H - S H I N ' s r o o m s ! |
そう言う君は? |
今日、妙なフリーソフトを拾いました。ゲームだったのですが、個人制作らしく、その人の意見を長々と書いた「戯言.txt」というものがありました。 読んでみたところ、その人は過去、ネット上のフォーラムに集まった人々で壮大なゲームを作っていたそうで、圧縮しても4メガバイトを超えるものになったそうです。 大きすぎてネットに載せるわけにもいかず、ある会社から契約を申し込まれて受けたという事でした。 でも18禁に変える事になってしまい、その人はリーダーと決別して離れたそうです。
前置きが長くなりましたが問題はここからです。その人のチーム結成に対する理論が続いたのです。 内容を覚えておいてください。まず、レベルが高い人々が集まって実績を上げないと、参加を申し込む人のレベルは実績より劣るものゆえにろくな人材が集まらないというのです。 ソフト製作会社は人を選ぶ時にセンスと能力が相当に高くない限り絶対に切る、ともありました。 また、Bio_100%には端にも掛からないような連中が参加を申し込むという事が言われておりました。 そこまで言うので、ゲームに期待を以って実行しました。
はぁ? なに? 絵が変。色が....。俺のMebiusの解像度に問題? 強制終了後もう一回起動したら大丈夫になりました。これって、DOOM? 敵はださい人型ロボット。テクスチャ荒いし、ステータスの文字が伸び切って読めないし、壁にはまって動けなるし、曲が話にならないし。 低スペックでも動くというのが売りでも、間違いなく糞。即、消しました。
こいつはなんだったのでしょう。GHのほうがよっぽどすごい("自画自賛")。こういう風にならないようにします。
いい家とは? |
数年前から全国で欠陥住宅のトラブルが生じていますね。国内は愚か、大地震のあったトルコ共和国や台湾でも問題になっているほどです。
私の家(アパート)の目の前で新築住宅が建てられています。骨組みを作っていた時に見たら斜めにも柱が入っていて、時間を掛けて丁寧に建てられていました。そして壁などをある程度作った時点でなんと、住宅公開を行いました。内装などの技術の宣伝ですね。これがホントのオープンハウス(笑)。
どのようなものか行ってみました。意外に客が多いので驚きました。建設会社の人が案内をしてくれます。まずは壁の仕組みです。断熱材の重ね方が重要で、ただ入れただけでは外気と室内の温度差で結露が生じてしまいます。室内の空気を壁の下から、壁の内部を通して上昇させて(暖かいから勝手に上昇する)少し外に逃がすという工夫や、ねずみ&ゴキブリ返しなどの意外に単純な仕組みを見、風呂を見る事になりました。車椅子でもそのまま浴室に入れ(そこのご主人は足が悪い)、腕の力だけで浴槽に入れる仕組みでした。そのメーカーは意外にもYAMAHA。
階段が出来ていなかった(でもゆとりのある物になる事は容易に想像できた)ので梯子を上り、ベランダの排水機構、屋根の新材質(これも結露を防ぐ上に、従来と異なりほとんど劣化しない(従来のはすぐに紙のようにぺらぺらになってしまう))を見ました。一階に戻り床の下、土台を見ました。木やコンクリではなく、ポリ系の物質で出来た柱で土台の上に家は乗っています。床の下には、発泡スチロールに見える断熱材(安いのに高品位)が。
普通は地震による崩壊を防ぐために地面に杭を打ち込みますが、これって実は危険なんですね。この家は、土台が土の中で船の如く浮いている状態(これ、最新技術)なので自信を持って10年保証だそうです。
最後に疑問を投げかけました。まだむき出しの柱がすべて縦に裂けているのです。安全なのかと尋ねると、
「柱を乾燥させやすくしているんです。割っておかないと乾燥しないで後々変形してしまいますから」
なるほど。また、柱が多くの節を含んでいた事に関しては、 「節がないと弱いんです」
そうか。私のカンナを尽く欠いてくれた節は有益なものだったのか。
帰りに観葉植物と缶コーヒーをもらいました。いい1日でしたね。
結論:小さい会社のほうが意外に信用でき、正しいものを求めるほどに安く上がる(!)
