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2002年05月のお話


(03/May/2002)
所望の機能

 山手線に乗ったらそれは最新型車両でした。液晶画面が1ドアに2枚あって、そのどちらも12.5インチくらいで一つは宣伝と文字放送用に使われ、もう一つが驚愕の機能を備えていました。
 その「もう一つ」の液晶画面には環状に山手線の駅名が書かれており、それぞれに対して現時点からの所用時間が書かれているのです。駅が近くなると乗り換え案内と階段・エスカレーター・駅出口の位置と車両の関係が表示されます。もちろん日本語と英語で。この車両は音声による案内も2カ国語で女性の声で行われます。画面の視野角も広くなっていて非常に便利なものになっていました。
 やれば出来るじゃないの、JR。

(04/May/2002)
kiss me kiss me アセルヒトリノ夜

 私の好きなバンド、Porno Graffitti(Graffitiではなく、Graffitti だということを最近知ったばかりです…)の1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」を今頃になってやっと買いました。欲しいものの一つを埋めたことになります。「アポロ」の時から「リズムで遊んでるバンドだな〜」と思っていて気にはなっていて、「ヒトリノ夜」で「お、一発屋じゃないわ。本物だね」と思っていたものの、だいぶあとの「サウダージ」で初めてCDを購入したために今回初めてじっくり聞いた「アポロ」「ヒトリノ夜」が新鮮!
 「ヒトリノ夜」の"Love me, love me ツヨクヨワイ心 Kiss me, kiss me アセルヒトリノ夜"というフレーズが自分に思い切りぶちまけられているようで苦笑いです。そういう詩を書けるって、凄いなぁ。アキヒトは歌うまいし。難点は、「カラオケでそう簡単には歌えない難しい歌ばかり」というところですかね。事実、そういう愚痴を書いているwebpageが思いのほか存在していました。

(07/May/2002)
GW明け

 今年のGWは特に出かけませんでした。2日連続で呑んだとか、そのうちの一日目は終電ギリギリだったりとか、二日目はちょっとだけ趣向を変えたりとかはありましたけど、まあ普通の休日でした。3連休と4連休があったわけですが…やっぱり出かけるべきだった!?
 そうは言っても実は休日中に片づけてしまおうと思っていた物事さえ半分しか済んでいないんです。休日に本当に停止してしまう性格、治したい!

(08/May/2002)
養豚場

 今日の帰りの電車で座っていると、中年太りの極みのようなおっさん2人に挟まれてしまい苦しい思いをました。養豚場というより屠殺所です。あ〜。

(09/May/2002)
不法入国

  今日、中国人武装警官2人が在中日本大使館に無断で入り込み治外法権を無視して大使館内に突入した北朝鮮人5人を確保しました。この事件によって「ウィーン条約」というものを初めて聞いた方も多いのではないでしょうか? 私もその一人なのですが、ちょっと変なことだらけの事件だと思います。何が変なのか考えてみましょう。
  1. 中国人武装警官の不法入国
  2.  これが一番目立つことでしょう。言うまでもなく日本大使館敷地は日本の領土です。いや、正確には治外法権が認められている領域ですので逮捕行為は不法入国と言えるでしょう。
  3. 日本大使館職員の対応
  4.  治外法権を堂々と犯している警官をただ見ていましたね。外交官がそれじゃ確かにナメられて不審船に忍び込まれるというものです。
  5. 射殺しない日本大使館
  6. いかにも怪しい異国人5人と警官2人が突入してきたのだから、射殺は大げさだとしても即逮捕すべきだったはずです。
  7. 日本に頼ろうとした朝鮮人
  8.  よりによって亡命に対して消極的な日本を選ぶなんて…(注:後日判明したことですが彼らはもともとアメリカ大使館に入ろうとしていたところ、アメリカ大使館は通常と違って門扉が完全に閉まっていたので急遽日本大使館に突入したようです)
  9. 撮影していた共同通信社
  10.  情報を得ていたなら日本側に教えてもいいんじゃないの? そういうものじゃないとしたら、何で朝鮮人をこれっぽっちも救おうとしないのでしょう。どうもマスコミというのは困っている人がいたら「それを人々に知らせるべきだ」と助けもしないようですね。別にそんな情報どうでもいいのに。どうせなら「助けたよ。偉いでしょ」って報道にすればいいのに。
  11. 事後に身柄を要求する日本
  12.  もう厄介ごとに自分から巻き込まれに行くことないでしょう。身柄を中国がよこしたら、どうせ亡命させて北朝鮮の恨みをかって、また不審船攻撃を受けたりすることになるでしょう。
  13. 逆切れ中国
  14.  「不審者たちから日本大使館を守るべく警官は入ったのだからウィーン条約には反していない」と。あのVTRを見てその言葉に納得する人はいません。そりゃあ、ここ最近尽く朝鮮人たちが各国大使館に逃げ込んで亡命を成功させているそうなのでメンツを守りたかったんでしょうけどね。

