、大半の奴等はセッティングをしていない。つまり、付属されている小冊子すら読んでいない。頭を使いたくないのでしょう。あれは遅い車を如何に自分好みにいじって速い車をコーナーでぶち抜くかが醍醐味なのにね。もしくは無改造でニュルブルクリンクをタイムアタック。
 他の要因としてはバブル崩壊があるでしょう。まともな国産車が減り、車の魅力を知らないで育つ世代が出てくると更にミニバンなどの変な車ばかりになる。族ですらミニバンだもんなぁ。死んでしまえ。
 しまいにゃ「F1なんてただ回っているのを見て何がおもしろいの?」となる。確かに今のF1はダメですが、レースの意味を分からないというのが嘆かわしい。そういうときはまずはタイヤから説明です。男は納得してくれますが、文系の女は全くダメ。言葉が通じない。露骨に嫌な顔。なら訊くなよ。タレントの堂本光一は私なんか足元にも及ばないくらいのF1マニアですが、彼もF1を語ろうとした瞬間に嫌な顔をされて、更にバカにされていますね。末恐ろしい世の中だ。ちなみに奴もタイヤから語るそうで。そうじゃないとダウンフォースの話につながらないからね。
 話は少しだけ変わって、今日は展示会に行ったついでに東雲のオートバックスに行ってきました。ここ、広い。車を改造する気満々の人にも適している品ぞろえです。目当ての品はなかったので残念でしたが、面白い本も立ち読み前提でイスが置かれて売られていたり。更に、トミーカイラの改造車からZZやガライヤまでもありましたよ。初めて見たあ。そうそう、店で島谷のdestinyが流れていましたが、これはヘッドホンよりも大音響で聴いた方がいいわ。

(17/Jul/2006)
レーダー受信機
 車のレーダー受信機を購入しました。交通の流れに乗っているといつの間にか速度が出ていて、信号で先頭に立った際にその勢いで走り出して捕まる、なんて事は十分考えられます。それに、アクセラはメーターを見ていないと必ずと言っていいほど速度超過しますので、必要だろうと判断。
 これ、おもしろーい! 「カーロケを受信しました」というアナウンスが流れてから少ししてパトカーとすれ違ったり、「Nシステムがあります」で前方遠くを見るとカメラが見えます。今までは「全車線で前方に飛ばしている車がいる」という条件以外ではおとなしくしていました。だから直線が続くような道では流れに乗れない迷惑ちゃんでした。退屈なときは敢えて隣の車線を走る車を利用して後続車をブロックしたり。これからは前に飛ばしているのが1台でもいたら、安全な限り流れに乗ることにします。

(19/Jul/2006)
実験結果に愕然
 ある制御を行おうとしているのですが、それがなかなかうまく行きません。枯れた技術を使うだけだと思っていましたし、事実そうなのですが、データを睨んで実験の方向転換をはかり、進めていくとなんとまあ、うまく行かない原因が4つもあると判明してしまいました。当初、実験系がトラブりまくりでそれを解決しながら進めて早2週間。4つの原因は全部独立だから自分でもよくまあ暴いたものだと感心してしまいます。結果のモードが特徴的であったとは言え、実験屋兼理論屋で良かったと痛感。しかし俺の仕事は難関モノだらけだな。最終的答えが「物理的に無理」とか「こうなる事は分かった。今はやめた方がいい」なんてのばかり。スポーツじゃないが勝ち癖をつけないとやばいな。実は、簡単そうな仕事が回ってこないだけなんだけどね。

(20/Jul/2006)
パロマ山本
 一酸化炭素殺戮マシーンと言えば元祖は松下の型番が「OK」で始まるこれっぽっちもOKじゃなかったファンヒーターです。事故じゃなく、隠ぺい事件路程後、ずさんな修理で済ませようとした結果死者を一人増やし、回収CMを打ちまくったところ何故か高評価を得てしまったあれです。スタートはパロマも似たようなもの。構造欠陥ですからね。誰でも安全装置を無効化できるというのも、故障も同じレベルなので区別せずに構造欠陥と言えるでしょう。そもそも、ファンが止まったら燃焼をやめるってシステム設計が異常。一酸化炭素を検出しなきゃ。あれって化学式を考えるとものすごく電気的に不安定だと思うのです。媒質に溶かして抵抗率を計れば安価にセンシング出来ると思うんだけどな。
 そして山本。個人的には山本というとSuperAguriF1の山本左近なんですが、今は極楽の奴ね。桜美林で露出して以来の成果かと思いきや、警察沙汰ではないものの問題は起こしていたのね。朝のテレビ番組で加藤が泣いてましたよ。私がそれを爆笑して見ていたのは内緒。朝から最高のギャグで笑い死ぬかと思った。しかし奴も奴ですが、女も変なガキですな。ホテルまで行ったらもう何されるか分かるだろうよ。
 ちなみに左近は恐らく今ごろ新車SA06でテストをしているはず。リアを見ると異様に速そうな雰囲気。琢磨も満面の笑みでシェイクダウンを迎えていたのでいいタイムが出たんじゃないかなと期待。さあ、来週どこまで強くなっているのか楽しみですよ。本家ホンダを食っちゃう可能性もあるようですからね。