これは買っちゃぁ... |
「買ってはいけない」という本をご存知でしょうか。 週刊金曜日という雑誌の別冊で、様々な商品の危険性をひたすらに訴えるものです。これにかかると、味の素のグルタミン酸に発癌性があるというのです。他にも、ラ王の「かんすい(麺を作る時に使う液体)」の危険性やアパガード(歯磨き粉)の毒性、正露丸の毒性などが書かれています。
発癌性についての記述が異様に多い。そのクセに、参照した論文、詳細なデータについては全く触れられておりません。 「魚に○○を投与したところ少量で死亡した」などといった記述ばかりです。コアラの主食ユーカリの葉は人間が食べると死にます。 つまり、他の動物での比較は当てになりません。編者の職業は、医者、商品ジャーナリストなど。 全く学問できない人々です。学問している方はお分かりになると思いますが、事象を定量化せず議論し、一方的な見地から述べる事は危険です。
対抗するように、他社から「買ってはいけないを買ってはいけない」なる本も出ております。レイアウトをそっくりにして反論(賛成できるところは掘り下げていた)しているものです。やはり定量化していないところを突いています。 しかしながら、こちらも議論が不十分。だめですね。
そして、「買ってはいけないは嘘である(だったかな?)」なる本もあります。便乗商売でしょ。
もちろん、私は全部立ち読みしました。なぜなら、「扇動本を買ってはいけない」からです。
プログラムが原因か? |
あれは一昨日の事。私が楽しみにしていたPlayStation用のリアルドライブシミュレータGranTurismo2(Copyright 1999 Polyphony Digital)のCMが流れていました。
「おぉ。そうか25日発売だもんな。印象付けるためだな」
と思っていたら、画面には「12/11に発売延期になりました」。がっかりです。翌日、S口氏からは「DQ7が2月に延期」という情報が。大学の友人には「あれ? 1月じゃない?」といわれましたが間違いなく延期ですね。
どうして延期になるのでしょうか? 原因は少なくとも3つ考えられます。
1品質を追求しすぎて止まらない
これは人の事言えません。私がそれではまったもので。GhostHuntingβver.作ったのが Oct/1998 。で、完成が丁度1年後。あの時は「1998年中に完成させる」と豪語していたのに。プログラムのライブラリの整合性の関係でうまく行かなかったところで悩み続けていた事が主な原因ですが、やはり品質の追求に走ってしまった事も否めません(バグ抜きもあったなぁ(汗))。ですからプロなら尚更でしょう。GT2は恐らくこれでしょう。発売時期が近づくと何故か図ったように新車が出るんですよねぇ。あの RENAISSANCE もつぶれかかっているくせに新車出しまくるし。とっととRENAULTの傘下に入りやがれ2売れる時期に合わせようとする
まさか大きなバグがあったとか!?
夏休みやクリスマスを狙うって奴ですね。賛否両論あるでしょうが、商売である以上仕方ありません。私はそういうの、大っ嫌いですね(笑)。3無理なスケジュール
また、強いソフト(FFなど)を避けるという場合もあります。これは大賛成です。売れ残りというのは資源の無駄ですから。でもFF9は恐れるに足りませんな。
2と重なる話ではありますが、この場合は2と違って、はじめから「売れる時期」に照準を合わせて会社のヘッドクォーターから厳しいスケジュールを言い渡されるものです。でも、間に合うはずがなく発売延期になるわけですね。
DQ7の場合はENIXがSCEIに1999年正月のCMでハッパかけられましたね。でも駄目ぇー(笑)
GT2やっと発売 |
1999年春には、夏発売予定。8月には、9月発売予定。9月には、11月25日発売予定。11月になって12月11日発売予定に変更。3回も発売予定日を変えたGranTurismo2が発売されました。手にするまで、「また延びるんじゃないのか」という疑念が消えませんでした。購入し、遊んでみました。ムービーは大昔のレーシングカーの映像とCGが重なったり、ピアノソロで始まったり...あれ? 聴いた事のあるフレーズだ、って1の音楽そのものが始まった。CGは奇麗になっているけど、雰囲気そのものは変わっていない。興醒めしました。気を取り直してアーケードモードでレース。「なにっ!? 滑るっ!?(シャアではない)」1より挙動がストイックになっていますね。次にお楽しみのダートコース。「くっ、滑るっ! ぬうぅ、させるかぁっ!(シャアではない)」燃えました。景色が美しく、車種もとてつもなく増えて、新車も古いものも、いろんなカテゴリーのレーシングカーも運転できるのです。でも、不満が結構多い。レースを終えると無条件で リプレイが始まってしまうし、読み込み相変わらず遅いし。
発売延期の理由ははっきりしませんが、痕跡とでも言えるものがありました。ゲーム中で「i」の文字のアイコンを選択したら、企業の著作権がだらだらと表示されたのです。無駄な機能ですが、どこかの企業がこれを無理に要求したのではないでしょうか。突拍子もないところにありますから、折り合い(こんなところに入れたらユーザーに文句言われます vs 目立つところに書いてくれ)がつかなかったせいで出荷が遅れたのだと思います。
ゲームの発売延期には「ライセンス」も要因としてかかってくるんですね。FormulaOneも過去そのようなことがありました。買おうか迷っていたら突然店頭から消えたんです。驚きましたね。
結論:トヨタよ、どう考えてもDDRを間違っているし、「五月蝿い」はすぐに読めるぞ!