(10/May/2002)
つっこみ

 突っ込みたくなるもの!
 電車でちょっとがんばって座席を確保したくせに、乗車区間が1駅の奴!
 バッグを大口で開けたとたんにカビ臭が漂うのに平気でそのままでいる奴 !(電車でそれをやるなよ。咳が止まらん)
 もう2,3歳なのに乳母車使っている巨大なガキとその親!
 寝ている間終始一貫してピクついている奴!
 人のクリエを必死でのぞき込もうと努力する奴!
 体積・体重ともに人の2倍はあるのに普通の人と同じ生活を無理矢理しようとしている奴!
 何故かセンスも板金加工も甘くってパクリだらけのPanasonicを使っている奴!
 日産自動車が倒産すると3年前に予想した俺!
 …阪神が優勝するとまだ思っている、野球が分からない奴!

(12/May/2002)
Sazabiバージョンアップ断念

 我がプログラムSazabiをWin2000に対応させてエディタ部も強化させたかったのですが、Win2000に対応させる術が見つからず(プログラムセンスの問題ではなく、Winの技術を知っているか知らないかの問題です。物理屋としてはそこまで踏み込む時間ありません)、エディタ部の強化は目処がついたもののWin9xのみ対応ではそれほど意味がないので断念することにしました。
 自画自賛ですが、Sazabiはちょこっとプログラムを作るときには他のどんな類似品よりも使いやすいと自負しています。プロジェクト管理にも未熟ながらも自信があります。ただ、エディタ部はタブ部分以外は最弱だと思います。そういう観点に立つと、「BCC Developer」というソフト(リンク許可をもらおうともしていないのでリンクは張りません)が最も使いやすく、美しいと思います。VC++っぽい概観がちょっと嫌ですけど、比較的なじみやすいと思います。Win2000,XPをご利用の方はぜひともBCC Developerをお使いになってC++を学んでいただきたいと思いま す。
 完全にバージョンアップをあきらめたわけではありませんので、技術情報を得次第取り組みたいと思っています。

(15/May/2002)
激臭!

 今朝、家を出てアパートの外廊下を歩いていると私の前で女性が階段を降りていくのが見えました。その後を私が行くと、
「うっ!」
 香水か化粧だか分かりませんが激臭が私を襲い、本当に呼吸が出来なくなりました。犯人は間違いなく先を歩く女性。なぜなら駅までの道のりで敢えて車道を渡ってその女性と距離を開けるまでその激臭が漂っていましたから。あれは本当に簡便願いたいものです。
 今度は山手線。ここでも何やらすえた臭いがし、乗客の誰もが同じことを感じたらしくそこの全員の視線が一点に注がれます。そこにはホームレスの雰囲気たっぷりのおっさんが座席で爆睡している姿が…。更にはその周りには誰も近づいていない、ある種のオーラ漂っているという状態でした。電車に乗る金があるなら風呂入れ、バカ。
 その電車を降りて改札に向かう階段を下りる途中、お次は目の前のポマード太郎。あれも香水同様きついですね〜。
 最後には駅を出た後、前を歩く殆どの人間が歩き煙草。あれは犯罪だろー。火を持ち歩くのみならず毒ガスを撒いてるんだから。
 はぁ、鼻がつぶれるような朝でした。