(20/Jul/2006)
Z&Z
 今日は都内でセミナーだったので帰りに日産ギャラリーに寄りました。ラッキーなことにDatsunのFairladyがあり、その横に今のZがありました。どちらもロードスター。オープンともスパイダーともカブリオレとも言いますが、2シーターだからロードスター。昔の方は赤と白のツートーンカラーで2色を仕切る銀色の線は大胆な曲線を描いて今の欧州車にありそうな雰囲気です。無論、興味があるのは今のZでじっくり見ていたら日産の人に声を掛けられました。その方、エンジニアだったので細かい話まで聞けました。スポーツカーをなくさないで欲しいとだけはしっかり伝えてみたり。まあ、ゴーンの「売れそうな車だけ作る」作戦が錆びて凋落してるから無理だろうな。今のZも消されそうだったという話だし。
 あの車の価格以外の難点はドアミラーの位置ですね。見る際に首をけっこう動かさないといけない。セカンドカーにするなら1人乗りでもいいくらいだから、狭いのは不問。タイヤは何と、私のアクセラと同じPotenza040。普通の人は突き上げとノイズに不満があるかも。私は好きだからOK。今度試乗しよう。
 続いてBMWのショールームへ。あるのはZ。正式にはZ4のMバージョンですが、Z。これもロードスターです。マニュアル前提というのが嬉しい。でも、ここは貧しそうな奴は乗せてくれません。頼めばいいんだろうけど、俺しかいないんだから声をかけろよ、クソっ。後先考えなければ俺でも意外と簡単に買えるぞ。あ、維持費…。
 セカンドカーにオープンってのもいいかも。別に大排気量じゃなくて、マツダロードスターでもいいじゃねえかなんて思ったり。

(21/Jul/2006)
リコーラー豊田
 パロマのせいでなのか、圧力なのか分かりませんが豊田がリコール隠しで業務改善命令を出されました。個人的には三菱の事例があるにも関わらず、ということで業務停止命令を出すべきだと思っています。ステアリングロッドが折れるという、タイヤがはずれるのと同等以上の事故ですよ。セナが死んだ原因と同じじゃないですか。それだけじゃなく最近部品起因の規模の大きいリコールが多いように思います。コストを考えたら車種間での部品の共通化は仕方のないことでしょうが、下請けを締めあげた結果安かろう悪かろう部品の寄せ集めになっているのではないでしょうか。そのうち日産もそうなるでしょうね、ゴーンがいる限り。

(24/Jul/2006)
ナップザック買い換え
 今まで通勤でACEとAdidasのコラボレーションモデルであるナップザックを使っていましたが、だいぶよれてきて洗濯に耐えられるかどうか怪しいくらいだったので買い換えることにしました。ACEの製品は非常に丈夫なので同じようなものにしようとしましたが、後継と思われる製品は使い勝手が悪いのでやめて、なかなかいいものが見つけられずにいました。そこで目をつけたのがSAF1。Super Aguri F1チームのグッズです。昨日webで調べると高いけど悪くなさそうなので現物を見て買おうと考えましたが、予約者ですら今日からの発送という状況だったので、BOSCO MOTOに電話して入荷状態を確認。入荷されているとのことなので昨日のうちに車で行って買っちゃいました。そう、昨日の話なのです(笑)。モノは背面に大きくマークがありますが、色合いの関係で派手ではありません。しかし、白・黒・赤って配色はSAF1というより、昨年バカチームで今年ネタチームに昇格したホンダだな。

(25/Jul/2006)
健康診断
 健康診断を受けてきました。血圧:正常(下が低めかも)、体重:昨年より若干減ってる、視力:遠距離右0.5左0.8、近距離右1.2左1.5。遠距離の視力が昨年より悪化してます。昨年は右0.8左1.0でしたから。でも更にその前は今年と同じ。これ、誤差がでかいんじゃないのか? あ、俺の寝不足が原因か(笑)。
 視力が悪いのは確かなので治したいんですが、何かありませんかね。このままじゃ法的には裸眼で運転できなくなっていきそうです。

(30/Jul/2006)
左近いらない
 Super Aguri F1teamの山本左近が新車SA06をフリー走行中に破壊しました。琢磨を僅かに上回るタイムを出した直後に限界を確認しようとしたそうです。先輩のタイムに並んだその瞬間に「これ以上は危険かな?」と思うべきだと思うんだが…あいつ、琢磨を嘗めてるな。SA06は2台しかないので、予選はSA05で行いました。もう邪魔だ。モンタニーもレーサーとしては使いモノにならんし、琢磨一人でいいんじゃないのか? そのほかルノーはアロンソだけでいいし、フェラーリはミハエルだけでいいし、マクラーレンはキミだけでいい。ホンダはどっちもいらない…。


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