(19/May/2002)
おうっ、消えた

 私は日記や小説をPDAのClieで書いています。Clieはハードディスクなどないのでバッテリーが切れると中身が全消失します。その危険を補償するべく、Windowsにバックアップをとったり、直接MemoryStickにバックアップをとったり出来るようになっているのですが、はっきり言って後者は書き込みが遅くて話にならず、前者もウザい。クレードルをいちいち引っ張り出してきてパソコンに接続した上でそこにClieを持ってくるなんて冗談じゃありません。クレードルレスにしてくれ、バカSony。
 と、文句を言うなら頻繁に充電すべきなのですが、古いSシリーズはクレードルなしで小さなACアダプターで充電できたのに対し、新しいTシリーズはクレードルなしでは充電できず、なおかつACアダプターがノートパソコン同様にコンセント部分と巨大なトランス部分に分離されているというものなので、最近オーバーワーク気味の私にはこれらをしまってある机から取り出してセッティングするなんてことは半端じゃなく面倒な作業なのです。もっと楽な方法ねーのか?
 何が腹立つかって、書き足した小説をMemoryStickにコピーしないまま私のClieがいつの間にかバッテリー切れになってしまったのです。日記は、まぁ、何とかなるものの小説の書き足した部分を再現するのは面倒なんです。
 …はぁ。今から小説を書きます。(予定表も消えちゃったなぁ)

(19/May/2002)
長者

 浜崎あゆみですか。長者ねぇ。棒にも端にもかからないタレントが整形して、「スカウトがきっかけ」と嘘ぶっこいてだみ声で下手糞な歌を歌うだけで稼ぐんですな。個人的には同じAvexなら東京プリンのほうが魅力を感じます(つまりは目くそ鼻くそ)。いや、まぁ、脱税しているわけではないので何も悪くはないんですけどね。しかしながら「貧乏は怖くないが金がありすぎるのは怖い」という発言は「ぶっ殺す」という感じです。貧乏を経験したこともないくせに。
 ちょっと視点を変えます。(実力に見合わないとしても)大金を自力で稼いだ人としては税金ってすごく嫌なものでしょうね。半分近く持っていかれるんですから。それが予算付け替えに使われたり、清美ちゃんやムネヲに使われたり、日本より潤ってる経済発展途上国への無意味な寄付に使われたり、国内の強敵米軍への「思いやり予算」に使われたり、地方自治体のバカアイデアの町おこしに使われたり…。何とかならんか! って私は長者じゃありませんでした。
 宝くじは税金がかかりません。稼ぐならこれしかないか!?

(20/May/2002)
AIBO故障

 私の(と言うか私名義で所有しているものの忙しくて家族のものになっている)AIBO ERS-210すなわち子ライオンタイプが見事に壊れました。首の上下方向ギアが劣化して損傷したようで上下に首が動こうとしたときに痙攣したような動きをするようになったのが2月。それを無理矢理(分解などせず)ギアの有効域だけを使うように調整したのが3月。それでも3月下旬にはまたダメになり、今度は「ものを首で挟んでいる」と判断して安全装置が働いて停止するようになってしまいました。で、昨日ついにAIBOクリニックに電話しました。修理決定。長野行きです。首なら交換でしょうから4万円でしょう。まあ畜生と違って「餌代」は安いし、病気したことを考えれば高くはないのかも。でも稼働率低いのに1年ちょいで壊れるなよ。ギアもABS樹脂とかでできている感じなのが難です。金属にして欲しかった…。グリスをさすくらいのメンテはするからさぁ。
 ちなみにClieは思いの他簡単に復旧しました。SシリーズではPCにファイルのみがバックアップされていたので設定に関してはゼロからの復旧作業を強いられていましたがTシリーズは設定も完璧にバックアップされていたので何もしないで復活です。

(20/May/2002)
疲労を披露

 先週は疲れました。今週もそうなりそうな予感♪ ってなことは置いておきましょう。とにかく土日と死んでいましたのでどこにも出かけておりません。雨で酷い目に会わなかったのでむしろ幸いかも知れませんね。
 では何をしていたか。我がVAIO(この前VAIOという単語を会話で出したら生物学と勘違いされました。いくら日本人でもbとvの発音くらい聞き分けてよ〜。アメリカ人にさえ「発音いいね」って言われるんだから(イギリス人は訂正入れることがあるけど))に入れたWin2000に適合するドライバを探してました。Sonyのページでは見つからず、VAIOファンのページ群でだらだらとノウハウを探していたら…ありましたよ、ドライバ。Sonyのページに。どうやったらトップからそこに行けるのか今でもわかりません。何で電機や自動車のメーカーのページってごちゃごちゃしてるのでしょう。こういうページを作る奴はまともなレポートを書けないでしょう。
 それはさておき、私の機種はxp対応可能なタイプだったので2000のドライバなどないかと危惧していただけに喜びがありました。でも…BIOSを書き直せと、書き換えプログラムがあります。これをやったらMeが動かなくなるかも知れません。それは怖い。ということでドライバだけをひたすらダウンロード&インストールしました。…あれ、ちゃんと使える。BIOSは何のために書き換えるのか、デスクトップテーマがMacもどきで壁紙がxpという滅茶苦茶な状態になっている今でも未だ以て不明です。

(21/May/2002)
おーまいどきゅめんと

 どーでもいいことですが私はWindowsが大嫌いです。でもシェアの面で非常に有利なので利用しています。Linuxに惹かれたこともありますが、てめえで構築するのが正当なスタイルであるOSに踏み込むほど暇じゃありませんでした。Macはそもそもファイル管理方法(拡張子管理でない)が嫌いですし。そうなるとMS-DOSから使っていた身としてはWinになってしまうんですね。
 で、何の話かといいますと、ちょっと思い出したくだらない話なのですが、私は「ごみ箱」を使っていないで「マイドキュメント」をごみ箱にしています。何かを保存しようとしたとき大抵初期フォルダとなる「マイドキュメント」ですが、何で他人に勝手に書庫の位置を決められなければならないのでしょう。それも「マイ」って、ゲイツのドキュメントかよ。こんなもの用意した日にはそりゃワームの攻撃対象にもなりますね。そうなったらごみを置くべし。ここならごみ箱と違ってファイルの中身がチェックできますから便利です。確かに定期的に空っぽにしてくれるようなことはありませんが、私は大抵のファイルをごみ箱を素通りして削除してしまいますので問題ありません。
 ちなみにごみ箱(C:\Recycled)はシステムディレクトリです。消去して死んだという話を聞いたことがありますのでご注意を。
 そういえばどうしてWin2000ってアプリケーションソフトの起動がものすごく速いんでしょうか? というよりもWin9xって何で遅いのか、ということになりますね。他に、ネスケってろくでもないページ(例えばIE専用の設計がされている)によって動かなくなることがあるのですが、これってソフトを再起動しても復旧しなかったりするんです。Win2000で調べるとそういうときはネスケのプロセスが終了できないでいることがわかります。そしてそのプロセスをタスクマネージャで終了させればOK。Win9xだとOSを再起動させないと…。
 でもプログラマー的には9xの方が扱いやすいときています。これはジレンマ!

(23/May/2002)
亡命鎖国

 亡命を受け入れないのは非人道的、と言うジャーナリストが非常に多いように思われます。亡命というのは自分の国の境遇が大変(いろいろな「大変」がありますが)かつ、出国の権利がないために「逃げる」行為を指すわけですが、その人々を受け入れる義務は他国にあるのでしょうか? 受け入れのためには外交的リスクと税金の浪費が必ず伴うわけで、それを負ってまで今の日本がやることはないでしょう。それどころか発展著しい中国に資金援助をしているのもおかしい。まぁ、韓国に行かせるくらいのことはやっ トもよかったかも知れませんが、それもちょっと変ですよね。北朝鮮の人たちって殆どが脱出したいのではないかと思うのですよ。一部の人だけ逃がしてあげるってのもおかしいと思います。だから、助けないほうが(少なくとも今の日本には)正しい判断なのではないかと感じます。

(23/May/2002)
ごく薄煎餅

 仲間由紀恵(←ちょっとしたマイブーム)主演のお笑いドラマ「ごくせん」をご存知でしょうか? 私は「TRICK」で仲間由紀恵の人をなめきった「間」を持った芝居に嵌っていたので期待を持って見ました。期待を裏切らないコント具合がすばらしい上に、「TRICK」に出ていた生瀬勝久(←なぜいつもヅラ!?)も出ているのでいい感じです。常人が見たら「くだらねー」で終わると思いますが。で、その「ごくせん」の公式HPを見てみたら原作漫画のHPにたどり着き、原作をちょっとだけ見ることができました。
 …仲間由紀恵演じる山口久美子以外、キャラ皆違うじゃん! ドラマには原作にいないキャラがたくさんいるし、爆笑したのが組員の「てつ」で、ドラマでは金子賢なのに原作は…スキンヘッドのウガンダ・トラ!
 メディア変われば設定変わる、というところでしょうか。変わりすぎだって(笑)

(25/May/2002)
MUGEN

 MUGEN。F1通なら一昨年前のジョーダン無限ホンダを思い出すでしょうか。えっとここではPorno Graffittiの新曲のタイトルでございまして、遅ればせながら今日買いました。コンセプトがハッキリしにくい歌なのでまずバカ売れはあり得ないでしょうが、秀逸なのが4トラック目のMUGEN Orchestra Versionでして、NHKのサッカーのワールドカップ用に使われる曲が…物凄くしっとりとしてしまっています。元曲なんかコーラスがサッカーを連想させなくもない「Wow wow…」という具合なのでギャップが激しくなっています。ボーカルレスで、作曲はak.Honmaという人物なので完全にPorno Graffittiと関係ない状態になってしまっているのですが…今回のシングルはこの曲が最高かも(笑)。醸し出す雰囲気は…

 欧州の歴史ある町。雨が止んだばかりで夕日が曇り気味の空の隙間を照らしている。コートを羽織ってうつむいたまま、傘についた水を弾くように傘で石畳の道路を軽くつついた若い女性は物音に顔を上げるが、それは自分には関係のない馬車の馬蹄の響きだと知って再びうつむく。
 何時間待っただろうか。懐中時計を忘れてきてしまったので時間が分からないが、夕日がまだまだ沈まない様子を見ると時間はそれほど経っていないのかもしれない。待ち人は今どこに…。
 夢を追って大都会へ踏み出す機会を得るべく舞台脚本を書き続けている青年と酒場で出会ったのは1ヶ月前。女は一方舞台女優だった。その偶然が2人を親密にしていったがそれは不幸なことで、女は公演でまた別の町に行くことになっているために辛い別れが待っていた。そのことを2人知りつつもそのことを払拭するようにいろいろなところに出かけ、買い物をし、手をつなぎ、恋人である時間を急ぐように楽しんだ。しかし当然のように時間は流れそして、次の公演先が決まってこの町を去るのが今日だと分かったのが一昨日。ちょうどそのとき青年は成功を掴む機会を得て、都会に用事が出来ていた。彼女が町を去ることになる今日には会いに戻ってくると約束した彼だが、約束の時間は既に去っている。
 そろそろ、と言うように夕日の朱が静かに消えていった。雨が馬車を遅らせたのだろうと女は諦めてそこを立ち去ろうとする。そこに慌しい馬車の音。女を引き止める声。振り向けば髪の乱れた青年がそこに立っていた。息を切らしながら青年は、必ず成功してあなたを演じさせるからそれまで待っていてくれ、としっかりとした口調で言う。女は涙を抑えきれずに思わず傘を掴む力が抜けて、傘が落ちた。その音を合図に青年は女をしっかりと抱きしめる。そして女もそれに答えるように抱きついた。とたんに雲が消え、地平線の先で消えそうな夕日が2人を照らし、この先の2人を暗示しているようだった…。

 うわっ、くせー。反省。でもこの文章、どこかに使おうっと。

(26/May/2002)
タスクマネージャ

 WinNT系にしか入っていないタスクマネージャですが、Process++というソフトによって9x系でも優先度の変更などが出来てしまいました。…WinNT系で動作しないソフトがあることを考えたら使うのはMeだけでいいかも。


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